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2019年7月 9日 (火)

質の高いサッカーを維持することの難しさ

テストが終了し、部活が再開になっております。

さて、天皇杯や女子のW杯、いろいろな試合を見る中で、感じることがたくさんありますが、やはり質の高いサッカーを維持するのは難しいですね。

天皇杯予選の川崎VS明治大学。

川崎もメンバーが入れ替わっての試合。こうなるといつもの試合のようにはいかず、少しのずれなどでリズムが作れていませんでしたね。

プロでもこのような状況だから、我々のレベルで質の高いサッカーをしようというのは、本当は厳しいことだなぁと感じていますが、少ない人数でもそれをやっていきたいと考える選手たちがいるので、それを目指して練習していかないといけないと感じています。

また、明治大学もユニバーで抜けている選手がいるのに、やはり学生らしさの中にも、過去とは違う大学のレベルの高さとプライドを感じました。

やはりカテゴリーが上のチームと戦う準備をしっかりしているのだなぁと感じました。

ただ、質の高いサッカーでチャレンジしていくことの大切を高校女子の我々のレベルのところでもやっていきたいなぁと日々感じています。

それぞれのチームのカラーがあっていいとは思いますが、女子サッカーが今後発展していくためには、単に勝利至上主義でも駄目だなぁと思っています。

もちろん、トップを狙うチームはまた別の要素もありますが、我々のように学校の部活動としての位置づけで行う中では、どうやって勝つかは単純に勝つことよりも重みがあると思っています。

我々のレベルではどこかで負けてしまいます。もちろん、負けないように試合前は準備しますが、それでも試合の中で、最後まで目標をもって戦い、次につなげるかが重要ですし、そのような取り組みが子供たちの人生にとって大きなプラスになると思います。

女子のW杯の話もなかなか話題に上らず、決勝も私もまだ半分ぐらいしかみてはいませんが、アメリカでさえ、ハーフタイムは走って引き上げていました。以前、優勝した時の日本もそうでしたが、強いチーム、勝つチームは何かしっかりした自分たちらしさがあるように感じます。それが自信になるのかもしれません。

共立は今はそれを失っているように感じますが、練習、練習試合、大会を通して、自分たちらしさが出てくるようにもがいていければと思います。

本日は、八王子高校と夕方練習試合です。

幸いにも、この近隣には人数が少なくなった状況でも快く練習試合をしてくれ、さらにはメンバーを貸していただいたり、さらには混合チームで紅白戦をしてくれるチームもあります。

そういったチームとも協力・切磋琢磨していき、お互いのいいところを学びあい、さらにはサッカーの面白さを発見していけるといいなぁと思います。

リーグ戦再開は8月下旬ですが、それまでに何試合かできるので、しっかり練習を積んでいきましょう。

共立はグランドがありますので、いつでも練習試合させていただきますので、練習試合の依頼おまちしております。