共立女子第二中学校高等学校「自然も理科も大好き！」

２０１７年８月３１日

長くて短かった夏休みも終わりとなります。

今年の夏休みは雨の日が多く、海やプール、それに山登りと少し物足りなかったのではないでしょうか。

２学期になると秋もどんどんと感じることができるようになっていきますが、生き物たちはもうすでに秋の装いになっています

これからは日々、季節の移り変わりを肌で感じることができる楽しみな時季ですね

ヌスビトハギ

種子の形が盗人の足跡に似ていることからつけられた、萩に似た花をつける植物です。

秋の訪れを感じさせる花の一つです。

ツユクサ

春先から秋にかけてと長い期間の花期がありますが、この時期の花は特にきれいに咲いているように感じます。

ヤブラン

一般的には観賞用に植えられているものをよく見かけますが、学校の雑木林では自然と生えてきたものばかりです。

日かげを好んで生えています。

オニドコロ

ヤマノイモと同様に、他の植物に巻き付いて迷惑がられる植物ですが、今はかわいらしい花を咲かせています。

フユノハナワラビ

いつもは冬に紹介している植物ですが、芽は今頃から出始めます。

シダのなかま独特の芽の出方ですね。

今日は４日目の実験、硫黄の同素体の紹介です。

硫黄の粉末を加熱し、ろ紙の上に流し込みます。

少し固まったところでろ紙を開くと、針状の結晶が得られます。

同じく硫黄の粉末を加熱するのですが、先ほどより長い時間加熱をします。

それを冷水中に流すと、ゴム状の物質ができます。

さて、これで４日間のサマーゼミが終了しました。

実験を通して、１学期の復習ができたら幸いです。

サマーゼミ３日目の様子です。

今回は牛乳パックを使ったペーパークロマトグラフィーです。

インクに含まれる色素を分離させる実験を行いました。

牛乳パックを短冊状に切り取り、フィルムの一部をカットしてできあがりです。

エタノールを主成分とする溶媒に浸すと、色素が移動するようすが観察できます。

ある班は10数種類のインクについて実験していましたが、どのような結果が得られたのでしょうか？

希望者対象のサマーゼミが行われています。

今回紹介するのは、高１生の化学実験ゼミ、２日目の様子です。

さて、今回のテーマはワインの蒸留です。

蒸留装置の組み立てはやや難しく、普段は簡易版で学習することが多いのですが、

夏季休暇中のゼミということもあり、時間をかけてじっくり丁寧にやってもらいました。

また、今回のゼミではレポートの書き方の基礎も学習しています。

受講している皆さんにとって有意義なものとなることを願っています。