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2011年3月18日 (金)

前向きに!!

ご無沙汰しておりました。
まずは、この度の大震災により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

そろそろ更新しなくては……と思っていた矢先、地震に襲われてしまいました。
その後は、とてもではありませんが時間的余裕も精神的余裕もなく、今に至ります。
ただ、昨日無事卒業式も挙行することができ、学校も少しは前向きにやっていかなきゃなぁと思いキーボードを叩いています。

ということで、今回は真面目な内容になります(たぶん)。

あの日の一部始終を記すのは避けますが、本当に長い一日でした。
ただし大きな被害があったわけではなく、交通機関がストップしたとはいえ、ライフラインも問題があったわけではありません。
学校にとって一番の問題は、保護者との連絡がなかなか取れないということだったと思います。
生徒にとっては、それはやはり不安なものです。
中にはやっと連絡がとれた途端、泣き出す生徒もいました。
連絡を取る方法は今までも考えられてきましたが、さらに熟考する必要がありますね。

さて図書館ですが、書架が倒れるということはありませんでしたが、本の落下は見られました。
しかし量はそれほどではなく、その後一人で片づけることができる程度でした。
後で分かったことですが、1階はそれくらいで済んだのですが、2階から4階の大学図書館の書庫の方はかなり多くの本が落下したとのこと。
特に上の階ほどひどく、4階などはすごかったようです。
どれほどひどかったかは、……ご想像におまかせします。

今回痛感したのは、耐震工事というのはやはり大切なのだということ。
移転の時は、書架が入っても「耐震工事まだだよー」などと工事のおっちゃんに言われ、まだなのかーとガックリしたりしたのだけれど、ちゃんと耐震してなかったらとんでもないことになっていたかもしれない。
おっちゃん、ガックリしてごめんなさい

いろいろな行事が中止になったりして生徒諸君もがっかりしていると思うのだけれど、長い時間の中では耐えなきゃいけない時も必ずあるものです。
人間万事塞翁が馬。
今回のことは必ず幸に転ずることと信じます。

今年度はここまで。
春休みは節電しつつ自己鍛錬の日々とすべし。
4月はまたおちゃらけたブログでお会いしましょう。

2011年3月 3日 (木)

花粉症がやってきた

今年の花粉はすごい、らしい。
私自身は花粉症持ちではないので正直なところあまりよくわからないのだけれど、家にいる某女性(何度も言うが一人しかいないのだけれど)はひどい花粉症持ち。
したがってその年の花粉が多いかどうかが、家庭の平穏の鍵となるのである。
今年は、大荒れである。

図書事務室に来る生徒にも、ひどいハナの持ち主がいる。
延々と洟をかんでいる。
室内にいる時間のうち、4分の3はビービービーである。
うーん、まぁ仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、落ち着かんなぁ。

実は花粉症女性にはちょっとしたトラウマがある。
二年前の八王子駅。
マスクをした女性が慌てた様子で柱の陰に走っていったので何かと思ったら、マスクをはずして洟をかもうとしているらしい。
大変だなぁと思って何気なく見たら、その外したマスクの下から現れた小さな鼻には丸めたティッシュが詰め込まれていたのである、しかも両方(たぶん)。
ひぇ~、見てはいけないものを見てしまったぁ!
隠そうとはしていたみたいだけど、こんな人目につくようなところでやらんでくれぇー。
見ていません、見ていませんと言いながら(心の中で)逃げるように通り過ぎたのだが、綺麗な女性だっただけにショックは大きい。

それ以来、この時期にマスクをかけた女性を見ると、その下には丸めたティッシュが押しこまれているのでは、と疑うようになってしまった。
トラウマである。
もっとも全員というわけではないだろう。
しかし思うに、マスクをした女性の10人に3人はティッシュを詰めているな(根拠全くなし)。
だがそれはエチケットとして口にしてはいけないのである。

「ということで、きっと君はティッシュを詰めているのだろうけれど、それは指摘しないことにするよ」
「してるじゃん! っていうか詰めてません!」

しかしこんなことを書いていると、日本花粉症友の会からクレームがきてしまうかもしれない(そんな会があるのかどうか分からんけど)。
本校図書館はマスクをしていようがしていまいが、皆を温かく迎えておりますので悪しからず。