共立二中高の自然がいっぱい2 (166)
2020年11月11日
高尾のいちょう並木では銀杏の実がたくさん落ちる季節になりました。
黄色く色づいたイチョウの葉も、太陽に照らされて今が一番輝いて見えます。
学校でも紅葉が進んで緑一色から彩り鮮やかになってきました。
そして、ケヤキの木の下では落ち葉がつもり、季節の移り変わりの雰囲気をつくり出してくれています。
そのような環境の中で、生徒たちは当たり前のように季節を感じてくれているのではないでしょうか。
ヤクシソウ
花の少ないこの時期に黄色い花はとても鮮やかに感じられます。
太陽から降り注ぐ光でさらに輝きを増しているように見えました。
サルトリイバラの実
クリスマスの飾りつけに使う赤い実のひとつとして、花屋さんでは「サンキライ」という名前で売っています。
学校では、ルリタテハというチョウチョの食草としても役立っています。
ヌスビトハギの種子
盗人がつま先立ちでそっと歩いた足跡のように見えることからこの名が付きました。
これも動物などにつく「ひっつき虫」の一つで、生徒のソックスやスカートにもよくついています。
カラスウリの実と種子
夏の夜にだけ不思議な花が咲くこの植物。
秋には赤い実を実らせてくれます。この実をとって中の種子を出してみると、カマキリの顔のような形の種子が出てきます。
この種子は縁起が良いそうで、お財布に入れると金運がよくなるといわれています。
クロガネモチ
名前から「苦労をすると金持ちになる」と解釈して、縁起の良い木といわれています。
気づくと自分の家の庭にも植えてあったりもして、意外と身近にある木です。
アオキ
四季を通じて青々とした葉と茎をもつことからこのように呼ばれているようです。
暗い樹林帯の中も鮮やかな赤い実をつけてくれる林床の代表的な木です。