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2015年10月

2015年10月20日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (75)

2015年10月20日

澄んだ青空に色づき始めたトチの葉が、秋のすがすがしさを感じさせてくれます。

朝晩と少し寒さが感じられますが、自然に包まれた学校では、緑と黄色のコントラストがきれいになってきました。

これからトウカエデやコナラなどの紅葉がどんどんと進み、深まった秋を描き始めてきます。

教室から眺める景色が一番きれいな季節になってきました。

 

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カエデの実

もう少し寒くなると、風に吹かれて風車のように回転しながら飛んでいく姿が観察できます。

カエデは紅葉に注目してしまいがちですが、もうひとつの楽しみ方もあるんです。

 

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サザンカの実

花の少ない冬になるとこの花が目立ちますが、この時期にかわいらしい実もなっています。

この後、割れて中から種子が現れてきます。

 

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エノコログサ

ネコジャラシとして一般的に知られていますが、本当の名前はエノコログサ。

「エノコ」は子犬、「ロ」は尾の意味。

子犬の尻尾のような草という意味です。

 

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ナナホシテントウ

成虫のまま落ち葉の下などで越冬します。

そのため、冬でも暖かい日には活動をして目にすることがたくさんあります。

2015年10月16日 (金)

中学2年生 カルメ焼き作り

中学2年生は化学分野の学習を行っています。

これまでに炭酸水素ナトリウムの熱分解と水の電気分解の実験を行いましたが、今回は試験前のリフレッシュも兼ねて、カルメ焼き作りに挑戦しました。

 

まずは、作業中の生徒たちの様子。やけどに注意してください。

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ザラメ入りの水溶液を加熱します。

焦がさないように、こぼさないように。

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ベーキングパウダーを加えてかき混ぜると・・・。

熱分解によって発生した気体によって、ふくらんできます。

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 カルメ焼きの完成です。
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実験室で食べた生徒もいれば、自宅に持ち帰った生徒もいました。

さて、次は定期試験です。準備はいかがでしょうか?

2015年10月 8日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (74)

2015年10月8日

夕方の陽射しが背伸びをするように長く伸び、部屋の中を黄色く染める季節が到来しました。

生徒たちが部活を終えて下校する時間には、夕焼け空にカラスが飛ぶ姿が似合いますね。

秋は少し寂しげですが、空気も澄んでとてもさわやかな季節です。

そんな季節に合わせたように、生き物たちもどんどんと変化していきます。

 

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ススキ

先日のお月見でススキを飾ったでしょうか。

旧校舎の跡地ではいろいろな草花が生えていますが、だんだんとススキが勢力を増してきています。

旧校舎が建つ前の38年前まではここはススキ草原でしたので、今その状態にもどろうとしているところです。

 

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イヌタデ

小さい頃におままごとで、この花を使ってアカマンマとして遊んだ記憶のある人も多いかと思います。

今この花がその盛りといったところでしょうか。

 

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ツユクサ

この花は6月ごろから咲いています。

半年ほどの花期がある植物というのもあまりないと思います。

朝露が降りる頃に花が咲いて、昼過ぎにはしぼむことからこのような名前で呼ばれているようです。

 

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ベニシジミ

夏には茶色っぽいはねのものが多かったのですが、春と秋にはこのように鮮やかな紅色のものが現れてきます。

このシジミチョウも年々減ってきているようです。