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2014年12月24日 (水)

めりくり、そして……。

みなさまメリークリスマスです。
いよいよ今年も終わりが近づいてまいりました。
すでに月曜日に終業式を終え、もちろん今日は冬休みに入っていたわけですが、まだ出勤している司書教諭でございます。
せっかくのクリスマス・イブに何で仕事してなきゃいかんのだ!と怒っていたのは一昔前、今じゃあーそう言えば今日だったなぁと後から気づくくらいに何も感じなくなってしまったというのは、ある意味寂しいことなんでしょうねぇ。

ところがそんなクリスマス・イブに図書館を開けて仕事していたところ、卒業生がやってきたりする。
「せっかくのイブに何でこんなところに来ておるのだ?」
「後からまだ他の子も来ますよ、ここで待ち合わせて夜は皆で我が家にてパーチー。」
「花の女子大生だろー、彼氏とデートとかはないのか?」
「ない」
「きらびやかな街に繰り出して派手にパーティーとかはないのか?」
「ない!」
「‥‥‥。」

まぁ、それもいいでしょ。
それにしても後から来た卒業生を同じような話題でイジろうとしたところ、すでに彼氏を見つけて大学生活を謳歌している友人を持ち出しやたらとテンション上げていて笑える。
「信じられなーい! 腹立つー! うらやましいー!」
分かった、分かった。
どうでもいいから早いとこ帰ってパーチーでも何でもやってくれ。

ところで今更言うのも何ですが、集まってパーティーはいいけど、何でこんなところで待ち合わせてるんだ?

あ、ちなみにクリスマスということで、ブログとフェイスブックにクリスマスカードをアップしておきました。
もしかしたら最近の学校を知らない方は、これはいったいどこなんだと疑問に思われるかもしれないので一応お話しておきますが、正門を入ったところから見た本校の夜の様子でございます。
イルミネーション、綺麗ですよね!
冬場は日が短く早い時間で真っ暗になってしまうので、ちょっと心配なバス停周りを照らしております。
生徒の安全面を鑑み、明るーくしているわけです。(キリッ)

もっとも、ここでこんなこと説明しても仕方ないような気もしますが(笑)
なんか、ブログやフェイスブックの方には、カードだけにしてあまり説明を添えたくなかったもんで……。
一応こっちにもアップしておきますわ。

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うーん、やはりこのブログには合わないなぁ……(笑)。

という言い訳をしつつ、今年はたぶんこれにて失礼。
皆さま、どうぞよいお年を!!

2014年12月13日 (土)

栞、でしょうか?

定期考査も終了して、生徒は解放感に浸る日々。
まぁ終わったんだからいいんですけどね。
もっとも、テストの真っ最中にバタバタ図書館にやってくる生徒もいましたけど。

「せんせー、昨日返却ポストに返した本に何か挟んでありませんでしたか!?」
「何かって何?」
「えー、まー、ちょっとしたメモっていうかぁ……」(動揺)
怪しい、すごく怪しい。

まぁでも仕方ない、利用履歴を探ってもう一度その本に何か挟まってないか調べてみましたよ。
何もなかったけど。
生徒も溜息ついて帰っていったものの、また次の日やってきました。

「せんせー、すいませーん、ありましたぁ」
「どこにあったの?」
「今借りてるもう一冊の本の方に挟まってました」
「‥‥‥‥‥」(脱力)

いやさ、それってここに来る前に調べるべきなんじゃないのかね?
不思議だわ。
どうやらメモと言っても、いわゆる生徒間でやりとりしているお手紙だったようで、書いてある内容に数々の問題を含んでいたようですが。
「先生たちの悪口でも書いてあったんじゃないの?」
「い、いえいえ……そんなことは……」
焦っているのが笑えるが、わざわざ報告しにきたことに免じてよしとしましょう。

今回に限らず、本が返却されるとけっこうな確率でいろいろなものが挟まれたままだったりする。
栞のない場合に適当なものを栞代わりに使って、そのまま返却してしまうというのが多いパターンでしょうかね。
こういった本の中に置き去りにされた忘れ物は、気がつけば借りていた生徒に返すのがもちろん基本なわけでして。

もっとも今回のようなどうでもいい(というと生徒に怒られるけど)お手紙やら、コンビニのレシートやら映画の半券やら、返すまでもないのかしらん、というようなものが一番判断に困るんですけどね。
捨てちゃった後で必要だったんですよーとか言われても困りますしねぇ。

そう言えば以前、宝くじがはさまっていたことがありました!
もちろん金券みたいなものだろうから返さなくてはいけないのだろうけど、もう抽せん日過ぎてるみたいだしちょっと当たってるかどうかネットで調べてみたいような気もしたりして、それでなんと3億円当たってたりしちゃったりしちゃったらそっとポケットに入れちゃおうかしらん…………なんてことは、お、思いもしませんでしたよ(汗)。

まぁその本を借りた生徒はけっこうよく図書館に来る生徒で、それを見つけた翌日にまたやってきたので、すぐに返しましたよ。

「あ、それお父さんが外れたからいらないって言ってたので栞にしていたんですよぉー、捨てちゃっていいですよー」

いらんのか!
まぁ、そりゃそうだろうね、外れてなきゃ栞になどしないわな。
……とは思うけど、一人もんもんと葛藤したりして妙に損した気分だわ(いや勝手だということはよく分かってますけど)。

あ、ちなみにわざわざ返さなくてもいいかなぁと判断に迷った場合は、カウンターの辺りにしばらく置いておくことにしております。
思いもよらず生徒が取りに来ることを一応想定して。
あしからず……。