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2011年9月

2011年9月28日 (水)

知っているかな? 自然って不思議!(46)

夏の間、草刈を行わないと、背丈の高い草がたくさん生えてしまい、

手に負えなくなってしまうことがありますsweat01

そのような雑草の中にブドウのような実がなるものがあります。

 

Dsc_00591

この植物はヨウシュヤマゴボウといいます。

この草には毒があるため、食中毒の原因になることもありますが、

小さい頃におままごとのジュースにして遊んだ人もいるのではないでしょうかhappy01

 

 

そこで問題sign01

ヨウシュヤマゴボウの茎の中には、ある模様があります。

どのような模様でしょうか?

 

① 横じま模様

② 縦じま模様

③ らせん模様

 

答え: ① 

(文字色を反転して、答えをかくしています。)

 

 

下の写真は、太く成長した茎を縦に割ったものです。

Dsc_00671

このような茎になることによってどのような利点があるのかは不明ですが、

成長して太くなった茎には必ずこのような模様ができますpencil

きっと、夏の短期間に、勢いよく成長するために必要なんでしょうねhappy01

2011年9月22日 (木)

知っているかな? 自然って不思議!(45)

学校には雑木林がたくさんあります。

その中の木、一本一本をよく見てみると、いろいろな生物に出会うことができますhappy01

この写真もその中のひとつ。

 

Dsc_00501

 

そこで問題sign01

この緑色をしたものは何でしょうかsign02

 

① コケのなかま

② 植物のなかま

③ 動物のなかま

④ 植物でも動物でもない生き物のなかま

⑤ 単なる汚れ

 

答え: ④ 

(文字色を反転して、答えを隠しています)

 

 

この生物は「地衣類」といいます。

カビのなかまである菌類というものの中に、藻(も)のなかま(藻類といいます)が住み込んで一緒に生活をしている不思議な生物ですeye

藻のなかまは光合成をしますが、本体は光合成をしないカビのなかまなので、植物ではありません。

一般的には、環境が良い場所に生えるといわれていますwink

2011年9月 8日 (木)

知っているかな? 自然って不思議!(44)

夏休みも終わり、2学期が始まりましたhappy01

植物や昆虫の姿も少しずつ秋の訪れを感じさせてくれるようになりました。

新校舎には「動物広場」と呼ばれるウサギやアイガモの飼育場所がありますが、

その周辺にあるナツメという木に、アオバハゴロモが隠れていましたeye

この昆虫は、害虫にされることもありますが、どこにでもいる普通の昆虫です。

 

Dsc_00621

 

そこで問題sign01

この昆虫はその姿から、ある日本らしい正式な名前(注)がつけられています。

それは何でしょうかsign02

(注)
「アオバハゴロモ」という名前は『和名』といって、日本人だけに通じる名前ですが、生き物には『学名』といって、世界中で通じる名前があります。
この問題は『学名』のことです。

① 桜

② 富士山

③ 芸者

 

 

答え: ③ 

(文字色を反転して、答えを隠しています)

 

 

この昆虫のように、色合いがとても派手なものにこの学名をつけることがあるようですflair

しかし、この名前は人間が勝手につけたものですが、アオバハゴロモはどのように感じているでしょうねcoldsweats01