« 2016年5月 | メイン | 2016年7月 »

2016年6月

2016年6月30日 (木)

高校3年生 光合成色素の分離

Pic_0597

光合成の光化学系では、クロロフィルなどの光合成色素が光エネルギーによって活性化されることではたらきます。

高校3年生の生物演習を選択している生徒たちは、校内の中庭で採集したシロツメクサの葉に含まれる光合成色素を、薄層クロマトグラフィーで分離しました。

2016年6月27日 (月)

中学3年生 散歩の授業

霧雨の降る中、中学3年生の授業で散歩をしました。

今回の散歩はただの散歩ではなく、生き物たちの説明を聞いて、感じたことをそのまま「詩」や「和歌」にしてみようという授業です。

今回は生徒たちが作った作品を紹介します。

 

 

Photo

紫陽花の気持ち

また雨が降ってきて
私は花を咲かそうとするけれど
どんなに頑張ったって
梅さんに追いつけないのは
何故だろう

花を咲かせる前の私を
人はよくきれいと言うけれど
花を咲かせた私を
人は枯れ時だという
違うの これが私の本当の姿
本当の姿を誰かきれいだと言って

 

アジサイの赤や紫に色づいている部分は花びらではありません。

本当の花はその中にある小さな部分です。

だから、アジサイの開花はこの小さな部分が開いたときという説明をしました。

 

 

Photo_4

梅の実が
梅雨の季節を
告げている
夏が恋しい
ある日の6月

 

「梅雨」という字は、雨の季節が梅の実が熟すのと同じ時期になるからこのような漢字を書くという説明をしました。

 

 

Photo_5

人はよく
梅雨は嫌いと
言うけれど
植物たちには
好かれる季節

 

人間にとって梅雨は嫌な季節ですが、植物にとっては最高の季節。

薄暗くても光合成ができ、水分が豊富。

だからこの時期に植物は大きく成長するという説明をしました。

2016年6月24日 (金)

高校3年生 カルピスで中和滴定

Pic_0604

高校3年生の化学の授業で、カルピスを用いた中和滴定の実験を行いました。

最近は大学入試に向けての演習ばかりでしたので、久々の実験でリフレッシュもできたことでしょう。

Pic_0602

高校3年生はコース別に分かれて演習をしているので、以前はグループで行った実験も、今回は一人一台です。

特進理系コースで化学を選択している10数名の生徒たちも満足して実験を終えたようです。

もしかすると、満足した本当の理由は、余ったカルピスを飲むことができたからかも・・・coldsweats01

2016年6月21日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (87)

2016年6月21日

梅雨に入り湿度の高い日が続いています。

今年の梅雨は降水量が少なく、6月なのに水不足になっています。

でも、学校内の雑草たちは日に日に大きくなり、気づけば背の高い雑草だらけ。

畑では作物よりもその周りにある雑草のほうが成長がよく、何を育てているのかわからないぐらいです。

 

Photo

ネジバナ

芝生の中からひょっこり顔を出す、そんな緑とピンクの色合いが梅雨のうっとうしさを吹き飛ばしてくれます。

 

Photo_2

ナツツバキ

毎日新しい花が次々と咲き出します。

でもその花は1日で散ってしまいます。

だから木の下にも毎日たくさんの花が落ちています。

それも楽しみのひとつです。

 

Photo_3

雨の日の葉

雨は人間にとって嫌なもの。

でも植物たちにとっては命をつなぐ大切な恵となります。

そのように見ると葉についた雨粒も一味違って見えます。

 

Photo_4

ホタルブクロ

ホタルが出るこの季節にこの花がたくさん咲き出します。

学校内のビオトープでは今年も数は少なかったですがホタルが出ました。

そしてその周りにはたくさんのこの花が咲いています。

2016年6月18日 (土)

中学3年生 液体窒素の実験

Pic_0587

先日、とある場所で実験教室をさせていただきましたが、余った液体窒素を使って実験をやってみました。

余った液体窒素は少量でしたので、定番の実験しかできませんでしたが、生徒たちは大変喜んでくれたようです。

またチャンスがあったらやってみましょうねhappy02

2016年6月14日 (火)

中学3年生 物体の運動

Pic_0499

中学3年生の理科1分野では、台車が水平な面や斜面を運動するときのようすを観察しています。

Pic_0419

台車に取り付けた記録用のテープを一定の時間ごとに切り取って比較し、班の仲間と実験の考察をしました。(上の写真は切り取った記録テープをレポートに貼り付けているようすです)

Img_4350_2

教室では、斜面を下る台車にはたらく力の正体についてまとめてみました。

2016年6月11日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (86)

2016年6月11日

気温の上昇と共にだんだんと花の数が少なくなってきました。

これは強い陽射しから植物のからだを守るためといわれています。

植物にとって花は子孫を残すための大切な器官です。

夏の陽射しは強すぎるのでしょう。

これから夏にかけて見られる花は、アジサイを除いて暑い地方から日本に来たものが中心になっていきます。

 

Photo

タイサンボク

直径が20cm以上もある花が咲きます。

昨年の台風で幹が折れてしまいましたが、今年何とか1つだけ花をつけてくれました。

 

Photo_2

ヒナキョウソウ

紫色のキキョウのような小さな花をつけます。

80年ほど前に日本に来て、今では一般的な花になりました。

 

Photo_3

ヘビイチゴ

真っ赤なかわいらしい実がたくさん実っています。

食べてもおいしくないことが欠点です。

 

Photo_4

ムラサキカタバミ

江戸時代に観賞用として日本に渡ってきた花です。

今でも園芸店に行くと売っています。

野生化しているところがたくさん見られるようになっています。