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2018年1月17日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (121)

2018年1月17日

1月に入りました。これからが寒さの本番です。

しかし、生き物たちはもうすでに春の準備に入っています。

冬型の気圧配置で、透き通った青空が広がるこの季節に、春を探しに散歩するのもよいものです。

見つけた春および春の準備を紹介します。

 

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ウメ

昨年に引き続き今年も早い開花が見られました。

始業式の前日の1月9日に咲き出しました。

本来日本には存在しなかった花ですが、奈良時代に中国から持ち込まれ、今では日本の花の代表になっています。

 

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スイセン

早咲きのものは12月より咲いています。

この植物は一度植えると、ほったらかしにしても毎年花が咲くので、とても便利です。

しかし、毒をもつので他の山菜と間違えて食べないように注意が必要です。

 

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カラスノエンドウ

1月に入ってからすくすくと成長し始めました。

暖かくなったら一番に花を咲かせたいのでしょうね。

 

 

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ロゼット

ハルジオンやオオアレチノギク、マツヨイグサなどは、この時期にはロゼットと呼ばれる形になっています。

ロゼットとは、バラの花のような模様のことで、地面に広がった葉がその形に似ているのでそのように呼ばれています。

他の植物がいない冬にも光合成をして養分を蓄え、春の準備をしてます。

秋に芽を出して冬を越し、春に成長する越年草にこの形が多く見られます。