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2016年12月

2016年12月19日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (96)

2016年12月19日

明日は終業式です。

生徒たちは明日で2学期も終わり、明後日から冬休みとなります。

冬休みにはイベントがたくさんあります。

クリスマスにお正月、家の大掃除におせち作りなどなど。

家の人にとっては忙しく大変な日々ですが、生徒たちにとってはサンタさんからのプレゼントやお年玉ももらえる楽しみな期間です。

でもあまり楽しみすぎて、新学期に宿題を忘れたなんてことにならないようにして欲しいですね。

 

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タカサゴユリ

枯れた花の中には、たくさんの種子が入っています。

この種子が春に発芽すると、その年には花をつけるという、とても成長が早いユリの仲間です。

 

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ウバユリの種子

花は夏に咲きますが、この時期はたくさんの種子を撒き散らします。

ユリのなかまは単子葉類なので、葉が平行脈になるはずなのですが、ウバユリは双子葉類のように網状なのです。

 

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ギシギシ

変な名前の植物です。

名前の言われはいろいろあるようですが、茎と茎をすり合わせるとギシギシなるなど、音に関する言われが多いようです。

緑の少ないこれからの季節に地面を緑に染めてくれます。

 

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壁面に生えるコケ

両側にある壁面を注意深く見てみると、道を挟んで左右でコケの生え方が大きく異なっています。

コケが生活するには湿気が必要ですので、道を挟んで左側は、太陽の光が当たらないのでコケだらけになったのでしょうね。

 

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ヘクソカズラの実

「早乙女花」と言われるように、夏の間はかわいらしい花をつけていますが、手にとって見るとその匂いに驚かされます。

このにおいは枯れても続きます。

写真ではにおいを紹介できないのが残念です。

 

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マンリョウ

お正月にはマンリョウやセンリョウといった赤い実がなるものを飾ります。

日本では縁起の良い植物ですが、アメリカでは外来生物として駆除されているようです。

2016年12月17日 (土)

高校3年生 最後の授業は・・・

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①静脈注射用脂肪乳化剤が均一な分散液で、二層に分かれていない理由は何か?

②生のパイナップルを入れてゼリーをつくろうとしても固まらない理由は何か?

上記の2題は、化学演習選択の生徒たちが最後の授業で取り組んだ課題です。

写真は①についての説明になりますが、イラスト(キャラクター)を用いて分かりやすく解説してくれたので紹介します。

2016年12月13日 (火)

高校3年生 綿菓子製造機をつくってみました。

化学演習選択の生徒たちに、カルメ焼きをつくりたいと言われました。

しかし、以前授業でカルメ焼きをやったので違うものがいいなと言ったところ、綿菓子の話題になり、一から綿菓子をつくることになりました。

はじめに断っておきますが、これも大事な化学の学習です。

 

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試行錯誤を繰り返し、何とか形にすることができました。

 

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食べ物になると、誰もが真剣になります(笑)

 

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甘い香りに誘われて、隣で解剖実験をしている生徒たちがやってきました。

 

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小さな装置ですが、こんなにたくさんの綿菓子がつくれました。

 

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最後にみんなで記念撮影です。

お疲れ様でした!

2016年12月 8日 (木)

高校3年生 生分解性プラスチックをつくってみました

高校3年生の化学演習選択者が、生分解性プラスチックの合成に挑戦しました。

プラスチックとは、合成高分子化合物を主成分として、さまざまな添加物を加えたできたものをいいます。

軽い、腐食しにくい、成形・加工が簡単などのメリットがあり、日常生活の中でもたくさんの製品が見られます。

今回合成したものは牛乳を原料とするもので、土中では微生物によって分解されます。

実験中の写真をいくつか紹介したいと思います。

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2016年12月 6日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (95)

2016年12月6日

紅葉した木々から葉が舞い落ちて、地面の上に何種類もの葉が混ざり合い、その瞬間にだけにしか見られない彩りを作り出していきます。

寒い冬も楽しみ方ひとつで心が温まっていきます。

そのような心のゆとりも大切にしていきたいですね。

 

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ミズキの落ち葉

茶色い落ち葉の上に、黄色のミズキの葉が彩りを添えてくれています。

思わず立ち止まって足元を見たくなります。

 

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ホオの落ち葉

大きなホオノキの葉には抗菌作用があるので、昔の人は食料の保存やお皿として用いたようです。

 

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雪虫

北国ではこの虫が飛ぶと1週間ほどで初雪が降るといわれています。

でもその正体はアブラムシ。

雪虫にはまだ不明な点が多く、その生態はよくわからないようです。

 

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ヒガンバナの葉

花はよく知られていますが、今の時期の葉はあまり注目されないようです。

でも、ヒガンバナにとってはこの時期が一番大切なのです。

来年にまた花を咲かすことができるかどうかはこの時期の光合成によってどれだけ栄養をたくわえていけるかにかかっています。

 

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サザンカ

サザンカと聞いて思い出すのは童謡の「たき火」ですね。

学校ではこの花が咲く時期に、理科授業で焼き芋を行います。

あるクラスが行うと、次から次へと私たちのクラスもやろうと生徒から要望が出てきます。

さて、今年はどのクラスが最初にやり出すでしょうか。