共立二中高の自然がいっぱい2 (164)
2020年10月2日
秋の長雨シーズンも終了し、青空がすがすがしい季節になりました。
太陽からの日差しはまだ強いですが、さわやかな風が心地よく感じられます。
このような天気が続くと、生き物たちも活き活きとしているように見えてきます。
そのような学校内の生き物たちを紹介します。
サクラの狂い咲き
春に咲くはずのオオシマザクラが秋に咲いていました。
花が咲くためには気温や日長時間のほかに、葉の存在が影響するといわれています。
夏の間に、葉が昆虫に食べられたり、台風などによって落葉したりすると、葉から出されている物質がなくなることによって花が咲くことがあるといわれています。
キツネノマゴ
小さくて見落としてしまいそうな花ですが、よく見ると学校では、あちらこちらにたくさん咲いています。
名前のいわれはよくわからないようですが、不思議な名前がついていますね。
シキミ
毒性が強く決して食べてはいけない実のひとつです。
実が乾燥すると、中国料理に使われる「八角」に似ているため間違ってしまうこともあるようです。
ハラビロカマキリ
この季節はカマキリによく出会います。
カマキリにもいくつかの種類がありますが、この種類は体長に比べて幅が広いことで区別がつきます。
ハナミズキ
赤い実は青空によく映えます。
日本には大正時代にアメリカに送ったサクラのお礼にいただいたものが最初といわれています。
しかし、それらの木は戦争ですべて失われてしまったとのこと。
その後に送られてきたものが現在あるもののようです。
オオイヌタデ
赤い実をつけるイヌタデは「あかまんま」としておままごとで使われることがあるようです。
写真のオオイヌタデは、そのイヌタデよりも背が高くなり、色も白っぽいのが特徴です。