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2011年9月28日 (水)

悪だくみはほどほどに

白亜祭が終わったばかりなのだけれど、10月に入るとすぐに修学旅行ラッシュとなる。
中3は関西へ、高2は北九州へ。
今日も高2が図書事務室で修学旅行トークをしていたが、何やら悪だくみを考えているようである。
悪だくみと言っても、テロを起こそうとか現金輸送車を襲おうとかいうわけではないようだが(それはちょっと困る)。
そんな大それたことではない、せいぜい長崎でちゃんぽんを食い逃げしようとか、グラバー園のハートストーンを剥がして持ち帰ろうとか、それくらい(ウソです)。
いえ、本当は実害のないタワイもないことなのだけれど。

しかしたいしたことでなくとも、教員の前で平気でそういう話をするのはいかがなものかと。
もっとも司書教諭を教員として見ていない節がコヤツらには見られるが。
許せん!
教員としては放ってはおけない。

「君たち、そーゆーことをやってはいかーん!」
「えーそんなことしませんよー、冗談に決まってるじゃないですかぁー!」

‥‥‥やるな。
絶対やるな、コヤツらは。
とりあえず担任にチクッておこう。

もっとも教員の側もそんなことは百も承知なんだけどね。
まぁ生徒は楽しんでもらえばいいのだけれど、教員、特に担任の先生など修学旅行は苦労が絶えないのである。
口を酸っぱくして時間厳守と言っても遅れてくる生徒がいるし。
(次発新幹線により後追い)
ともすればフラフラ別の場所に行っていまうような生徒がいたりして。
(教員捜索隊出動)
何時になっても寝ないで騒ぐ生徒もあちこちで出現するし。
(教員怒鳴りこみ隊出動)

まぁ何のハプニングもなく終わってしまうというのも、面白くないと言えば面白くないのだけれど。
などと言うと引率の先生方に怒られるのでやめておこう‥‥。
とにかく生徒諸君、教員に苦労をかけぬよう心得て楽しんでくるように!

2011年9月21日 (水)

祭り反省(やや真面目)

白亜祭も無事終わり、振替休日です。
そしてすごい台風が日本列島縦断中です。

振替休日というのは平日に休めるので嬉しいのだけれど、今日は通常授業日であっても台風の接近により臨時休校になったはず、逆に何かすごく損しているような感じがしてしまうのは私だけではないだろうな。
加えて、他の学校が休みでない今日だったらおそらくガラガラだろうとディズニーランド行楽計画を立てていた生徒諸君、君たちの絶望感は想像するに余りある。
大雨を恨みつつ、我が身の不幸を恨みつつ、勉強に精を出してくれたまえ。
(もっともこの嵐の中、しっかり行った強者もきっといるだろうけど)

それにしてもこの台風、白亜祭の当日にぶつからなくてよかった。
大勢のお客さんが来てくれて、特に中庭はファイナルパーティーまでずっと盛り上がっていたので、これが中止になったりすると目も当てられない。
(この台風だったら白亜祭自体中止だろうけど)
KARA(もどき)やらAKB48(もどき)やら、女子校生というものは本当に歌ったり踊ったりが大好きである。

しかし残念(?)なのは、ほかにも「~もどき」が何グル―プもいたのだけれど、曲を聞いても誰の何という曲なのか、KARAとAKB以外は全く分からないこと。
何てこったい!
けっこうJpopには強いはずだったのだが(歳の割にはだけど)、寄る年波には勝てず、分からん分からん。
ちょっと悔しい。
しかしそんなことをちょっと生徒に言ってみるとシラーっとした表情。
「むしろあれを全部知っていたら、そっちの方が気持ち悪いです!」
なるほど。
そうとも言えるな。

とはいえ、それがわからないと、「ひびコレ!」に写真を載せても、これは誰それの「もどき」です、という説明が書けないのだ。
たとえばオープニングパーティーでケミカルライトを使ったダンスパフォーマンスがあったが(「ひびコレ!」参照)、あれが何をコピーしたものなのか、未だに分からん。
近くにいた先生たちにちょっと聞いたけど誰も分かっていない。
もしかして、オリジナルなのかしらん。
とすれば、なかなかナイスですけどね。
ということで、写真にも具体的な説明はつけなかったりしたわけである‥‥‥。
誰かご存じの方、教えてください。

さて、図書館は白亜祭中は閉館でした。
図書館を見学したいというお客さんがいたらしいのだけれど、なにぶん人手不足なもので、申し訳ございません。
広報の仕事とか、何もしなくていいなら図書館開けておいてもいいんですけどねー。
来年はそうしてもらおうかしらん(絶対その方が楽だし)。
とにかく、ご希望に添えなかった皆さん、この場を借りてお詫び申し上げます。
また説明会などでご来館ください!

生徒諸君も明日からは通常の日々となります。
ゆっくり本でも読みませう!

2011年9月14日 (水)

仲良し‥‥すぎる!

実は夏休み中に卒業生からぬいぐるみをもらった。
スマイルくん親子だけでは淋しかろうということだが、よく聞いてみると、何年も前に人からもらったけどずっと仕舞い込んでいたものらしい。
それって、捨てるに捨てられないから持ってきて贈呈しますなどという、かなり自分勝手なやりようではないか、と憤慨しつつも、貰えるものなら何でも貰ってしまうという貧乏性、もとい、人生哲学を実践し、ありがたく頂戴しておく。

ということで、早速スマイルくん親子の隣に座らせてみる‥‥‥。
20110913a  
うーん、いかがなものでせうか‥‥‥?
この新入り二人、ご覧の通りドナルドとデイジーなわけだけど、ちょっと仲良し‥‥‥すぎませんかね?
離そうと思っても離せない、最初から結びつけてあるんですね、これ。
もうー、ベタベタです。
これは思春期を迎えようとするチビくま君(まだ思春期ではないかもしれませんが)にも、悪影響を与えるでありましょう。

「ねえ、お父さん、お隣の二人はなんだか仲いいねー」
「チビくん、世の中には見ていいものと良くないものがあるのだよ、あれは見てはいかん」
「でも何か気になるんだよー」
「いかーん、見てはいかーん!」

おそらくこのような会話が行われているに違いないので、配置を変えてみたりして。
20110913b  

後ろの木製サインの上に二人を座らせてみました。
チビくまくんの視界には入らないような教育的配慮であります。
どうだ、スマイルくんもほっとしただろう!
まぁでも、なんか変ですね、この配置。
だいたい、ぬいぐるみの性格が違うので、並べておくのもどんなものやら。
それでも、そのうち落ち着くところに落ち着くでしょう‥‥‥。

ということで、ドナルドとデイジーもよろしく。
くれぐれも、いちゃいちゃするなー、とか言って意地悪などしないように!

ところで白亜祭も近づき、学校は何となく慌ただしさが漂っている。
図書館にも、あれをくれ、それを貸せ、といった要求をつきつけてくる者が増えた。

「先生、古新聞ください、くれないと外に置いてあるヤツ、持っていっちゃいますよ!」
これだ‥‥‥。
ふざけて言っているのは分かってはいるが、腹がたつ!
けれどもいろいろ言うのも面倒なので、どっさりと渡して、早く帰れーと厄介払いをする。

「先生、カウンターに置いてある呼び鈴、白亜祭当日に貸してください!」
「何に使うの?」
「おばけ屋敷です!」
おばけ屋敷に呼び鈴?
一応説明を受けたが何だかよく分からないので、実際に行ってみて確かめるしかないかしらん。
貸してあげるけど、壊さんでくれ‥‥‥。

「センセーセンセー、ちょっとたいへんなんです、みどりいろぬっていたんですけどうまくぬれなくてむらがいっぱいできてしまって、まかせてもらってやっているんですけどうまくできなくて、もうぬっていたんじゃだめなんで、とにかくたいへんなんです」
「‥‥‥で、何が言いたい?」
「みどりいろのがようしください、いっぱい」
こういう訳の分からん要求は、一言「知らん!」で断ってもよいのだが、いかんせん司書教諭は親切で優しい人格者であるので、どーんといっぱいの緑紙を持っていかせたのであった。
ちなみに彼女からは先日、妖怪饅頭をもらったわけだが、それとこれとは関係がにゃいので邪推せぬこと!

まぁ協力できることはしますけど、常識をわきまえつつ要求したまえ!
白亜祭まであと三日!

2011年9月 7日 (水)

ありがとうございます。

二学期です。
お久しぶりです。
夏休み中も何かと仕事は続いていたので二学期が始まったからといって改めて感慨に耽るということもないのだけれど、何が違うって、とにかく生徒がうるさい。
あぁ、また始まってしまったのですねぇ。
この喧騒と忍耐の日々‥‥。

まぁそれはそうと、生徒諸君、早速何やかやとお土産を持ってきていただき、どうもありがとうです。
菓子類をちょこっと、というのがほとんどだけど、たまにどーんと箱で持ってきてくれたりして。
笑えたのは、ゲゲゲの女房などでブレイクした、あの鳥取県の境港に遊びに行った生徒がもってきてくれた「妖怪饅頭」。
最初見た時は、なんじゃこりゃ、新聞でくるんであるじゃん!と不審に思ったのだけれど、あらびっくり、くるんである新聞はこのお菓子の箱を包むためにデザインされた「妖怪新聞」!
おもしろい。
写真をアップしておこう!

20110907

饅頭も、鬼太郎をはじめ目玉おやじやねずみ男もいるぞ。
すばらしい!

これだけ宣伝したのだから、きっとこのメーカーからそのうちどさっと妖怪饅頭が送られてくるに違いない。
今から楽しみである。
(このブログを見てくれているとは到底思えんが‥‥)
ちなみにこのメーカー、「寺子屋ウェーブ」という会社らしい。
名前も実にナイスである。

もちろん何度も言っているのだけれど、お土産をもらったからといって生徒をえこひいきする、なんてことは公明正大・清廉潔白な司書教諭にはありえない(たぶん)。

実はお土産閻魔帳(えんまちょう)というのがあって、お土産の量や質によりそれを5段階評定して記録してある、なんてこともあるわけない(たぶん)。

でもって、その評価によって司書教諭の態度が5段階に変化し、評価5の生徒には図書事務室に入った途端コーヒーが出る、なんてこともにゃい(‥‥たぶん)。

まぁ、ないんだけどうまいものはうまいな。
どうもありがとうございます。

しかしそれと同時に、ブログを更新していないことを非難する者が多くて困る。
生徒だけでなく、いろいろな方面からプレッシャーを受け、焦る司書教諭。
久しく更新していなかったので、うまくいけばこのままばっくれてしまっても大丈夫じゃないか、と密かに考えていたのだが。
いわゆる自然消滅というヤツだな。
まぁでもやはりだめなようで‥‥。
脅迫にも似たプレッシャーに負け、もとい、熱きご期待に応え、続けさせていただきます。

とりあえずは17・18日に迫っている白亜祭、みなさん頑張りましょう!