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2014年2月27日 (木)

なるほどやっぱり八王子

ごめんなさい。 謝罪しなければなりません。
前回、都心と八王子を比較しまくるテレビ局の対応に憤る生徒の話を持ち出し、八王子はそれほど特別じゃないぞ、disってるんじゃない、などと(暗に)主張しました。
しかし、その後あの大雪に襲われ、よーく分かりました。

やっぱり八王子はすごっ!

笑っちゃいましたよ。
やっぱり都心とは違いますわ。
すごいなーとか驚いていたのは降り始めたころだけ。
その後延々と降り続く雪を眺め、諦め、ただただへらへら笑っておりました(精神的に破綻したわけではない)。

「ひびコレ!」やfacebookにも、雪がやっと止んだ後の写真がすでにアップされていますが、別の写真もちょっと載せておきましょうか。

140215a

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すごいでしょ。
個人的には4枚目の、ポストだけが頭を出している絵がツボです。

ちなみに「どやっ」って感じで写真を載せてますが、これは私が撮影したものではありません。
某M教諭が徒歩で共立坂を登って(上って、ではない)撮ってくれたもの。
私が登ったら、まぁ十中八九は途中で遭難してたでしょうね。

で、私はと言えば家からもなかなか出られないような状況で、へらへら笑っておりました(精神的に破綻…以下略)。
庭に留めてある自動車は雪に完全に覆われただの雪山になってるし。
塀に設置した郵便受けも埋まってるし。

しかしずっと笑っているわけにもいかず、がんばって雪かきしましたよ。
自宅は角地にあるもんで道路二本分、しかもその交差点は住宅地としては割合大きかったりして……。
要雪かきスペースが半端なく広いじゃん(涙)!
雪を置く場所すらなかなか見つからないという悲惨状況……。

先の見えない作業だったものの、黙々とかき続けてどうにかクルマ一台が通れるくらいのスペースは出てきましたよ。
「あーもう疲れたぁ、これ以上はできない、もうやめよう、と思っていたまさにその時、やはり頑張って雪かきしていた斜向かいの家の中学生のお兄ちゃんがスコップ持ってきてにこりと笑ったりして。
「僕、この固くなったところスコップで砕きますから、端に積んでいってください(キラッ)!」
「お、おぅ……ありがとねぇぇ」

えー、お兄ちゃん勘弁してくれー、おじさんは(じいさん、ではない)電池切れなんだぁー、と言いたかったが当然そういう空気ではなく、泣き笑いで仕事を続ける。
辛い……。

「あと、ここの交差点のところもうちょっとやっちゃいましょう(キラッ)!」
「お、おぅ……」
こ、殺す気かぁぁぁ……。

「お兄ちゃんも疲れたでしょ、ちょっと休んだ方がいいんじゃない?(必死)」
「いや、いい筋トレになりますから(キラッ)!!」(バスケットボールやってるらしい)
「あ、そうなの……………」

(ちなみに「キラッ!」は、もうお分かりと思うが、爽やかおにいちゃんがにっこり笑った時の歯の光る様子を表現している)

その後、私が家で半死状態になっていたのは言うまでもない……。
ちなみに父がヘトヘトになりながら雪と格闘していたその時、左腕骨折治療中の息子はテレビを見てギャハハと笑っておった……。
そりゃ怪我は仕方ないですけどね、そりゃ分かってますけどね。
同じ中学生でこうも違うのか……(ため息)。

さてその雪、今日あたりはもうだいぶ溶けてきたわけだけど、まだまだですね。
お願いだからもう降らないでね、とマジで祈る今日この頃。
と思ったら今度は花粉が飛び始めるし。
どっかの国から有害物質も飛んでくるし。
とりあえずしばらくは家にこもって読書でもしましょう!!

(と思ったらもう試験一週間前だた……。)

2014年2月15日 (土)

そうは言っても八王子

何ですか、この雪……?
すっごーい!、なんて驚嘆は瞬時におきざりにされ、とにかく呆気にとられて恐怖さえ覚えるような。
今日は当然のように休校になりまして、家にいる司書教諭も全く身動きとれない状況。
一日中自宅周りの雪かきで身体ぼろぼろですわ。

そう言えば、先日図書館に来た生徒が何やら腹を立てて騒いでいましたね。

「最近、テレビのお天気情報とかで、やたらと八王子が出てきませんか?」
お、おう……。
「で、都心と比較して、八王子はこんな寒いとか、もう雪が降り始めましたとか、言いまくってるんですよー」
まぁそういうこともあるでしょうね。
「あれって、八王子をdisってますよね、名誉棄損で訴えていいレベルじゃないですか!」
なるほど、その通りだ!(笑)
君はいいこと言った。
とは言っても聖職者たる者、そんなことに軽々同意してはあかん。
いやいやいや、そりゃ言い過ぎでしょ、だいたい西へだいぶ離れているわけだから、都心の天気の先取り情報として重宝するのは当然と言えば当然だし、などと言ってみる。

「じゃぁ先生はこれでいいと思っているんですか!(怒)」
「いやー、でも実際に寒かったり、雪多かったりするしねぇ」
「○○テレビも、テレビ○○も、みんな揃いも揃って何かというと八王子、ふざけてますよ!」
「まぁほら、でも四季らしい四季を実感できるわけだし、いいこともあるんじゃない(適当)」
「どう見たってそんな好意的な扱いじゃないですよ!」

確かに地元民にとっては少なからずdisっているように聞こえるのは事実だけどね。
気持ちはわかる、君は正しい。
とは言っても聖職者たる者、そんな他を罵るような言葉に頷いてはいかんのだぁ。
まぁ、押さえて押さえて……。

「あれって要するにテレビ局の怠慢なわけですよ、都心から電車一本で比較的簡単に来れるから八王子止まりなわけで、そんなに天気の先取りや比較とかの情報流したいんなら、ひと山越えて山梨県まで行けばいいじゃないですか、雪もいっぱい降るし、いい絵が撮れるでしょ、それを面倒くさがって八王子で済ませちゃえとか言って、安易な方法で番組作りしようとするって怠慢以外の何ものでもないじゃないですか、ちゃんと仕事しなよ、って感じだと思いません!!?」
「まぁまぁ押さえて………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(いいぞ、もっとやれ!)

2014年2月 6日 (木)

緊張地獄、終了!

さて、この時期になると必ず書かれるネタが今年は出ないな、と気づいた愛読者の方もきっといらっしゃるであろう(一人や二人くらいは……?)。
そう、中学入試が実施されるこの時期に必ず触れずにいられなくなるのは、極度の緊張に強いられる、ホームページ上での入試の合格発表業務である。
毎年のようにこんなことを書いてきた。

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今年もホームページの管理担当として、合格発表を公式サイトにアップしなくてはならない‥‥‥。
何か間違えるんじゃないか?
とんでもない問題が発生するんじゃないか?
などと不安が増殖中。

「アー先生、それは受験生全員の番号一覧ですよ!」
「げー!」

「せ、先生、それは昨年度の合格発表です!」
「あー!」

「ひぃー、先生、それは入試の欠席者の一覧です!」
「あ゛」

いかん。 いろいろなケースを考えれば考えるほど本当にやりそうな気がしてきた。

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といった感じである。
しかし! ご存じの方もいらっしゃると思うが、今年はホームページの作成を業者さまに外注することになり、一から作成する必要がなくなったのである!
よし、これであの緊張から逃れられるぞ!

と思ったのだけど、必ずしもそういうわけにはいきませんでしたわ。
そりゃそうですわ。
合格者決まってから資料を学園に送ってそれを業者に送って発表ページ作ってもらってそれを再度確認してアップして……なんてこと、できませんわ。
だいたい土・日とか、夜9時とか業者さんも会社にはおりませんわ。
きっとどこかの飲み屋で一杯ひっかけているか、どこかのコンサートにでも行って盛り上がっているに違いないですわ!(以上妄想、深い意味なし)

結局、こちらで作った合格発表用のPDFを、発表時間に合わせてこちらでアップするしかないわけであり。
もっとも、出てきたデータを再構成してウェブページを作って、というような面倒な作業はしないでもいいので、これまでに比べればだいぶ楽なんですけどね。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)という、簡単にデータをアップできるシステムを使っているので、アップするのも楽だし。
ま、楽ってことは応用があまり効かないわけで、何か問題があった時は逆に対処が難しかったりする……んじゃないかなー、とまたまた緊張を強いられることに。

それにアップするPDFを、別のデータと間違えてリンクしてアップしてしまったらどうしよう……などと心配し始めると、小心者の司書教諭はまたまた緊張で眩暈がしてくるわけですわ。

「アー先生、それは昨日合格発表した別の入試のPDFデータじゃないですか!」
「げー!」

「せ、先生、それは図書の延滞者名簿のPDFデータです!」
「あー!」

「ひぃー、先生、それは先日の新年会の写真ですよー!(もはやPDFデータですらない……)」
「あ゛」

あぁ、目に見えるようだ……。
(ただし2,3番目はネタです、そんなものは発表用パソコンに入れてはいにゃい)
実際、発表本番でもあまりにも心配なので、学園側の担当者に何度も確認しちゃいましたし。
「大丈夫ですよね、ちゃんと正しくリンクさせてますよね??」 といった具合に。

で、大丈夫ですよー、正しくリンクしてますよー、と確認してもらっても、いやいやいやいや、それでもなんかコンピューターウィルスとかが悪さしてリンク変えられちゃったらどうしよう、などともうバカバカしくて呆れるほどの妄想に襲われ緊張するのであった。
笑ってくれ。

それでもどうにか、無事終了しましたよ。
よかったよかった。
受験生の皆さん、ちゃんと仕事しましたからね!
ということで、これからはまた平常運転で行きたいと思います……。

2014年2月 1日 (土)

誕生日でしたけど。

実は先日、司書教諭は誕生日を迎えたのであった。
何回目の、ということは触れずにおくが、まぁかなりの回数であることは間違いない。
もっとも、この歳になると必ずしも楽しみな日ではないし、というかできるなら来なくてもいいと思ったりするわけであり、どうでもいいって言えばどうでもいい。
とはいえ、その日になっても誕生日だということに自分でさえ気がつかず、仕事を始めようと思ってメールチェックをしたところ、会員登録している富士通関連のサイトから届いた「お誕生日おめでとうございます!」という、呆気にとられるほどのヤケに明るいバースデーメールが届いているのを見て、やっと「あーまた歳をとってしまったのかぁ」と気づく、というのもけっこう淋しいものがあるな。

まぁ自分で忘れていたのはいいのだけど、朝起きて話をしていても、ウチの女帝や息子、誰も「おめでとう」の「お」の字もないというのはいかがなものだろうか?
忘れているのだろうか?
当然忘れているのである。

女帝には逆らうことはできない、そんな恐ろしいことはできない。
朝は忙しんだからそれどころじゃないでしょー!!と、超弩級の「いかずち」が炸裂するのは目に見えている。
よって女帝の方はとっくに諦めているが、息子よ、キミはどうなんだ?
誕生日といえばせっせと魚の絵を描いてバースデーカードを作ってくれていた、あのかわいらしいキミはどこへ行ったのだ? (遠い目)

などという話を、ほぼ同じ頃に誕生日を迎えた同い年の先生に話したところ、やはり同様に「誰も祝ってくれない」と愚痴をこぼす状況なので、皆そんなものなのかと共感をもって納得する。
しかも、「私なんて、その日にガン検診行っちゃいましたよ」というくらいで、もう何かお祝いをするという雰囲気などなくなってますな。
もっとも考えようによっては、毎年誕生日にガン検診というのも、これくらいのトシの人々には正しい誕生日の使い方のような気もするけど。

生徒にしても、その気になって調べなきゃ教員の誕生日など知る由もなく、完全スルーである。
まぁ率直に言えば、「興味がない」ということだが。
それでも中には、教員紹介が載っている機関誌などで誕生日をチェックし、しっかりお祝いを言ってきてくれる生徒もいるのである(飴玉付きとか)。
将来は出世するタイプだな。
もちろん、お祝いを言ってくれたからといって、えこひいきするようなことはしない。
まぁ、本を延滞しても文句を言わないとか、制限冊数越えても見逃しちゃうとか、本を借りなくても図書事務室にある飴やお菓子を食べてもOKだとか、せいぜいそんなもんである(たぶん)。

言っておくが、決して私は「お誕生日おめでとう」と言わない者に対して深く根に持つような人間ではない。
と、思う。
と言いつつ、テンション下がってきたので今回はこれまで。