« 秋を、彩る | メイン | 中学1年、さつまいもを収穫! »

2014年11月14日 (金)

公開研究授業「天平のグローバリズム」実施

高校1年「古文」、および高校2年「現代文」の時間に、立教池袋中学校高等学校の内田芳宏先生をお招きした公開研究授業が行われました。
内田先生の担当は数学ですが、今回は本校国語科の伊藤教諭とのコラボ授業が企画されました。
古文の授業ではちょうど三大和歌集を扱った単元に入り、天平文様についても学習中です。
また現代文ではイスラム文化などの異文化理解について学習しています。
この授業では、天平文様やイスラムのモスクに描かれた文様などに共通して潜む数学的知識を実際の作図・デザインを通して体感し、同時に文化のグローバリズムを理解することを目標としています。
生徒たちは実際に定規とコンパスを使って幾何学模様を作図し、できあがった図形が天平の文様などといかに合致しているかをOHPシートを使って確認しました。
そしてさらに、宗教や文化を超えて様々な装飾などに幾何学が使われていることを確認し、数学のグローバリズムを学びました。
生徒たちも作図を通して体感することにより、理解も深まったことと思います。
内田先生、貴重なお話をありがとうございました。

141114_11

141114_12

141114_13

141114_14