« 2012年10月 | メイン | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月27日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (18)

2012年11月27日

朝晩の冷え込みがだんだんと厳しくなってきました。

けれども天気のよい日中は木々が鮮やかな色を輝かせ、外の空気もおいしく感じられます。

よって、理科の時間は散歩の授業を望む生徒の声も響き渡ります。

生徒たちは学校内で紅葉狩りを楽しむことができるのです。

そんな紅葉も含め、学校内の今を紹介します。

 

Photo_3

フユノハナワラビ

花のように伸びた胞子葉からほこりのような胞子が飛び立ちます。

前庭の雑木林ではこんな植物がにぎわっています。

Photo_4   Photo_5

草紅葉

紅葉狩りというと紅色や黄色になった樹木を考えてしまいますが、よく見ると地面付近もにぎわいを見せてくれています。

枯れた草も美しい姿を作り出しています。

 

1   Photo_6

Photo_10   Photo_11

紅葉

紅色のカエデの他にも、黄色のカエデや他の木々も色とりどりです。

2012年11月26日 (月)

高校1年生 化学基礎(金属のイオン化傾向)

高校1年生の化学基礎では、「酸化と還元」について学習しています。

その中で、今回は金属の反応性について確かめる実験を行いました。

身の回りにはたくさんの金属がありますが、そのすべてが同じ変化を示すわけではありません。

Dscn3663

例えば、ある金属塩の水溶液に別の金属の単体を入れたとき、変化が起こる場合と起こらない場合があります。

Dscn3667_2 

Dscn3664_2

 上:変化が起こらなかった場合(硝酸鉛(Ⅱ)水溶液に銅板)

 下:変化が起こった場合(硝酸銀水溶液に銅板)

ちなみに、下の写真は銅板のまわりに銀が析出(付着)したようすです。

2012年11月24日 (土)

高校2年生 物理Ⅰ(波)

Dsc_0174

物理では波の干渉について勉強しました。

波と波がぶつかるとどのようなことが起こるのか、まずは理論から追究していきました。

2012年11月22日 (木)

高校1年生 生物基礎(生態学)

Dsc_0190

Dsc_0192

高校1年生で行っている生物基礎の授業では、「生物の多様性と生態系」に入ります。

教科書を説明する前に実際に森林の様子などを見に行きました。

紅葉狩りにもよい季節に学校内を散歩して、ちょっと寒かったですが、気分良く勉強ができました。

2012年11月21日 (水)

中学1年生 火成岩の観察

Dsc_0180

Dsc_0177  Dsc_0178

2分野の時間では火山について学習しました。

マグマからできる岩石と火山灰を観察し、火成岩の組織と火山灰が鉱物からできていることを観察しました。

2012年11月20日 (火)

中学2年生 露点の測定

Dsc_0181

気温が下がると雲ができたり、ガラス窓に結露ができたりする現象を学習しています。

金属製のコップに氷で冷やした水を入れていくと、コップの外側が曇っていきます。

そのときの温度を測定することによって、空気中にどのくらいの水蒸気が含まれているのかが分かります。

Dsc_0186

Dsc_0187

気温が下がると飽和水蒸気量が減って、空気中に含むことができなくなった水蒸気が水滴となって現れます。

空の上ではそれが雲であり、ガラス窓には結露となって現れます。

2012年11月19日 (月)

高校2年生 化学Ⅰ(両性元素)

高校2年生(理系クラス)は、化学の授業で無機化学分野を学習しています。

今回の実験では、両性元素と呼ばれるアルミニウムと亜鉛の性質について調べました。

Dscn3662

一部の金属を除き、一般に金属は塩酸のような酸に溶け、水素を発生します。

この気体を集め、火のついたマッチを近づけると「ポッ」と音を立てて燃焼しますね。

Dscn3660  Dscn3659

さて、金属が溶けた水溶液の中には、その金属を陽イオンが含まれています。

この溶液の中に塩基を加えると、白色の沈殿が生じます。

これは水酸化物と呼ばれるものですが、さらに塩基を加え続けると、

生じた沈殿が消える(溶け出す)という不思議な現象が起こるものがあります。

写真では上手に伝えることができませんが、まるでマジックを見ているかのようでした。

2012年11月12日 (月)

中学1年生 気体の発生実験

Photo

二酸化炭素と酸素を発生させて、その性質をまとめる実験をしました。

Photo_2

過酸化水素水に二酸化マンガンを混ぜると、酸素が発生しました。それを水上置換で集めました。

Photo_3

集めた気体に火のついたお線香を入れると、ポンと音を立てて火が明るくなりました。

Photo_4

2012年11月 7日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (17)

2012年11月7日

サクラの葉も散り、そろそろ紅葉が始まる季節となりました。

花の少ない時季ですが、木々の葉が秋をつくり出してくれています。

夕暮れが早く少し寂しくも感じますが、自然は深秋のすばらしさを教えてくれます。

そんな時期の「自然がいっぱい2」をお届けします。

 

Photo

チカラシバ

この草を抜こうと思ってもなかなか抜くことはできません。

秋の日差しの中で生えている姿は力強さを感じさせてくれます。

 

Photo_2

キツネノマゴ

草かげでひっそりと生えているので、よく見ていないと見落としてしまうほどです。

足元で地味に咲いている花ですが、食用にも薬用にもなるそうです。

 

Photo_3

ヤクシソウ

冬前の花が少ないこの季節に、黄色い花は地面付近を明るくしてくれます。

花言葉は「にぎやか」というようですが、とてもよく分かりますね。