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2012年1月26日 (木)

発表怖い‥‥‥

中学校入試が近づいてまいりました。
私の緊張も限界が近づいてまいりました。

この時期になると必ずこのブログでも愚痴をこぼしてしまうのだけれど、そんなに緊張するほど何が嫌かって、とにかく学校ホームページでの合格発表が怖ろしいのである。
毎年毎年、絶対何か大きなミスをしてしまうぞ、と小心は震えあがる。
そ、そして皆さんもご存知かもしれないけれど、つい先日、どこかで本当にそういうことがあったらしく‥‥‥。

すでに入試を実施したところもあるわけで、実は某中学校入試で間違った番号一覧をホームページで合格発表してしまったとのこと。
テレビのニュースで見た時には、間違いなく私の心臓は3秒くらい止まったな。
明日はわが身‥‥‥。

どうやらその学校は、昨年の発表用データをアップしてしまったらしい。
おそらく皆さん、何でそんなことになるんだと不思議に思うかもしれない。
けれど、私は分かります、実際参考になるかと思って昨年のデータとか残してあるし。
それを何かの間違いでアップしてしまうなんてこと‥‥‥あー、やってしまいそうだぁー‥‥‥もうやるとしか思えん。

そりゃ確認はしますよ、もちろん。
でも今年の発表データを何度も確認しているうちに、一種のゲシュタルト崩壊を起こして、何だかこれは違うぞ、これは間違っているぞ、あーこっちの方が正しいぞ、こっちをアップだ!
などという感じで昨年度のものを出しちゃったりして。
たとえば。

「あれ~、これって合格者一覧でしたっけ?」
「そうですよ先生、何度も確認したじゃないですか」
「でも何か、この表ってこんな形してなかったんじゃないかなー、何かおかしいなー、本当にこれでいいのかなー」
「先生、大丈夫ですか?」
「うーん、やっぱりこれはおかしい! 表はこんな形してない! あ、こっちにちゃんとしたのがあるじゃないか、こっちがきっと正しいデータだ!」
「せ、先生!」
「あーもう時間だ、それアップだ!」
「せんせー! それ去年のデータですよー!」
「げっ」

あぁ、また妄想してしまいました‥‥‥。

ちなみにゲシュタルト崩壊というのは、例えば1つの文字をずっと見ていると、意味のない線の集合に思えてきて「こんな形してたっけ?」と分からなくなってしまう現象のこと。
そういうこと、よくありませんか?
私だけ?

受験生の皆さん、お互いに、気持ちを強くもって乗り切りましょう‥‥‥。

2012年1月19日 (木)

珍解答入試導入の提言

何となく慌しいシーズンになってきました。
要するに中学・高校の入試の季節。
すでに昨日、今日の両日は高校推薦入試の願書受付が行われており、明日からは中学校入試の郵送による願書受付がスタート。
もうここまで来てしまうと「広報」の役割は薄くなり(むしろ、来年度入試に向けての広報の仕事はすでに始まっているのだが)、今年の入試は見てるしかない。
とはいうものの、見ているだけでも落ち着かない。

まぁこちらも落ち着かないのだが、受験生も大変だろうな、ホントに。
今さら言うのも何なんだけど、入試問題のマルバツだけで判断するというのはいかがなものでしょうかね、教員がこんなこと言うのもなんなんだけど。
先日図書館に入った「爆笑・テストの珍解答」などという本を読んでみると、確かにひどいのが(笑えるのが)いろいろあるのだけれど、中には感心するものもある。
例えば、

問題 「あながち~ない」を使って文を作りなさい。
誤答 「あながちいさくて、中が見えない」 

問題 水戸・薩摩の脱藩浪士が井伊直弼を殺害した事件を何というか。
誤答 井伊直弼殺人事件

問題 「No Smoking」を日本語に訳せ。
誤答 「横綱がいない」

問題 最も長い川はなんでしょうか?
誤答 天の川

(正答は各々お考えください・どうしても分からなければ司書教諭まで)

どうでしょうか?
確かに誤解答なんだろうけど、私なんか面白いからマルにしちゃいたいんですけどね。
というか、考えようによってはマルでもいいんじゃない、とか思ったりして。
こういうユーモアがある受験生の方が先々伸びそうな気がするし。
(もっとも本人はユーモアを発揮しているわけではなく真面目に答えている(?)んでしょうけど)

いっそのこと入試の選抜方法の一つとして「珍解答入試」を設けるというのはいかがか?
問いに対し、正答は避けていかに捻った解答をしたかによって採点。
‥‥‥ま、却下されるでしょうね。

などとつまらないことを考える前に、こんなくだらない本を図書館に入れているのか! などとお叱りを受けると困るので、あらかじめお断りしておきます。
たまには息抜きも必要なので、多少くだらない本があってもお許しください。
(多少、ではないだろう、ということなかれ‥‥‥)

受験生のみなさん、もうしばらくがんばったら、思い切りくだらない本も読みましょう!

2012年1月12日 (木)

本年もよろしくです。

三学期も無事始まりました。
皆さん、今年もよろしくお願いします。

ひびコレでもちょっと触れたのだけれど、思い起こせば1年前は、どうにかこうにか図書館の引っ越しも終わり、新校舎での生活がやっとスタートしたところ。
いやぁ、あの1~2か月は本当に大変だった。
思い出すだけで、再びどっと疲れが出てきそうである。
あの時に比べれば実に穏やかに三学期がスタートできて、とても嬉しい今日この頃。

さて早速生徒たちがやってきて、あけおめを繰り返す。
そんな中で、常識外の「お〇か」が二人(〇は自主規制)。

◆お〇か1号
年末に年賀状を出すと言っていた某生徒、でも未だに着いてない。
「私も頑張って書いて急いで出したんだけど、まだ誰の家にも着いてないみたいなんですよ~」
「何で? いつ出したの?」
「いや、その、5日前くらいに‥‥‥」
はぁ? それって正月明けてから、さらに何日も経ってからってことじゃん!
まぁ元日に着かないくらいなら仕方ないけど、いくらなんでもそれは遅すぎるわ。
ほとんど寒中見舞いの時期ではないか!

◆お〇か2号
司書教諭の年賀状が面白いとかつまらないとか言っている中で、文句を言ってくる生徒あり。
「先生、私のとこ年賀状来てませんよ、何で私にはくれないんですかー、ひどい~」
「このぉ‥‥‥」
ちなみに言い掛かりをつけてきたこの生徒、私には年賀状を出していない。
ウチの息子の小学校の校長先生は生徒全員に年賀状を出しているそうで恐れ入るのだが、そこまで人間ができていない私など、とても真似できるものではない。
返事は必ず出させてもらうが、こちらから出すほど甘くはない!
ということで、腹立ったのでボコボコにしてやった(ウソです、ちょっとだけです)。

まぁそんなわけで、年始から常識のない者どもに頭をかかえる司書教諭であった。
もっとも上から目線で文句言えるほど立派なもんでもないけれど。
とりあえずこの二人は今後「お〇か1号」「お〇か2号」と呼ぶことにしよう。

年が変わっても、人は変わらんな。
とりあえず楽しい1年でありますように!