共立二中高の自然がいっぱい2 (102)
2017年4月14日
今年の春はやや遅めなのか、校内のサクラの花はやっと見ごろを迎えました。
いつもならばもうすでに出ているはずのタラの芽も、今年はもう少しのようです。
しかし、春は確実に進んでいます。
この学校はいるだけで春を肌で感じることができるので、これからは楽しみがいっぱいです。
今回紹介する植物は、春のほんの一部となりますが、写真を見て春を感じていただければと思います。
ユキヤナギ
中庭では、オオシマザクラ、菜の花、チューリップと一緒に咲き誇っています。
ナズナ
一般的にはぺんぺん草と呼ばれますが、これも春の七草のひとつです。
花の下にあるハート形の実が、三味線のばちに似ているので、三味線の音から「ぺんぺん草」と言われるようになったとも言われます。
イチリンソウ
いつもは雑木林の中で、踏まないで歩くのが難しいくらい咲くのですが、今年はやや少なめなようです。
やはり今年の春はいつもとは違うようですね。
スギナとツクシ
もう終わっていてもよいのですが、ツクシが生えていました。
ツクシは、スギナがなかまを増やすために「胞子」と呼ばれるものを放出するためのからだの一部です。
クサボケ
ボケの花のようですが、ボケのように大きくなりません。
日本固有の植物です。
ムラサキハナナ
ハナダイコン、ショカツサイ、オオアラセイトウなど多くの名前を持っています。
教科書や資料集など、いろいろな名前で紹介されています。
オランダミミナグサ
ハコベに似ていますが、明治時代に外国から入ってきた植物です。
今やどこでも見られるほど分布を広げています。
カエデの花と若葉
カエデは秋の紅葉シーズンに注目されますが、この時期には花を咲かせています。
また、カエルの手のような形の葉も、出てくるときは閉じて出てくることがわかります。
ハナニラ
明治時代に観賞用の花として輸入されたものが、今や春の花のひとつになってしまいました。
星形をした花は、白や水色など変化があります。