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2014年6月 6日 (金)

みんなマジです!

体育大会も終わり、平穏がやってまいりました。
何だかんだ言っても体育大会はクラス対抗なもんで、けっこう皆さん熱くなるわけであり。
そういう中で司書教諭は、実に客観的に周りを見ちゃってます。
うーん、クラス担任とは温度差が激しい。

かつて私も担任という仕事をしていた時期があった、ような気がする。
もちろん、クラスの勝利のために全精力を注ぐのが担任というものであろう。
何と言っても体育大会で優勝すれば、夏のボーナスが2倍になるのだ。
というのは、もちろん妄想であったが、ボーナスは増えずともつい熱が入ってしまうものでして。
「いいか君たち、どんな手を使っても勝てよ!」
などということをちょっとだけ言ったような気もするようなしないような……。

ところが気づいてみると、今では一日中写真撮って、速攻でネットに流すという作業をしている。
まぁそれはそれで意外な発見もあって面白かったりもするんですけどね。
生徒たちの保護者も大勢来校されるので、いろんな様子も見られたりするし。

そういえば今回も、「保護者チーム」対「先生&有志生徒」の綱引きを実施。
保護者の参加者が多いと人数合わせのために高3の生徒も教員チームに加わるわけだが、どうも結果的に親対子という図式にもなったようで。
まず一回戦、あっさりと教員チームが負けてしまう。
すると二回戦に向けて場所を入れ替えるためにそれぞれのチームが移動してすれ違った時、参加していた保護者に向かって生徒が「大人げない!大人げない!」と騒いで非難。
おいおい、君たちを見ていると、むしろ親よりも力が強いような気もするんだけど(小声)。

さらに保護者チームに、教員であり保護者でもある(意味分かりますね?)某教員の姿を発見。
「あー、敵に魂を売った教員がいる!」などと喚く始末。
「裏切りだー、裏切りだ―」と続く。
いや、そりゃ間違いなく保護者なんだから別にいいじゃん。
勝負ごとになると君たち、容赦ないな。

そしてクラス対抗の綱引きになると、先生たちもやたらと力が入る。
担任も加わることになっているので、もう皆必死である。
中にはちょっと腰を痛めていて加わることができず、仕方なく傍で「ソレーソレー」と大声で煽る教員もいたりする。
ところが一回戦で負けてしまうと、「おーし!」と叫んで突然二回戦は自ら加わり顔を思い切り紅潮させて綱を引き続ける。
ちょ、大丈夫か?
さすがに腰はまずいでしょー!
と言っても、熱くなると止まりませんしね。
ま、どうにか腰も無事だったようで何よりですが。

相変わらず卒業生もたくさん来ていたみたいですね。
まぁどうでもいいけど、久々に顔を合わせた開口一番、「せんせー、老けたねー」と言った君、君のことは一生忘れないからな……。

とりあえず皆さん、暑い中お疲れ様でした!