共立二中高の自然がいっぱい2 (138)
2018年11月29日
今年は日照時間が少ないようで、紅葉の色づきが今ひとつです。
教室の窓から見える景色も例年よりやや寂しい感じがします。
グランドわきのトウカエデは紅色になる前に散り始めています。
自然は毎年同じではなく、その時のいろいろな条件で変わっていくものなのですね。
ヘクソカズラの実
別名「早乙女草」と言われるように、かわいらしい花を咲かせますが、
植物自体のにおいはとても臭く、このような名前をつけられてしまうのも仕方がないのかもしれません。
枯れて実だけになってもその臭いはまだまだ残っています。
クサカゲロウの幼虫
小さな動くごみを発見すると、それはクサカゲロウの幼虫でした。
このような小さなからだでは重くて大変でしょうが、身を守るためには仕方ないのでしょうね。
カタバミ
春にはたくさんの花が咲きますが、寒くなってもまだまだ頑張って咲いているようです。
草花が作り出す自然界の色が少なくなってきたこの時期に、黄色い色は地面の上を引き立ててくれます。
ケヤキの落ち葉
1本の木から落ちてくる落ち葉は何枚になるのでしょうか。
この膨大な量を見ると、木が持つエネルギーの大きさを感じます。
チカラシバ
ブラシのような穂をつけたこの草を引き抜くことはできません。
地面にしっかりと根を張っているようです。
名前もそこからついたようです。