共立二中高の自然がいっぱい2 (108)
2017年6月1日
今生徒たちは、今週末に行われる体育大会に向けて、毎日最終下校まで練習を重ねているため、学校内は活気に満ちあふれています。
そのような放課後のある日、グランドから生徒の大きな声が聞こえてきている中庭に出てみると、アナグマがオオシマザクラの実を食べに来ていました。
カメラを構える前にこちらに気づいて駆け足で逃げていきました。
お腹がすいて夜まで待てなかったのでしょうか。
ずんぐりむっくりとした大きなお尻を左右に振りながら逃げていく姿はとても可愛く、愛らしさを感じました。
チガヤ
これから夏に向かっていくこの時期に、秋のような姿をして生えています。
穂が出る前に食べるとおいしいそうです。
スイカズラ
咲き始めは白色の花が咲きます。
でも時間が経つにつれて次第に黄色に変化していくようです。
そのため、白色と黄色の花がミックスされてよりきれいに見えます。
花を摘んで蜜を吸うことができることからこのような名前になったようです。
オオシマザクラの実
アナグマが食べにくるだけあり、熟した実を食べると甘酸っぱくてとても美味しいです。
この1、2週間が食べ頃ではないでしょうか。
クワの実
昔はこの実をおやつ代わりにしたようですが、今の時代はお菓子が豊富にあるので食べたことがない生徒が増えています。
学校では誰でも自由にとって食べてもいいのですが、あまり食べている姿を見たことがありません。もったいない。
タケウチトゲアワフキ
シナノキに並んでついている姿は不思議に見えます。
とげを持っているためツノゼミと間違えてしまいます。
栃木県ではレッドデータブックに記載されているようです。
ウツギ
漢字では「空木」と書くように、茎が中空になっています。
学校のあちらこちらで咲いているのですが、その花に注目している生徒はほとんどいないようです。