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2009年9月

2009年9月30日 (水)

サッカーでの絆

本校では現在、携帯やパソコンなどのメディア機器から2時間は触れないということを推進しています。たぶん現在の多くの子供は携帯のメールなどで連絡を取りつながっている時間が長いのかもしれません。

私ははっきりいって、携帯でつながっている友達よりも、サッカーでつながっている友達の方がよほど信頼できるし、長く付き合えると思っています。

というのはブログ顧問自身、現在の状況を考えるとサッカーで広がった友人、知人がたくさんいて、その人たちとはどこかでつながっています。

たとえば、先日の東京都のリーグ戦に行ったら相手チームに小学校の同級生がいたり、そもそもチームに入ったきっかけも地元の選抜の仲間に誘われたり。

また、地元のサッカーチームでは地元の年配の方から現在は高校生まで一緒にサッカーをやって知り合いになって、いろいろなことを教わったり。練習だって約束しなくても自然と日曜日になれば集まります。

学校に通っているとわかりませんが、大人数の友達が約束もしないで集まるなんてことはきっと卒業するとなくなります。

そう考えると、クラブ活動でいろいろなチームと試合をするということでもっと交流を深めていってほしいと思いますし、その中でいろいろな考えを吸収していってもらうと、選手自身サッカーと離れたあとも役に立つことがあると思います。

私も気づけばサッカーをやることで相手を知ることができたり、学ぶことがあったりしました。もし、自分がパソコンばかりやっていたら今の関係は出来ていません。

ブログ顧問はちょうど小学生の後半にポケベル、中学生でPHS、高校生で携帯が普及した年代です。普及したばかりで家では持たせてくれませんでしたので、当時は憤りを感じましたが、現在ではよかったと思っています。

ぜひ、選手のみなさんはチーム内での絆はもちろんのこと、機会があれば他校の選手とも話してみたりするといいかもしれません。

そして、中学・高校時代の中でたくさんのことを直接話し合える関係を作っていってほしいと思います。そのためには日々、自分にも仲間にも妥協しないようにするチームにしてほしいと思います。

2009年9月29日 (火)

練習に…。

昨日は敗戦後の練習でしたが、いつものメニューを行い、そのあと2対1と5対5をやりました。

2対1では、最初は1対1で途中から2人目が入ってくる形式で行いました。オフェンスは当然抜かなければいけませんし、ディフェンスは2人になる前にボールを取る、また自分の守備範囲を広げるということを意識しなければなりません。

また、5対5ではうまくパスが回る場面もありましたが、やはり4対4に比べると歩いている選手が多いようにも感じます。5対5でできていることが4対4でもできるようになってほしいですね。

そして、昨日の練習に小学生が見学に来てくれました。

本当に楽しそうにサッカーをやっていて、見ているこちら側も楽しくなりました。

中学でもサッカーを続けたいということで学校見学をされているようでしたが、やはり子供がこの学校で頑張ってサッカーも勉強も行事もやると思える学校を見つけてほしいと思います。本校がその学校であると嬉しいのですが。

ただ、そう思ってもらえる部活になるようもっとみんなでがんばっていかなければなりませんね。

2009年9月28日 (月)

ルールの勉強

先日、審判をしていて感じていたことがあります。

それは、サッカーをやっている以上ルールを知らないと損をするということです。

たとえば、先日どこかの国でゴールを小さくするなんてことをした選手がいたようですが、そんなことやればどうなるかわかりますね。ただ、それに気づいた審判もすごいですが。

まぁそんなことは高校生ではできないと思いますが、身近な例で言えばユニフォームをつかむということは、本来はしただけでファールになります。ただ、レベルの高い試合ではそれで止めていては試合になりませんからとらないで、プレーに影響があった場合のみとります。

共立が参加している東京都の2部レベルではこれは明らかに目立ってしまいます。だから、私は審判をやるときはお互いにやっていない限りは基本的にユニフォームをつかんだらファールにします。

また、この手の使い方に関しては現在サッカー協会の審判部でも力を入れて取り組んでいるようですので、今後ますます厳しくなるでしょう。

そういったことを知っているか知らないかでプレーでどこからがファールでかなど自分でもわかるはずです。わからないと審判に文句を言ったりもします。そうすると、警告対象になるわけですから悪循環です。

恥ずかしながら私の草サッカーのチームでもゴールキックでオフサイドをとれると思ってサッカーをやっていた選手がいました。もう20年近くやっている選手でもそんなことわからずにやっていて、審判に文句を言っていました。

だから、きちんとルールを覚えることも、選手として必要なことです。プロ野球でもサッカーでもプロはきちんとシーズン前には審判との基準などの説明や昨年度の振り返りがあるそうですが、高校生にはそれがありません。だからこそしっかりと自分達でルールを覚え、そして審判資格もとってほしいと思います。

本校ではもともと松本監督がルールをきちんと選手に伝えているので、そういう文句をいう選手は本当に少ないと思います。それはチームの誇りです。

選手は松本監督がそういうルールをきちんと教えてくれていることにも感謝して、試合では審判の判定に納得がいかなくても、自分のプレーをやり続ける選手であってほしいと思います。

2009年9月26日 (土)

本日の結果

関東予選

共立女子第二VS 八王子

共立女子学園八王子グラウンドで14:45キックオフ。

前回負けている八王子に今回は何としても勝ちたい。

しかし、開始早々から共立はペースをつかめない。相手に合わせて一歩引いて受け身になる。そのため、相手にうまく蹴られてゴール前へほうり込まれる。

途中から徐々に前で取る意識が出始め、早めに取り返す場面やサイドを突破するなどではじめた。ただ、どちらが先制してもおかしくない状況。

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そして、共立が何度か攻めていると、いつものパターンでFWのOが相手を背負いながら突破して、そのままGKもかわしてシュート。

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これがネットを揺らし、先制。流れがよくない中で、なんとか先制しリズムに乗りたい。

しかし、八王子も基礎体力では共立を上回り、思うようにはいかせてくれない。

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共立もディフェンスに追われながらも踏ん張り、自分たちのチャンスをつくる。しかし、決定打が決まらず、逆に前半終了直前に相手に同点ゴールを決められる。

前半は1-1で折り返す。

松本監督は「決していい形で決めたわけではない。しっかりとパスを回して楽にやろう。ここからだ。」と選手を送り出す。

後半は共立の体力不足があからさまに出てしまう。また、ディフェンス対応も後手に回ってしまい、押し込まれてしまう。

そんな中、後半のビックチャンスは右のフリーキックから左サイドのY.K.が詰める。

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でも、なぜゴールは前なのに、下から上に蹴ってしまうのか…。

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このあと流れは八王子へ。

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共立も疲れが見える選手に変えて、高1のDF M.M. や関東予選デビューとなる高1 Y.A.もピッチへ。全員での戦いとなる。

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正直、自分が楽をするために、外にクリアしたり、前に適当に強いボールをけったりしてしまう。

いつもの出たところで勝負。来たら守るという感じになってしまいました。

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オフェンスもバックライン近くまで下がり必死のディフェンス。

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結局、後半は2点を追加されてしまい、1-3で終了。

残念ながら負けてしまいました。

正直、ブログ顧問はめちゃくちゃ悔しいです。選手はそれ以上に悔しいでしょう。

同じ相手に連敗。ましてや春までは勝っていた相手。つまり、今相手の方がうまくなっているということです。それを選手は感じたでしょうか。何が違ったのでしょうか。

残念ながら周りで見ていた中学生は、まだまだ自分たちの負けととらえられる選手は少なかったです。

高校生が負けたということは、共立女子サッカー部が負けたということです。中学生は自分たちが高校生になったときに、勝つチームになるためにどうすべきかをもっと考えながら見てほしい。

試合終了後には中学生は軽いアップ感覚の練習をしました。しかし、これが共立でやると本気の練習です。かなり息が上がっていました。まだまだです。

だけど、高1は試合後一緒に混ざってやりました。

そしたら、No.11のY.K.が1対1の練習で華麗に相手の裏を取りぬくという技をしていました。

ぜひ、試合でお願いします…。

高校生は11月のリーグ戦再開まで一休みです。この1か月はまたテストで中断します。つまり、月曜日の練習から気持ちを入れられるかが勝負です。11月の頭に試合が入って、テスト明けで思ったように動けなかったなんていう言い訳はしないようにしましょう。

今まで8月末の3連でも、白亜祭明けの今回の大会でも、同じような状況で同じ失敗をしています。直前で焦るくらいならしっかりと日々やりましょう。

土曜日の午後、共立で試合をして負けると校舎に戻ったとき、他の生徒に残念な報告をしなくてはいけません。

中学生の中にはサッカー部の高2、高1のファンの生徒もいるのですから、いい報告がたくさんできるように、がんばりましょう。

妥協しなチームへ変わっていきましょう。

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残りのリーグ戦は全勝で!そして、来年の新人戦へつなげよう。

2009年9月25日 (金)

今日こそ最終練習

今日は試合前の最後の練習をしたいということで、通常の練習ではないためインフルエンザの影響を考え、高校生のみの練習となりました。

ブログ顧問はGKの練習を少し行いましたが、本当に成長しています。でも、顧問は欲張りなので、今までの目標が100なら次は120を、120ができたら、140と次々と課題を与えるので、GKも大変だとは思います。でも、それをしっかりとこなしているGK。まだ高1なので、楽しみです。後輩も追い付こうと頑張っているので、それに負けずに頑張ってほしいものです。

明日はいよいよ関東予選。どうなるかわかりませんが、選手たちは気持ちが引き締まっていることと思います。私も久しぶりに23日は自分の試合に出ましたが、自分のできる力を100%発揮するということが、常に課題だと思います。それができれば、チームはよくなりますし、逆に自分が楽したり、さぼったりすればその分チームに迷惑がかかります。

まずは100%を出す。それを目指して必死に動き回ってほしいと思います。

4限から公欠扱いで、準備などをします。朝から気持ちを入れて、3限まではしっかりと授業を受けて、そこからまた気持ちを入れ替えてほしいと思います。

明日は共立会場ですので、お時間がある保護者の方々ぜひ足を運んでください。

グラウンドの凹凸もほぼなくなり、いい状態に戻りました。

あとは選手に頑張ってもらうだけです。

試合前最後の練習?

昨日は試合前最後の練習でした。

ブログ顧問は残念ながら、補習で参加できませんでしたが、最後だけ行きました。

選手たちは前回負けている相手だけにここは踏ん張ろうと思っているはずです。

きっと、今回2連勝して決勝リーグへ残れば、やっぱり共立はあなどれないなと思わせることができるでしょう。

逆に、1回戦で負けるようなことになると、もう共立は今年は終わったなと同じリーグのチームに思われてしまうでしょう。そうなると、今後の新人戦や来年度の高校女子選手権などで戦うときに相手に余裕を与えてしまいます。

これからの自分たちのためにも、ぜひ今回は必死に勝利を目指してほしいと思います。

そして、自分たちのスタイルを少しでも確立してほしいと思います。

2009年9月21日 (月)

休日でも…。

世間では4連休。

そして、この期間は本校ではインフルエンザの影響でクラブ活動原則禁止の中、ブログ顧問はFリーグの試合の手伝いに行きました。

普段から試合や練習ができることを選手に感謝しなさいと言っていますが、今日はそれを痛感してきました。

というのは、ブログ顧問は現在でも東京都2部リーグに所属している某チームに参加させてもらっています。そのフットサルチームが今シーズンからFリーグに参入していて、普段はお手伝いできないので、今日は休日返上で行ってまいりました。

朝は8時前から集合し、解散は午後6時前。約10時間いろいろな仕事を皆で分担しています。本当に試合を1試合するだけでもこんなにも大変だということがわかります。

よく選手にラインの引き方やゴールの置き方など細かいことをブログ顧問は言いますが、やはり、世の中はもっと厳しいです。

日頃からちゃんとやる癖をつけなければいけないということがわかりました。

これはサッカーだけに限らず、物事全般そうだと思います。学校生活だと適当でも通用するかもしれませんが、世の中に出たらそうはいきません。

ぜひ、選手のみなさんは一つ一つのことをしっかりとやっていって、今まで以上に周囲に感謝してほしいと思います。

そして、一緒にサッカーをしているチームメイトの人(めちゃくちゃ熱くていい人!)がこんなことを言っていました。

「こうやって会場準備とか何時間もかけてやっているのに、Jリーグなどで選手が適当なプレーをするのを見ると、本当に腹が立つ。自分たちもこういうこと知ると、もっと頑張らないとって思うし、適当なプレーはできないよ。」

たぶん部活でいえば、後輩が準備したのに練習や試合で諦めたり、適当なプレーをしたりするとどう感じるか、また、それは同様にお弁当を作ってくれたり、洗濯をしてくれている保護者の方も同じだと思います。

ぜひ、そういう人たちの思いも背負ってプレーをしてほしいと思います。

それを感じればプレッシャーではなく力となり、最後までがんばるということができるはずです。

関東予選が土曜日に迫っていますが、そのためにこの連休中に選手各自ができることをしっかりとやっていると願っています。

ブログ顧問ももちろん残り2日選手に負けないよう、審判をやって準備しております。

2009年9月19日 (土)

中村憲剛選手

サッカーに少し興味がある方なら最近はかなり有名になってきましたので、ご存知の方もいるかもしれませんが、中村憲剛選手は私の中学の先輩です。

憲剛君のことは小学校から知っていました。私が中学入学前にも家に何度か来ていて、一緒にサッカーをしたときから、憧れの選手でした。

憲剛君は今でも変わりませんが、本当に真面目な方だと思います。みなさんも先日の日本代表で交代する時に、きちんと礼をして出る。練習も人一倍がんばる。そういう当たり前のことをプロになっても、代表になってもできるというのはすごいことだなぁと思います。

私も中学くらいのときは調子に乗っていたので、試合をしていて、勝てるかどうかは別として、負ける気がする相手というのを経験しませんでした。しかし、唯一勝てない、というか負けたと思ったのは、この憲剛君です。

理由は簡単です。自分がうまくなっても、それ以上に憲剛君は伸びていたのです。

追い付くどころか、引き離されてる気がしました。普通は中学に入って練習にも慣れてくると、徐々に先輩の力に近づくものですが…。

なぜ、憲剛君はそんなにうまくなっていったのでしょう。

理由は僕の中で感じたことがいくつかありますが…。まぁそれはまた関東予選が終了して、10月の定期テスト付近でネタがなくなったときのためにとっておこうと思います。

ただ、今回伝えたいのは、やはりうまくなる選手というのはセンスなど抜きにしても、他の人とは違うことがあるのです。それができるかがまず第一歩のような気がします。

選手のみなさんは一体何が違うと思いますか?

グラウンド

昨日も放課後全員下校ということで、グラウンド整備をしにいくと、物静かな感じでした。

元気なのはカラスの集団でした。僕が行く前は数十羽のカラスがグラウンドの芝生のところにいました。ここのところ、代休や放課後の下校でグラウンドにしばらく行っていませんでしたが、まだまだグラウンドは8月下旬に大学が使用して荒れて以来、もとに戻っていません。

昨日も少し乾いてしまってはいるものの、ローラーをかけました。

普通に見ているとわかりませんが、若干穴かな?と思うような場所もありました。

ただ、贅沢はいえません。あれだけ立派なグランドですから、あとは選手が日々大切に使うのみ。

さて、今日でちょうど関東予選1週間前です。

来週は土曜日本学園八王子グラウンドで14時半から試合となります。

ぜひ、応援よろしくお願いします。

来週の土曜日までにはグラウンドをもう少しきれいにならしておきます。

2009年9月18日 (金)

続々と…

現在本校ではインフルエンザが流行し始めています。

今週はとりあえず午後のクラブ活動は禁止になりました。

ということで、来週の木曜日のみが関東予選の前の練習となりました。

こういう事態になることは予想していましたが、選手はどこまで予想し、日頃から意識的に体を動かしていたのでしょうか?

連休中でしっかりと体を作ってきて、木曜日全力で練習して試合に向けてほしいと思います。

そして、残念ながらブログ顧問のクラスも学級閉鎖になってしまいました。

ブログ顧問は元気なので、練習したいのですがしばらくは自粛です。

みなさん、連休でインフルエンザにかからないように注意しましょう。

ちなみに、お昼休みに選手にはマスクを配布しました。