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2011年7月25日 (月)

夏休み来るも‥‥。

ちょっとちょっとちょっと、全然更新してないじゃないですか!
夏休み前の浮ついた気分の生徒たちに突っつかれ、さらに「先生ちゃんと仕事しなきゃだめですよ」などと駄目を押され、あー腹立つ。
夏休み前で生徒は楽しくて仕方ないんだろうけど、こっちは最後の追い込みで四苦八苦。

図書の方は夏休み前にどっと借りていく生徒がどっとやってきてバタバタだし。
返却ポストはまるで舌をべろーっと出しているかのように、口からはみ出すほど一気にたくさん返却されてくるし。
こんな大量の返却本は初めてではないだろうか?

さらに広告の仕事。
広告会社は、学校相手だと夏休み中は仕事が進まなくなるんでその前に原稿上げちゃおうとする。
よって同時にすごい数の仕事が進行することになっちゃったりするわけだこれが!
いやぁ、まいった。
(以上、更新遅れの言い訳であった)

そんな中でも懸案だったのは、朝日小学生新聞の6日連続特枠の原稿。
8月の頭に6日間連続で、皆さんご存知のあの小学生新聞に小さな枠だけれど、広告が載ります。
ただの広告ではなくて、ちょっと企画性のある記事を載せるということで、どんなことをしようかずっと悩んでおった。
けれども、忙しさにかまけて後回しに。
ぎりぎりになって、「共立第二今日の川柳」をテーマにすることを思いつく。
なんですか、それ? と首をひねる向きもあろうが、要するにちょっとだけクスッと笑えるような、それでいて学校をアピールするような川柳を6日連続で掲載するのだ。
川柳だけじゃ何なんで、イラストも同時に載せることにするのだ。
なかなかいいアイデアじゃないか(自画自賛)!
やったぞ司書教諭(過剰自画自賛)!

ところが甘かった。
そんな都合よく川柳など思いつかんわ。
しかも6日間分。
まずい、時間がない‥‥。
というわけで、ババババッと冷や汗かきながらとにかく6句、書くだけ書いた。
イラストは生徒に描いてもらおうということで、図書委員かつ漫画研究部員に依頼。
どうにか快諾(?)を得る。

とりあえず作った川柳を見せ、川柳の内容に沿った内容でイラストをお願いする。
それでもやはり6枚は厳しいようだ。
すると、この生徒の友達であるペンギンが横から口を出してくる。
「この川柳、先生作ったんですかー、先生、センスないですねー」バタバタ。

こーのぉーー(怒怒怒)!!!

わなわなと握る拳を震わせながら、暴力教師になってはいかんので必死に我慢する。
ペンギンごときに駄目出しされるとは思わんかった。
するとこのペンギン、私もイラスト半分描きまーす、などと言う。
まぁPOPカードなどもけっこう上手いのでじゃあやってみー、と怒りをおさえつつペンギンにも半分の3枚を依頼。

と、ところが夏休み直前にまたペンギンがやってきて、「先生ーやっぱり描けませーん」とか言う。

あーのーなぁーーー(弩怒弩怒弩怒)!

こやつ、人を怒らせることを趣味にしているのと違うか?
こっちは暴力教師寸前の状態である。

まぁそれでもイラストの上手な別の生徒にちゃんとお願いするから許せというので、仏の司書教諭は広い心で許すのであった。
お二人さん、いいイラストお願いします。

ということで、朝日小学生新聞を購読されている方は、ぜひ一面に掲載されるこの企画、ご注目ください。
ちょっとだけニヤッとしていただけると嬉しいのですが。
つまらないぞ、と思った方は、司書教諭のごとく(?)、海のような広い心でお許しください。

2011年7月12日 (火)

ペンギンの逆襲

テスト期間中、しばらくストップしていたアンケートの集計をやらなきゃいけない、ということで図書委員会の役員がやってきた。
バタバタバタ、ペンギンである。

「先生何ですかここ暑いじゃないですか」
バタバタとやってくるやいなや、文句言いまくりである。
あーうるさい。
何度も書いてきたがエアコンのリモコンがまともに作動しない図書事務室は、いつの間にか温度がぐぐっと上がったりするわけだけれど。
まぁ確かにかなり暑くなっていたので設定温度を1℃だけ下げてみる。

「あー、こんなところにリモコン、あるじゃないですかぁー」バタバタ。
妙にはしゃいでいる。
そんなことはどうでもいいから早く仕事をせい!

などと言いつつこちらも仕事をしているうちに、なんかヤケに涼しく‥‥‥というより寒くなってきたような?
どうも変だと思ってリモコンを見てみると、げぇぇー、19℃に設定されてるじゃん!
ペンギンがこっそりと設定温度下げやがった!
「こらー、おまえー、いつの間にやったんだ!」
「先生、人をおまえ呼ばわりしないでください!」
「どうもすいません‥‥‥って、そういうことじゃないだろー」
「あーダメです、温度上げないでください、私暑いと仕事できません、死んじゃいます」
「死なん! それくらいで人は死なん!」
「何ですか先生、大人げないですよ!」
「えーい、うるさい!!」

とっくみ合いである。
リモコン前から離そうとしても、近くのドアにしがみついて離れようとしない。
何が哀しくてエアコンのリモコンごときで生徒と格闘せねばならぬのだ!
ぜいぜい。

「わかりました、先生、じゃぁ温度上げますよ」
よし、分かったか‥‥‥って、上げたっていっても23℃じゃないかぁー、いくらリモコン異常だからといって、23℃じゃ低すぎるわい。
「おいおい、もっと上げろー、こんなんだと校長に怒られるぞー」
「先生、怒られるくらいならいいじゃないですか、暑いと人は死ぬんですよー」
「23℃じゃ熱中症にもならん! 絶対ならん!!」

疲れた。
部屋は寒いくらいなのに、生徒とひっぱり合いをして、暑くなってしまった。
もう、ぐったりである。
恐るべし、ペンギンの逆襲‥‥‥。

2011年7月 5日 (火)

うちわぶ

図書事務室は暑い。
扇風機が欲しい。
しかし近くの電気屋に行ってみたら、在庫は壁掛け用だけ、品切れである。
しかたない、家からうちわを持ってくる。
しかしうちわであおいでいると仕事にならない(当たり前だ)。
そんな今日この頃。

生徒がぞろぞろやってきて相変わらず図書事務室が暑いと文句を言う。
ならば来るなと怒る。
だが文句を言いながら居座る。
そのうち、うちわを見つけあおぎだす。
そのうち、何だか知らんけど騒ぎ出す、盛大にうちわをあおぎながら。

「こ、こうですか先輩!」
「そんなんじゃ駄目だ、もっと力強く振るんだ!」
「こうですか!」
「もっとだ、地球の裏側まで届かせるように振れ!」
「先輩、こうですか、こうですか!」
「振れぇー! 大地にたたきつけろ!」
「せんぱぁーいぃ!」

‥‥‥で、何なんだ、その小芝居は?
「うちわ部です。うちわ部の特訓です」
こやつら‥‥‥前々からそうじゃないかとは疑っていたが、やはり○○だな。
(○○=自主規制)
特訓でも何でもいいが、図書事務室で熱を発散させるなと言うとるだろーが‥‥‥。
また温度が上がるぞ。
うちわ部でもせんす部でもいいが、ここでやるな!
ブログにも書いてやったからなー、もう図書事務室には来なくていいぞー。
外でやれ!

今日の一言。
「うちわぶ」は「ちくわぶ」に似ている。