« 2015年10月 | メイン | 2015年12月 »

2015年11月

2015年11月26日 (木)

中学2年生 酸化・還元

中学2年生の理科では、酸化と還元について学習しています。

まずは「酸化」からhappy01

Pic_0183

Pic_0187

鉄(スチールウール)を燃焼させる前と後で質量を比較し、「酸化」とは酸素が化合する変化だということを理解しました。

また、磁石を近づけたときのようすや塩酸との反応性から、化学反応とはある物質から別の物質に変化することだと再確認しました。

上の写真は、燃焼のようすです。ストローで息を吹きかけ、内部までしっかり酸化させます。

 

続いて、「還元」ですwink

Pic_0188

Pic_0198

使用したのは酸化銅の粉末(黒色)です。これに炭(黒色)を混ぜ、加熱します。

しばらくすると、酸化銅から酸素がうばわれ、銅に変化します。

このように、酸化物から酸素がうばわれる変化を「還元」といいます。

写真は加熱の前後のものです。赤茶色の物質が銅です。

 

定期考査まであと少し。しっかり復習して、テストに臨んでください。

がんばれrock

2015年11月20日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (77)

2015年11月20日

黄色や紅色、茶色に彩られた木々の姿もありますが、だんだんと落ち葉が舞い散る姿に変わってきたものもあります。

季節の移り変わりは早いもので、耳を澄ませばモズのさえずりも聞くことができるようになりました。

これからは青空がきれいな時期です。

空を見上げて気分さわやかに過ごしていきたいものですね。

 

Photo

ノキシノブ

木の幹などのコケが生えたところで、いつもひっそりと耐え忍んでいるかのように生育している植物です。

そのためこのような名前になったのでしょうか。

日かげで土がないところによく生えます。

 

Photo_2

ユズ

ユズの木は、実がなるまでには何年も必要といわれています。

学校にあるこの木には毎年たくさんの実がつきます。

ユズを使う機会としては、冬至のユズ湯もいいですが、ユズ風味の食事も格別です。

 

Photo_3

コケの胞子体

コケ植物やシダ植物には花が咲きません。

よって、なかまを増やすためには胞子と呼ばれるものを使います。

時期がくると写真のような胞子が入った袋が生えてきて、そこから胞子を飛ばします。

 

Photo_4

コノテガシワ

バス停のイルミネーションのコードが巻かれている木です。

この木は、「児の手柏の二面(このてがしわのふたおもて)」と言われるように、子供の手のような形をした葉の裏表がよくわかりません。

どちらか見極められないことの例えに使われます。

2015年11月 7日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (76)

2015年11月7日

抜けるような青空とさわやかな風が吹く季節がやってきました。

木々も一日一日と色づきを増し、私たちの目も心も楽しませてくれます。

のんびりと学校内を散歩するとたくさんの発見をすることができます。

そして心が豊かになっていく自分も発見できます。

本当の理科の勉強が実感できるよい季節です。

 

Photo

モチノキ

花が少なくなってくるこの季節。

赤い実がたくさんついて、秋の彩りをより一層、豊かにしてくれています。

 

Photo_2

クロガネモチ

モチノキのなかまですが、その名前から「金持ちの木」と呼ばれ、縁起の良い木として庭などにも植えられています。

赤い実がたくさんまとまってつくので、モチノキと区別することができます。

 

Photo_3

クスノキ

冬の間も緑の葉をつけているクスノキですが、よく見るとこの時期に黒い実をつけています。

 

Photo_4

ヒサカキ

古くから神事に使われてきた榊。関東よりも北ではサカキは生えないのでヒサカキを使います。

花屋さんで売られている榊もこのヒサカキです。

 

Photo_5

ヒメリンゴ

今年は大雨の日がたくさんあった関係で、たくさん実がついたヒメリンゴがなくなってしまいました。

数個残っているものを食べてみると甘酸っぱく、口の中がシュワシュワしました。