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2012年7月27日 (金)

夏休みはこれからだ!

いやぁ、いいもん見させてもらいました。
何って、そりゃあなた、オリンピックのサッカー、日本vsスペイン戦ですよ。
勝ち負けはともかく(いえ、もちろん勝った方がいいんですけど)、最後まで走りまくった姿に泣けました。
やっぱり一生懸命さというのは、何にも勝ると実感。

ということで、ひじょーにいい気持ちで今朝を迎えたわけで、爽やかに図書館も開けたわけなんだけれど、ふとブラウジングコーナーを見てみると、おいおい生徒同士でケンカしてるじゃん!
口げんかじゃないぞ、バシバシ手を出して、こりゃ格闘だ。
いかん、血の雨が降るぞ!!
やめてくれぃー!

と、思ったら何かやたら動きがロボット的だな。
何のことはない、どうやら少林寺拳法の組手をやっていたらしい。
なんだ、つまらない‥‥、いやいや、よかったよかった。

ケンカしていた、ではなく組手をしていた二人は今度は外に出ていって、さらに続けているようだ。
一緒にいた友達が弁解する。
「あの二人、少林寺拳法部なんですよ、気にしないでください、なかったものとしてください」
なるほど、クラブだったか。
「大丈夫です、問題ないです」
あ、そう。

いやいや、問題ないってこともないでしょ、図書館内で組手というのは問題でしょ。
ま、気づいて外に行ってくれたからいいんですけど。

というわけで、ゼミは今高3だけしかしてないのだけれど、クラブはけっこうやっているし、図書館にも入れ替わり立ち替わり生徒が入ってくる。
もちろん、受験勉強している高3もいるし、頑張ってほしいところ。
夏休みはこれから本番。
図書館もせいぜい使って下さい!
ただし館内でケンカはしないように!
(いえ、館外ならいくらでもしてくれ、というわけではないのですけど‥‥)

2012年7月24日 (火)

司書教諭、へこむ

夏休み直前です。
今日は自宅学習日なので生徒はほとんど来ないのだけれど、昨日などは延々と行列のできる図書館となって、てんやわんやであった。
さて、そんな中、驚愕の事実が発覚する。

前回、図書だよりを配ったり、カウンター前に掲示したりしているのに、夏休みの特別貸出ルールを生徒たちが分かっていないことを愚痴った。
何だかよく分かっていない生徒が意外と多い、と愚痴った。
しかしそれを読んだ生徒が、こんなことを言ってきた。

「先生、あれって、ここに出てた掲示に問題があったんじゃないの?」
「何で?」
「だって休みの一週間前までに借りる場合と、終業式以降に借りる場合のことは書いてあったけど、その間の最後の一週間に借りる場合はいつ返すか、書いてなかったもん」
「へ?」
「だからみんな、夏休み前一週間については、いつ返すか分からなくても不思議じゃないでしょ」
「またまたぁー」
「嘘じゃないですって、私は図書だより見て分かってたからいいけど、ここの掲示見た人は疑問だったと思いますよ」
「げげげ」

な、何ということか‥‥‥。
最も肝心なことを書き忘れていましたってか!
で、その掲示だけれど、特別ルール開始後は別の掲示に変えてしまっていたのだが、パソコンにデータが残っていたのですぐに確認。
‥‥おっしゃる通りでしたぁ!
生徒の多くが分かっていなかったのも納得である。
ショックぅ~ショック!である(古い‥‥)。

しかも、それを今の今まで誰も教えてくれんかった‥‥。
教えてくれたらすぐに訂正したのに‥‥(泣)。
図書委員はどーしたぁー!(おそらく誰も見ておらんな)
それもがっかりである。
「みんな大人だから、そんなこと、いちいち言ったりしないんですよ、書いてあることが間違っているってわけじゃないですし」
などと生徒に慰められる始末である。

へこんだ。
司書教諭、完全にへこんだ。
どれほどへこんでいるかと言えば、ついさっきまで事務室の片隅に行って背中を丸めてうずくまっていたのである。
_| ̄|〇
こんなだ。

1学期も終わりだというのに何とも残念なことで。
しかしそんなことはどうでもいいと言うかのように、生徒たちはバタバタやってきてごっそり借りていったわけであり。
生徒たちにとってはたいしたことではないんだな、きっと。
それほどへこむことはないぞ!

と思ったけれど、せっかくいろいろ考えたのに、それがどうでもいいくらいのことだったと認識したことで再びへこんだ。
とりあえず皆さん(掲示を見てよく分からなかった皆さん)、たいへん申し訳ございませんでした。
とにかく今後借りる本は夏休み明け返却なので、よろしく!

2012年7月18日 (水)

夏休みルールなんですけど

もうすぐ夏休み。
長い休暇になるので、図書館の貸し出しも特別ルールを設定。
そんなに難しい話ではない、終業式の一週間前から特別貸し出しとなり、夏休み明けまで、しかも5冊までOKとなる。
そのかわり一週間前までに借りた本は終業式の日までに返却する、というルール。
ちゃんと図書だよりにも書いて配付したし、カウンターの前にもデーンと掲示している。
あぁ、それなのに。

「先生、今日借りると夏休み明けまで借りられるんですか?」
「いやいや、今日だと終業式の日までに返してね、ということだね」
「えー、いつならいいんですか?」
「一週間前からでーす」
「え、じゃぁ今日の本は一週間前までに返さないといけないんですか」
「いやいやそうではなくて、終業式の日までだって」
「じゃぁ夏休み明けまで借りるには一週間前以降に借りないといけないってことですか?」
「えーと、そういうことです」
「なんだぁ、早く言ってくださいよー」
「だから、さっきから言ってんじゃん!!」

といった具合で、何だかよく分かっていない生徒が意外と多い。
あちこちに書いておいても、面倒だから読まずに来て説明聞けばいいや、という感じだな。
そりゃね、説明しますよ、やさしーく。
司書教諭、がんばってますよ。
ところがそんな風に大人の対応を心がけようとしていると次の客が来てこんなことを言う。

「えー、今日だと夏休み明けまで借りられないんですかー、ま、いいや、延滞して夏休み明けに返そ」

ごるぁーー! か~え~せ~!!!

腹立つわ。
まぁ確かにいつもより貸し出し期間が短いっていうのも、申し訳ないなとは思うのだけれど。
でも一応ルールはルール。
ちゃんと守ろう!
ちなみに司書教諭は今までに一度もルールを破ったことなど、にゃい!

 

 

 

すいません、嘘をついてしまいました。

2012年7月 9日 (月)

実は遊んでもらっている?

オープンキャンパス無事終了しました。
朝から小雨が降ったり止んだりでどうなるやらと心配だったけれど、外の企画も予定通り実施。
参加していただいた皆さん、楽しんでいただけましたかー?
至らぬ点も多々あったかと思いますが、生徒たちのがんばりも感じていただけたら幸いです。

わたしゃ「ひびコレ!」に即行で掲載すべく、始まる前から最後まで学校中撮影していたわけであり。
小雨降る中、畑やらゴルフ練習場やら、校舎の外も撮り回る。
校舎の上から下まで行ったり来たり。
当然、ぐったりですわ。
今さら言っても仕方ないんですけど、やっぱりウチの学校、広過ぎます。

それにしても、いろいろあちこち見て思ったのだけれど‥‥‥。
おもてなしをする側の在校生(や教員)の方が、遊んでもらっているかのような雰囲気ありませんかね?
まぁ、お客さんもちゃんと楽しんでもらえていれば、それもいいかな、とは思うのだけれど。
お客さんよりも楽しんじゃってませんでしたか?
ちょっと不安。

理科の「水風船でキャンドル作り」の教室では、こんなものを見つけた。

20120709

見本ということのようだけれど、これが見本というのはちょっとまずいんじゃないだろうか?
一応、ドラえもんかとは思うのだけれど(違うか?)。
うーん‥‥‥。
まぁ参加者の皆さんも、あぁこんなんでいいのか、と気楽にできるという利点はありかもしれんが。
「味がある絵」ということでお願いします。

写真同好会はバラ園前でお客さんを記念撮影、すぐに印刷してミニアルバムを作成しプレゼントする企画を実施。
できあがったミニアルバムをちょっと見てみたのだけれど、おいおい受付の係生徒たちも撮ってもらっているじゃん!
文化祭じゃないんだから、ちょっと控えろー!
とは言っても、まぁ仕事さえちゃんとしていれば、余裕のある時にちょいと楽しむくらいはいいと思うけどね。

「でも先生、こんなのもありますけど」
うん?
‥‥‥教員もしっかり、ポーズ付きでミニアルバムに収まっておりました。
「お見合い写真ですよ、お見合い写真!」
うーん、確かによく撮れているなぁ‥‥‥。
しかし残念ですが、この先生は既婚者ですので、お見合いすると犯罪者になる危険性があります。
本人はしたいかもしれませんが‥‥‥。

ところで図書事務室内では、その写真同好会が写真を印刷しアルバムを作成する作業に大わらわ。
盛況だったこともあり、引き渡し時間のギリギリまで作り続けておりました。
いやぁ、ご苦労様でした!

生徒A「先生疲れたぁ、ウーロン茶ありませんか、ウーロン茶!」
生徒B「だめでしょ、先生におねだりしちゃ!」
生徒A「でも、先生が生徒におねだりするよりはいいでしょ?」
生徒B「そっかぁ、確かにそうだね」

いえ、そこで納得してしまうのもどうかと思うんですけどね。
もっともウーロン茶くらいならおごってあげたいのですが、図書事務室にはありませんでしたので。
残念。
まぁ覚えていたら、いずれそのうち‥‥。

皆さん、お疲れさまでした!

2012年7月 6日 (金)

コラボはどうでしょ?

購入図書の装丁作業をする際に、ある本の帯を見て、たまげた。
それは鈴木光司の『エス』という小説で、そう聞いてもピンとこない人も多いかもしれないけれど、あの「貞子」シリーズの新作と言えばおわかりだろうか?
あの『リング』で日本を恐怖のどん底に陥れた(というのは言いすぎか?)貞子である。
テレビからズルズルと這い出てくる、あの貞子である。
今回の作品はその後発表されたシリーズの流れを汲むわけだけれど、「たまげた」というのはそのストーリーとはあまり関係がなく、あくまでも本の「帯」に書いてあったこと。
そこには、映画「貞子3D」公開記念“お前じゃない”キャンペーン実施中、S賞「貞子×ハローキティ」コラボぬいぐるみ、とある。

「貞子×ハローキティ」コラボ?

この衝撃的なミスマッチ感はいったい何ですか?
「貞子」と「キティちゃん」って、どこをどうすればコラボできるんだい?
しかもそのぬいぐるみって何?

とめどなく湧き出てくる怖いもの見たさに、ついついネットで調べてしまう。
すぐにそれは見つかったんだけれど、おー、確かに貞子とキティーちゃん、コラボっている!
しかも、何だか分からないけれど、ちょっと可愛いかも‥‥‥(あくまでも個人の感想です)。
髪の毛で顔が隠れてよく見えなかったりするけれど。

うーん、このぬいぐるみ、欲しいなぁ、応募してみようかしらん。
最近家族の増えていないスマイル君たちの新しい仲間にしてあげたい‥‥。
スマイル君、嫌がるかもしれないけれど。

しかしこれって、新作の映画上映時にグッズが売られているみたいなので、もしかしたらすでに皆知っているのかしらん?
ということで図書館に来ていた生徒に聞いてみる、知ってるか?
「知らなーい、でもキティちゃんって何でもコラボしちゃうからねー」
あ、そうなの?
「私牛タンとキティちゃんのコラボ、持ってます」
牛タン? 
どうもご当地コラボってやつで、牛タンコラボっていうのは仙台のグッズらしい。

まぁたしかにご当地何とかっていうのはよく聞くし、お土地柄いろいろ居てもいいとは思うのだけれど。
でもやっぱり、何で貞子?
何が凄いって、この両者を結びつけてしまう発想のセンスが凄いな。
見習いたいものだな。

他の生徒にも話してみる。
「先生、そんなに気に入ったなら共立第二とコラボさせればいいじゃない」
ほほー。
ちょっと考えてみる。
キティちゃんにウチの制服着てもらってご当地グッズにしようかしらん。
「でもなー、可愛いと思うけれど、きっと大金がかかるだろうな」
「違いますよー、コラボさせるなら貞子ってのはどうですか?」

おいおい、ふざけんなよー、と言いつつ、制服を着た貞子がズルズル校内を這いずり回る図を想像してしまい、もしかしたらそれもシュールでいいかも、などと思ってしまった自分が情けない。
やっぱりコラボするならキティちゃんでしょ。

そうそう、そう言えば共立第二にも「隠れキャラ」がいます。
けっこう、ゆるくて、可愛いです。
あまり公にはなっていませんけど、明日のオープンキャンパスに来てくれた受験生にはこの隠れキャラのグッズがプレゼントされる予定。
参加者の皆さん、乞うご期待!!

ちなみに貞子は這っていませんのでご安心ください(たぶん)。