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2018年6月15日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (130)

2018年6月15日

梅雨に入り、すっきりとした日が少なくなりました。

雨が降ると気分も何となくすぐれませんが、梅雨があるから日本の生き物たちは育ち、生き続けることができているのです。

私たちが食べるお米だってこの時季があるからこそ秋においしく実るのです。

そのように考えてていくと、この時季もそんなに嫌なものではありません。

平年では7月の中旬まで続く梅雨ですが、気分さわやかに過ごしていきましょう。

 

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ホタルブクロ

昔は子どもがこの花の中にホタルを入れて遊んだといわれていますが、今やそのホタルもこの花も少なくなってしまいました。

梅雨の時季に咲くこの花は、控えめでおとなしい印象を与えてくれます。

 

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ヒメジョオン

4月に同じような花を咲かせるのは「ハルジオン」といいます。

この花の名前は「ヒメジョオン」。

本来なら「ヒメジオン」と名付けたいところですが、ヒメジオンという花がすでに存在していたため、「ヒメジョオン」と名付けられたそうです。

 

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ナツツバキ

本来の沙羅双樹とは違う種類ですが、日本の沙羅双樹と呼ばれる花です。

花は咲いたら一日で落ちてしまいます。平家物語の「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」はそのようなことを表したのでしょうか。

 

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クマシデ

前庭の木にはこのような実がついているものがあります。

ある生徒は、「ビールを作るときに使うホップみたい」と言っていましたが、その生徒はよくホップを知っていたなと思いました。

 

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ビヨウヤナギ

長いおしべがたくさんついているのがこの花の特徴です。

花が少なくなるこの時期に、彩りを添えてくれています。

 

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ニワゼキショウ

芝生の上にたくさん咲いていたこの花も、実をつけ始めてきました。

丸い実が雨に濡れている姿は、梅雨の季節の1ページになります。