共立二中高の自然がいっぱい2 (88)
2016年7月23日
夏休みに入りました。
関東地方の梅雨明けはまだのようですが、これから本格的な夏がやってきます。
外に出るのも嫌なくらいの暑さで、部屋の中で冷房にあたって涼んでいたい季節ですが、ちょっとだけでも外に出て、いっぱい汗をかき、自然を観察するのもいいものです。
生徒たちには特に、夏休みでなければ経験できない生き物たちを、ぜひ観察して欲しいと思います。
オオカナダモ
水の中から白い花が顔を出して咲いています。
熱帯魚と一緒に魚の藻(も)として売られていますが、花が咲くので藻のなかまではなく、種子植物のなかまです。
四葉のクローバー
中庭にはシロツメクサがたくさん咲いています。
その中に四葉がたくさん見られます。
四葉には人を幸せにする不思議な力があるとか・・・。
学校に来たときにはぜひ探してみてください。
アリジゴクの巣
このすり鉢状の穴に小さな虫が入ってしまうと中から砂をかけられ、どんどん中に引きずり込まれて食べられてしまいます。
セリ
春の七草のひとつですが、花が咲く時期は今の季節です。
花が咲く時期にあまり注目されない植物ですね。
トウキョウヒメハンミョウ
東京周辺と九州にだけ生息するハンミョウのなかまです。
足が速く、捕まえようとするとすばやく動きます。
ヘクソガズラ
かわいそうな名前がついていますが、その名のとおり非常に変なにおいがします。
でもそのにおいのおかげでこの植物は、虫などから身を守っているのです。
コブシ
春に白い花をつけますが、この時期になると不思議な実をつけます。
この形が「握りこぶし」と似ているので「コブシ」と呼ばれます。