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2017年2月

2017年2月13日 (月)

共立二中高の自然がいっぱい2 (99)

2017年2月13日

立春が来たにもかかわらず、まだまだ寒い日が続きますね。

今年は冬型の気圧配置が強いのか、天気の良い日が続いています。

でも、空気は乾燥しすぎていて、雑木林の落ち葉の中を歩いていると、ほこりが舞って服が白っぽくなってしまいます。

これも自然を感じることができる貴重な経験です。

自然は人間にとって良いものだけではありませんよね。

 

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アオキ

落葉した明るい雑木林の中で、緑が目立つ低木の代表です。

新芽が出始めているものや、写真のように赤い実がなりかけているものなど、いろいろなものがあります。

 

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竹林

春にタケノコ採りができる竹林は学校内に何ヶ所かあります。

家に持ち帰ろうと掘りにいく生徒もいますが、意外にも掘り方にはコツがあり難しいのです。

そのようなことを学ぶことも人生には必要なのかもしれませんね。

 

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ヒノキ (上) と サワラ (下)

ヒノキは宮殿建設にも使われる高級材です。

また、非常に燃えやすいため「火の木」と呼ばれて名前が付いたとの説も。

でも、ヒノキに似た木はたくさんあります。その見分け方は葉の裏側を見ます。

白い気孔帯と呼ばれる部分の形の違いを見てください。

ヒノキはYになっています。

もうひとつの写真はXになっているので、サワラという種類です。

 

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冬の雑木林

落葉して明るい雑木林も良いものです。

もう少しすると新緑になり、夏は葉がうっそうと生い茂り、秋は紅葉を楽しませてくれる。

雑木林は楽しさいっぱいです。

 

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下から見上げると

葉がなくなっている木を下から見上げると、今までとは少し違ったイメージに見えます。

当たり前の光景が、見かたを変えることで知らなかったことを発見する。

そんな経験も良いものです。

 

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サルトリイバラ

クリスマスごろには赤い実をつけて、花屋さんでも売られている別名サンキライ。

今はもう色も抜けてしまって、注目する人も多くはありません。

でも、植物にとっては子孫を残していく大切な時期なのです。