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2012年5月25日 (金)

久保田早紀様を知らんのか?!

定期考査も終わり、図書事務室に入ってくる生徒もテンション高いし、うるさい。
ふと気付くとカウンターの前で、私とほぼ同世代の事務のお姉さま(正確には何歳か年下です!)が一人の生徒に、久保田早紀がどうのこうのと話している。
どういう話の流れでその名前が出てきたのか分からないけれど。
しかし!
「久保田早紀? 私、知りませーん」とか言ってるじゃん!

なにぃーー!!
久保田早紀様を知らないってか!!

信じられん。
驚愕しおろおろする司書教諭はそこにいた5、6人の生徒全員に訊いてみたが、誰一人として知っている者がいにゃい!

本校の生徒でありながら、あの伝説的歌手を知らないとは何事ぞ。
1970年代の終わり、超ヒット曲「異邦人」で一世を風靡した久保田早紀様。
衝撃的なデビューを飾ったあの久保田早紀様。
ちなみに司書教諭は当時高校生。
何を隠そう、自分の小遣いで初めて買ったLPレコード(CDではない!)は彼女のファーストアルバム「夢がたり」。

もちろん、「そんな昔のことは知りません!」と主張する君たちの言葉も一般的には支持されるかもしれん。
むしろ君たちの父上、母上の世代の話であるし。
しかし、本校の生徒なら知らねばいかんのだ。
久保田早紀様は共立女子第二高等学校の卒業生、君たちの大先輩である!

嘘ではないぞ。
とりあえず今「Wikipedia」で調べてみたら、しっかり明記されておる。
ここ

ね。
ついでに「異邦人」も聞いてみなさい。
公的なブログなのにリンク張ってしまっていいのかよく分からんけど、叱られたら外すのでとりあえずamazonのリンクも張ってしまおう。
ここ

試聴しかできないけれど、きっと聞いたことあるはずじゃ。
いいでしょ?
今聞いても実に新鮮な音楽でしょ?
アルバムのジャケットも美しいでしょ?

とにかく本校の生徒としては、名前は知っておかなければならんのだ。
受験生の皆さんももしこれを読んでいたら、ぜひ覚えておこう。
来年の入試問題に出るかもしれません!
(すいません、ウソです。)

ついつい興奮してしまった。
もうお分かりかと思うけれど、司書教諭は大ファンであった。
何を隠そう、共立女子第二中学校高等学校の教員になったのは、学校OGである久保田早紀様に会えるのではないかと期待したことが最大の理由である。
未だに会えていないのが痛恨の極みである。

(すいません、ウソです。でもちょっとは思ってました。)

2012年5月22日 (火)

金環日食でしたけど

定期考査は今日まで。
けれども、すでに「ひびコレ!」にも記した通り、昨日はテストを直後に控えている状況にもかかわらず、金環日食観望会に生徒が続々と。
バスの都合もあるので事前調査があり、300人を超える参加者がいることは分かっていたのだけれど、後からもぞろぞろやってきたりしていたので、もしかしたら実はもっと多かったんじゃないの?
まぁ日本中がそうだったように、ちょっとしたお祭りのような感じだったし。
とにかくしっかり見られてよかったよかった。

生徒たちはもちろん驚き、ざわめき、楽しんでおり。
ノートや教科書を持ってきてテスト勉強しつつ感動しちゃったり。
まぁいい感じでした。

教員もゾロゾロ出てきてそれぞれが感動の様子。
特に理科の教員は、やはり一様にハイテンション。
皆さん、生き生きしております。

一方、私を含む一部の教員。
「いやぁ、生きている間はもう見られないだろうねぇ」
「そうですね、次までは生きてないですね」
「最後の金環だな」

この感動の場において、何とまぁ後ろ向きな会話だこと。
「2030年に、北海道でなら見られるらしいですよ」
といった前向きな話も出るのだけれど。
「その頃には足腰弱くなって北海道まで到底行けないね」
‥‥またまた後ろ向きに。

そんなことを言っていたら、生徒がノリノリで声をかけてくる。
「先生、いい冥土の土産になりましたねー」

ははは‥‥‥すぐにあの世に旅立つ予定はにゃい!!(今のところ)
どうもみんなテンション高いんで、無礼講になっとらんか?
もしや金環日食による神がかりか?
神がかったままテストに突入し劇的な好成績を収めたまえ!!

さて皆さんどうだったでせう?

2012年5月16日 (水)

テスト前なんですけど

明後日から定期考査に突入。
当然生徒たちは脇目も振らず試験勉強に打ち込んでいる。
‥‥‥はずなんだけど。

図書館は現在、試験一週間前でも貸し出しは行っている。
試験当日は中止してますけど。
まぁちょこっと借りに来るくらいなら何ということもないのだけれど、この時期に連日やってきてドーンと3冊借りていく、なんて生徒を見ると限りなく心配になってきますな。
勉強してんのか?

今日本を借りに来た中学生は、すでに3冊借りているから返却しないとこれ以上借りられないという話をしたところ、返すに返せないと言う。
なんで?
「お母さんに取り上げられましたぁー」
なるほど。
もう目の前にテストが迫ったこの時期、勉強せずに本など読んでいたら、そりゃーお母さんの逆鱗に触れるだろうなぁ。
しかしその状態で、また本を借りに来る君の神経の図太さは見上げたものである。

そう言えば以前、完全に破壊(という表現が最も適当かと思われるほどすごい状態)されてしまった本を返却しに来た生徒がいた。
申し訳ないと言って、平身低頭である。
「どうしちゃったの、これ?」
「お母さんに取り上げられて、思い切り投げつけられて、バラバラになってしまいました」
「‥‥‥。」
なんとまぁ、壮絶である。
やはりお母さんは怒ると怖い、怖すぎる!(我が家を思い起こしての実感)
それにしても本なんか投げつけられて、ケガしなかったのか、と訊いてみた。
「いえ、本は私じゃなくてテーブルに投げつけられて、マグカップと湯のみが犠牲になりました」
なるほど、壮絶である。

まぁそれに比べれば、今回は取り上げられただけならまだマシか。
とはいえ、ちゃんと謝罪して、お母さんに返してもらって、無事な姿での返却をお願いします。
くれぐれも、バラバラにならないよう細心のご注意を。
それと、勉強しましょー!!

2012年5月 9日 (水)

連休も終わり‥‥‥

「加賀に行ってきましたぁ」
あーそうですか。
「京都行ってきましたー」
あーそうですか。
(以下同様の会話省略)

あーそうですかぁ。
皆さん楽しい連休をお過ごしの様子、ようございましたねぇ。
羨ましいことで。

とか何とか言ってはみたものの、実はそれほど羨ましいというわけでもございません。
トシとったせいか(?)、人が多いところは大キライ。
GWって、一年のうちで一番混みあっているわけであり。
巣ごもり、バンザイ。
だいたい毎年4、5月はほとんど休みなしなので、連休くらいはゆっくりしたいわけであり。
巣ごもり、バンザイ。
思い起こせば昨年の今頃は、公式ホームページのリニューアルで地獄のような日々を送っており、GWも缶詰状態。
それに比べれば今年は天国。
巣ごもり、バンザイ。

なんてことを言っていると、生徒が「先生、強がっちゃってー」などと言ってくる。
えーい、強がってはおらんわ!
「またまたぁ(笑)、ほんとはどっか行きたいんでしょー」
うるさい、あっち行け!
「〇〇ちゃんはディズニーランドのホテル泊ってランドとシー両方行ったんですよー」
ねずみなど見たくないわ!(あひるは好きだけど)
「あ、そう言えば地元の友達なんか、家族一緒にハワイの別荘で過ごしたって」
‥‥‥‥(す、すっごく羨ましいじゃんか!!!)

早くリタイヤして南の島あたりに定住することを夢見る司書教諭であった。