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2010年8月

2010年8月24日 (火)

知っているかな? 自然って不思議!(28)

あまり人目につかない枯れ草の下などで、このムシを見かけた方はいるでしょうか。

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雑木林の中やその近くにいると、地面をすばやく走っている姿が見られることがあります。

はねの色がいろいろに輝き、地域によっても色が変わるので、このムシを追い求めているマニアもいます。

 

そこで問題sign01

このムシの名前にちなんで、ある有名な漫画家の名前がつけられました。

その漫画家とは誰でしょうかsign02

答え: 手塚治虫

(↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。)

 

 

彼は、子供のときに昆虫採集に熱中し、このムシの名前にちなんでペンネームを「治虫」にしたそうです。

鉄腕アトムやブラック・ジャック、ジャングル大帝など多くの作品がありますが、あの豊富な知識の基本はやはり小さなころからの自然観察だったのではないでしょうか。

2010年8月 4日 (水)

知っているかな? 自然って不思議!(27)

下の写真のコガネムシは夏にごく普通に見られますeye

このコガネムシはマメ科の植物を食べることから害虫になっていますbearing

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そこで問題sign03

マメコガネという昆虫は、アメリカではジャパニーズ・ビートルといわれています(ビートルとはコガネムシのことです)。

なぜ、「日本のコガネムシ」と呼ばれるようになったのでしょうかsign02

① アメリカで大繁殖をしてしまい、農業に大被害があったから。

② ある有名なアメリカ人が日本に来たときに、初めて飼育をしてかわいがったから。

③ 輝いた緑色の色合いが、日本を象徴するような輝かしさであるとアメリカで思われたから。

 

答え: ① 

(↑ 文字色を反転して、答えを隠しています。)

マメコガネは日本からアメリカに侵入し、1916年以降アメリカで大繁殖してしまい、農業に大被害を起こしましたshock

日本ではマメコガネの天敵がいるのでその繁殖はある程度おさえられているのですが、アメリカにはそれがいないため、大繁殖を起こしてしまったようですsweat01

日本ではごく普通にいるコガネムシが、アメリカでは非常に嫌がられる昆虫だったのですねflair