共立二中高の自然がいっぱい2 (103)
2017年4月22日
やや遅い春が来たかと思えば、一瞬にして夏のような暑さになりました。
生き物たちもこの季節の変化に驚いているのではないでしょうか。
例年では3月下旬から5月上旬に咲く花が、1ケ月もしない間に一気に咲いたように感じられます。
学校内は生徒だけでなく、元気でにぎやかな生物たちの姿もたくさん見られます。
新緑の雑木林
雑木林の中で、上を見上げると薄い緑色の新緑が見られ、林床では青々としたアオキなどの低木が見られます。
この時期は、気持ちよく森林の学習ができるよい機会です。
ムラサキケマン
ウスバシロチョウの食草としても知られている花ですが、近年かなり減少してきています。
それに伴って、ウスバシロチョウモあまり見なくなってきました。
シュンラン
園芸店でも売っているランの一つですが、学校内では雑木林の中に自生しています。
薄緑色の花が咲いていても、目立たないので見落としてしまいそうになる花です。
オニタビラコ
葉が地面に平らに張り付くように伸びていくことから、田平子の名前があるようです。
どこでも咲く花の一つですので、雑草として駆除されることが多いです。
ウラシマソウ
浦島太郎がカメを助けたときに持っていた釣り竿のように、花穂から糸のようなものが垂れ下がります。
面白い姿をした植物ですよね。