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2009年8月

2009年8月27日 (木)

知っているかな? 自然って不思議!(9)

クローバー としてもおなじみの シロツメクサ

花の時期は4月から10月と、とても長い期間咲いていますsign01

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そこで問題ですsign03

この花は白いので、シロツメクサと呼ばれていますが、

ツメクサ ” とはどのような意味からついた名前でしょうかsign02

① この花を詰めたので ” 詰め草

② 花が爪のような形をしているので ” 爪草

③ 愛らしい花を思わず摘んでしまいそうなので ” 摘草

 

答え: ① (← 文字色を反転して、答えを隠しています。)

 

シロツメクサは、江戸時代にヨーロッパからガラス器を運ぶときに、

これらが 割れないように この花を詰めたことから名前がつきました。

1ヶ所にたくさん生えるこの植物は、古くから人間にとって役立つもの

だったんですねflair

2009年8月24日 (月)

知っているかな? 自然って不思議!(8)

中庭にひっそりと生えている コケオトギリソウ が、早くも 紅葉 を始めました。

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黄色い花 を咲かせるこの植物を知っている生徒は数少ないと思いますが、

紅葉しているすがたは格段と美しさを増しています。

そこで問題sign03

 

このオトギリソウの仲間の名前の由来は何でしょうか。

① その美しさは音を切ってしまう(静かになってしまう)ようであるから

② 中国の伝説にあるオトギリ姫のようであるから

③ 兄が弟を切り殺したという伝説から

 

答え: ③ (← 文字色を反転して、答えを隠しています。)

 

むかしむかし、この草が 鷹の傷 によく効くことを知った兄は、そのことを秘密にしていたところ、弟が他人に話してしまいました。

それを知った兄が怒って弟を切ってしまったという平安時代の伝説があります。

「弟を切った草」 から 「オトギリソウ」 という名前がついたようです。

鷹の傷を治すだけでなく、虫さされ にもよく効くので、学校でも我が家でも役立っています。

2009年8月21日 (金)

知っているかな? 自然って不思議!(7)

夏休みも残りわずかとなりました。

今年の夏はエルニーニョ現象の影響なのか、前半は雨が多く、

後半になってからやっと暑くなりだしましたsun

そんなある日の温度の問題ですsign03

 

この日は日差しが強い日でしたが、湿度が低く、日陰に入ると

涼しく感じられました。

午後1時半、学校の日陰での温度は27℃でした。

このとき、校内のアスファルトの上、芝生の上、グランドの土の

中にそれぞれ温度計を置きました。

この中で1番温度が高かったのはどこでしょうかsign02

 

答え: グランドの土の中 (← 文字色を反転して、答えを隠しています。)

 

下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。

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アスファルトの上       芝生の上            グランドの土の中

 

グランドの土の中は、日陰の気温と約21℃も違っていました。

土は熱をたくわえる力をもっているんですね。