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2017年1月

2017年1月26日 (木)

高校3年生 ルミノール反応

昨年末のことになりますが、高校3年生の化学の授業でルミノール反応の観察実験を行いました。

ルミノール反応は、刑事ドラマ等で鑑識が血痕の有無を調べる科学捜査をしている場面で使われています。

血液中に含まれる鉄イオンに反応して発光するので、犯人は血痕をきれいに拭き取ったつもりでも、残された微量の鉄イオンに反応します。

実験では血液を使うことはできないので、鉄イオンを含む試薬を使って実験を行いました。

ルミノール溶液に血液に見立てた試薬を加え、発光する様子をご覧ください。

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2017年1月21日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (98)

2017年1月21日

昨日から大寒です。

大寒は二十四節気で冬の最後となる期間(または日)です。

この期間を過ぎれば立春となり春がやってきます。

春になれば、このブログからも華やかな写真をお送りできると思います。

もうしばらくお待ちください。

 

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けもの道

落葉し、草も枯れ始めて、今まで見えなかったものが見えてくるということがたくさんあります。

これもその中のひとつです。

少しわかりにくいですが、ラディファームの周りの草原では、下までずっと続くけものが通った道ができていました。

 

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ハイゴケ

寒い冬でも緑を絶やさずにいるものの中にコケがあります。

このコケは最近流行っている「こけ玉」を作るのに適していて、文化祭では野外研究部の人気企画になっています。

 

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モグラ塚

これも冬によく観察される光景です。

寒い時期はえさが少ないためか、新たにトンネルを掘ることが多いようです。

そのため、このような塚がたくさん見られます。

地面の下にはどのような世界が広がっているのでしょうか。

 

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ヒイラギ

ヒイラギといえばクリスマス、それとも節分のどちらを連想しますか。

節分には枝にイワシの頭を刺して鬼が家に近づかないようにしますが、今それをやる家庭も少なくなりました。

学校のヒイラギはトリが種子を運んできたのか、いつの間にか生えてきたものです。

意外と知られていないのですが、葉のトゲトゲは木が大きくなるにつれて、なくなっていきます。

2017年1月11日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (97)

2017年1月11日

新しい年を迎え、お正月に届いた年賀状には「新春」と書かれていました。

でも、北風が冷たく感じられ、春にはまだまだといった感じでしょうか。

ところが、始業式が終わり、学校内を散歩していたら、春を感じる生き物たちに出会いました。

やっぱり春は来ていたんですね。

 

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ウメ

いつもは1月の下旬から2月上旬に花が咲きますが、今年はもう咲き始めていました。

今までで一番早く咲いたのではないでしょうか。

 

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ボケ

早い種類では11月頃から咲いていますが、学校内のものは普通2月頃に咲き始めます。

今年はもう咲き出してしまいそうな勢いです。

 

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菜の花

菜の花はアブラナ科アブラナ属の花のことで一種類ではありません。

「野菜の花」という意味から菜の花と呼ばれるようになったとも言われています。

 

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クチナシの実

食品の着色剤としても利用される実ですが、実は熟しても割れないことから「口が無い」と言われるようになったようです。

2017年1月 1日 (日)

新年のご挨拶

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、このブログも2009年の4月からスタートし、まもなく8年を迎えようとしています。

今後も共立第二中学校高等学校の自然やたくさんの授業、実験の様子を紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。