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2012年10月

2012年10月20日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (16)

2012年10月20日

朝晩はめっきりと冷え込むようになりました。

つい数週間前までは猛暑をもたらした太陽もすがすがしさを感じます。

学校内は秋本番といったところでしょうか。

今回はそんな秋の生き物たちです。

 

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エノコログサ

「エノコロ」とは「子犬の尾っぽ」という意味で、一般的には「ネコジャラシ」と呼ばれています。

英語では「キツネの尾っぽ」というようで、多くの動物に例えられている植物のようですね。

 

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イノコヅチ

この時期の「ひっつき虫」の代表です。

小さい時にセーターなどについてしまい、取るのが大変だった記憶がある方もいるのではないでしょうか。

 

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セイタカアワダチソウ

この植物は外国から入ってきた代表ともいわれ、あまり良くいわれていない植物です。

けれども、黄色い花がたくさん咲いている姿はとてもきれいです。

 

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マルバルコウソウ

観賞用として栽培したものが野生化してしまった植物です。

薬用としても利用できるようです。

学校では今まで生えていなかったところに突然花が咲きだし、鮮やかな紅色を輝かせています。

 

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ツマグロヒョウモン

昔は西日本で見られるチョウでしたが、20年ほど前に関東でも見られるようになり、最近では東京でも当たり前のように飛ぶ姿が見られるようになりました。

幼虫はパンジーの葉を食べることでも知られています。

2012年10月 5日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (15)

2012年10月5日

さわやかな秋の空気が気持ちよく感じられる季節になりました。

生き物たちは次々と秋に向けた変化を見せてくれる季節です。

そんな秋の生き物の姿を紹介します。

 

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ムラサキゴテン

葉も花もみんな紫色。

このような名前がついたのも納得できます。

校舎の玄関付近でそっと咲いています。

 

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アキアカネ

6月ごろから飛び始め、8月から前庭やグランドでたくさん飛ぶようになります。

「赤とんぼ」の名前で歌にもなっているくらい日本人にとっては親しみのあるトンボです。

 

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ミノムシとオンブバッタ

ミノムシは20年ほど前から急激に数が減って、今では絶滅危惧種として扱われている地域もあるようです。

原因は寄生バエのようですが、学校周辺ではまだまだ元気な姿を見せてくれます。