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2013年10月17日 (木)

帰ってきた「がんばれベアーズ」

 大変ご無沙汰しております。夏休みから全く更新しておらず、この状況は私の根性の無さか熱さを失いかけてしまったせいか、たださぼっていたか、いずれにせよ再び「がんばれベアーズ」の活動状況を報告させていただきます。

 今年の夏休みは、皆さまもご記憶にあるとおり記録的な猛暑で正直つかれました。それに加えて東京国体の関係で例年9月に入って行っていた私学新人大会を夏休み中に行う強行スケジュールでしたので、二学期が始まっても体の疲れが中々抜け切れませんでしたね。

 チームはインターハイ予選で3年生が引退して新チームとなり初の大会が私学選手権大会でした。鷗友学園に8対2で敗れて黒星発進でした。その後に参加した城北大会でも都立東大和には何とか6対6の引き分けでしたが、吉祥女子に13対6と悲惨な試合内容で大敗。文京学院女子にも9対2で敗れ、厳しい大会となりました。その後合宿では、都立南平と白梅学園とで宿は違いますがグランドを一緒に使用しての合同合宿形式で多くの試合を行いチームを作ってきました。今年のチームの特徴はエースが1年生で他は全て2年生での構成です。内野で抜けたのは、ピッチャーだけですので、考えてみればピッチャーがしっかり投げれば昨年より強い筈です。しかし、そう簡単には行きません。やはり頼りの3年生が抜けた精神的な穴は大きいらしく、内野のリズムが中々うまくいかなくなっていたようです。その段階ではピッチャーの仕上がりは、上々ですから、後はバックの仕上がりを上げていかなければなりませんでした。ところが、落とし穴がありました。先に記した様に今年の暑さです。1年生エースはスタミナが7回持ちませんでした。夏休み中の試合で負けた試合の多くは、試合後半の逆転負けです。4回までと5回以降が別のチームのようになってしまうことが多くありました。スタミナと精神力アップが必要です。技術的には、練習してきたチェンジアップは完成に近づいていますが、ストレートのスピードとコントロールが上がってきません。腕に頼りすぎた投げ方が原因。二学期に入ってフォームの改造に入っています。まだまだ完成ではありませんが、コントロールはついてきましたので、後は投げ込んで自信をもって体重移動と同時に手を抜けるようになればスピードも上がってくるでしょう。

 夏休みの終わりに行った私学新人大会では、跡見学園とは11対6で勝ち、吉祥女子に5対6で何とか逃げ切って勝ち、ベスト8をかけて駒沢大学高校と戦いました。前半で7対0と大きくリードするも5回に1失点。6回に・・・7回は・・・・・と終わってみれば9対11と逆転負けでした。敗因は何度も記しているとおりピッチャーのスタミナと大事な場面での内野のエラーですね。ストライクが入らなくなり、置きに行った球を打たれ、やっと打ち取るとエラーをしてしまう最悪の流れになってしましました。勝てた試合だっただけに非常に残念な試合でした。しかし、夏前のチーム状況を考えればベスト16と選手層は良い駒沢相手にそれなりの試合が出来るようになったことは選手たちの成長を感じました。夏以降13試合で3勝2引き分け8敗と数字の上では、大きく負け越していますが、少しずつ上がってきています。ここにきて野手のコンバートを行っています。ライトとショートとセカンドとファーストの移動です。どの選手をどこに入れれば一番安定するかを試しているところです。先日の都立小平西との練習試合では2対1で負けはしましたが、大きなミスもなくまとまった守りができました。攻撃面は練習不足が明らかですが、こちらはなんとかなります。なんと言っても守りです。ピッチャーを中心とした守りのチームを作らないと戸大会では勝ちあがれません。ここからの四ヶ月間の練習内容が重要になってくるでしょう。光は見えてきました。27日から始まる高体連新人戦の都大会が楽しみです。抽選は21日の月曜日です。楽しみではありますが、本校は22日の火曜日から25日の金曜日まで定期試験です。27日からの都大会には練習不足で望まなければなりません。そこだけが不安ですね。意外と練習してないほうが強かったりして!!

 では、抽選結果が出ましたらこちらでご報告させていただきます。

 久々の打ち込みで指が疲れました。これからも「がんばれベアーズ」いや、共立女子第二高等学校ソフトボール部への応援をよろしくお願いします。