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2014年1月23日 (木)

犬用コタツ

「うちのお母さん、昨日、犬用のコタツ買って来ました。」
……ぬ、ぬあんだってぇ!!

昨今のお犬様というのは、専用のコタツを買ってもらい、ぬくぬくと温まってお茶でも啜っているというのか?
犬というのは雪が降ったって喜んで庭駆け回る生き物ではなかったのか?

「いえ、お茶は啜れませんけど……。
ていうか、本当は猫用のコタツなんですけど、安かったらしくってつい買ってきてしまったようで。
でもウチの柴犬ちゃんの方は嫌がって入ろうとしないんですけど。」

そうか、それを聞いてちょっと安心したぞ。
偉いぞ、柴犬!
(何が偉いかよくわからんが……)

まぁ世の中のペット愛好家の皆さんにとっては、犬猫用のコタツくらい当たり前なのかもしれないが、司書教諭にとっては驚愕。
というよりも、すでにお気づきの方もいらっしゃると思うけど、「驚愕」というよりはむしろ「嫉妬」である。

我が家では絶対権力者たる女帝がコタツ禁止令を発令しており、父子の男二人は泣きながら無コタツ状態を我慢している、というのは前にも書いた気がする。
自らの生活環境が犬にも劣っていることを認めなければならないとは、あぁ何たる屈辱!

そうそう、図書館にコタツを設置しようかという話もあったわけだが、どうもなぁ。
何人かにそれとなく話してみたけど、やはり「う~ん……」が多数。
衛生面で問題あるんじゃないか、というのは確かにおっしゃる通り。
ゴロゴロだらしなく寝転がる生徒が大量発生する、何てことも言われたし。
い、いやいや、もちろんうちの生徒に限ってそんなことはあ、ありませんけど(震え)。

別の生徒にも訊いてみる。
「コタツあるといいと思わない?」
「いりませーん。」
え、何で?
「風紀が乱れます」
「……。」

失礼しました。
生徒の方がよっぽどしっかりしておりました。
(いやでも、風紀は乱れないと思うのですけど、空気はちょっとだれるかもしれないが)