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2014年11月 5日 (水)

人はそれを自業自得と言う

定期考査が終わって答案もほとんど返ってきた頃、生徒がバタバタとやってきて「どーしよー、先生どーしよー」と騒ぐ。
どうした、背でも縮んだか?
「まずいんです、テストの結果、まずいんです、AOの合格ダメになったりしませんよね?」
あー、なるほど、それはご心配のことでしょうね(棒)。

この時期になると、一部の高校3年生は実に晴れやかな表情になる。
というのも、推薦入試の選考結果やAO入試の合格の発表があって、進路がほぼ決定してしまう生徒がでてくるんですよね、困ったことに(笑)。
まだ早いでしょう、さすがに……と思ったりもするんだけど、まぁ仕方ないですよね。
で、当然決まっちゃったりすると生徒は気が抜けるわけで。
定期考査が終わった後、気の抜けていた生徒たちは返却された答案用紙の惨憺たる有様に一気に不安に陥ったりする。
はっきり言わせてもらおう。
自業自得である。

で、特にバタバタとやってきたこの生徒、正直AO入試で合格できるとは全く思っていなかったわけなんですけど。
などと書くと何と失礼な教員かと思われそうだけど、本人も友達も皆思っているだろうから仕方ない。
まぁ実技ありのAO試験だから、そっちがよほどよかったんでしょ(適当)。

「せんせー、大丈夫ですよね、せんせー」
「うーん、やばいんじゃないかな」
「うそでしょー!」
「極端に定期考査が悪かったりすると、取り消しになるらしいぞ」
「ぎぇー!!」

何とも、いじりがいのある生徒だわ(笑)。
とりあえず、たっぷり冷や汗をかいてくれ。