2017年7月 6日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (110)

2017年7月6日

日に日に気温も上がってきて、雑木林を歩いていると蚊がたくさん寄ってくるようになりました。

蚊にとっては子孫を残すために動物の血の成分は欠かすことができない大切なものなのですが、こちらとしては迷惑な話です。

蚊に刺されることも自然の一つと考えるしかないのでしょうね。

でも、刺された場合は学校に生えている薬草がよく効きます。

 

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ノアザミ

アザミにもいろいろな種類がりますが、どれも葉にとげがあり、歩いているとき足にとげがささり痛い思いをすることがあります。

 

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ゼンマイ

山菜として有名ですが、学校内の所々に生えてきます。食用になる植物は学校内に数多く生えています。

 

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リョウブの花

普段は何の特徴もない木ですが、この時期には白い花をつけ、人一倍目立つようになります。

若い葉は食用になるようで、平安時代より飢饉のとき用の保存食として利用したようです。

 

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ラベンダー

中庭などにはラベンダーの花が咲いています。

茎を折ってにおいをかぐと、とても良い香りがします。

学校に来る機会があれば、ぜひやってみてください。

 

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アレチマツヨイグサ

これからの季節はこの花があちらこちらでたくさん咲きだします。

「月見草」と呼ばれるなかまになります。

花の色からすると違うように感じますが、「アカバナ科」のなかまです。

 

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ワルナスビ

外国から入ってきた繁殖力の強い植物で、とげがあるので触ると痛く、食べると中毒症状を起こすといわれています。

悪いことばかりですね。

2017年6月23日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (109)

2017年6月23日

夏至の日からやっと梅雨らしくなってきました。

梅雨はうっとうしくてあまり好きになれない時期ですが、生き物たちにとってはとても大切な時期です。

植物はもちろん、その植物を食べている動物の生活にも大きく影響します。

1か月以上続くこの季節があるからこそ、生態系が保たれて日本独特の自然ができるのです。

そのように考えると、じめじめしたこの季節も悪くはないのではないでしょうか。

 

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ムラサキカタバミ

どこからか園芸用の種が飛んできたのでしょうか。

他の植物が生えないような乾燥した土の上に生えていました。

これから何年かしたらどんどんと勢力を伸ばしていくのでしょうね。

 

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ヒメコウゾの実

写真を見ると美味しそうな実に見えます。

実際に食べてみても美味しいです。

今年はこの他の植物でも、実をたくさんつけたものが多くみられました。

 

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ニワゼキショウの実とネジバナ

1か月ほど前は、芝生の中でたくさんの花を咲かせていましたが、今は丸くてかわいらしい実になっています。

ネジバナに次の季節を譲ったといったところでしょうか。

 

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イトトンボのヤゴ

7号館の実験棟の裏側にあるビオトープでは、これからたくさんの種類のトンボが羽化します。

トンボの他にもトビケラやヘビトンボなどの多くの水生昆虫が生活しています。

 

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カマキリの幼虫

秋になるまで小さな虫を捕まえて大きく成長していきます。

今はまだ1,2㎝ほどしかありませんが、これから日に日にたくましくなっていくことでしょう。

 

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ヤマアカガエルの子どもとオタマジャクシ

2月にふ化したヤマアカガエルのオタマジャクシがどんどんカエルになっています。

ビオトープの周りには飛び跳ねている小さなカエルがいます。

池の中にいるオタマジャクシも、あしが生えて、数日後にはまだ経験したことのない陸上の生活を迎えます。

 

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セイヨウミヤコグサ

旧校舎があった場所には草原が広がっています。

その草原にいち早く侵入してきた植物の一つがこの花です。

花の時期になると、地面を黄色く染めてとてもきれいです。

2017年6月 1日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (108)

2017年6月1日

今生徒たちは、今週末に行われる体育大会に向けて、毎日最終下校まで練習を重ねているため、学校内は活気に満ちあふれています。

そのような放課後のある日、グランドから生徒の大きな声が聞こえてきている中庭に出てみると、アナグマがオオシマザクラの実を食べに来ていました。

カメラを構える前にこちらに気づいて駆け足で逃げていきました。

お腹がすいて夜まで待てなかったのでしょうか。

ずんぐりむっくりとした大きなお尻を左右に振りながら逃げていく姿はとても可愛く、愛らしさを感じました。

 

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チガヤ

これから夏に向かっていくこの時期に、秋のような姿をして生えています。

穂が出る前に食べるとおいしいそうです。

 

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スイカズラ

咲き始めは白色の花が咲きます。

でも時間が経つにつれて次第に黄色に変化していくようです。

そのため、白色と黄色の花がミックスされてよりきれいに見えます。

花を摘んで蜜を吸うことができることからこのような名前になったようです。

 

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オオシマザクラの実

アナグマが食べにくるだけあり、熟した実を食べると甘酸っぱくてとても美味しいです。

この1、2週間が食べ頃ではないでしょうか。

 

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クワの実

昔はこの実をおやつ代わりにしたようですが、今の時代はお菓子が豊富にあるので食べたことがない生徒が増えています。

学校では誰でも自由にとって食べてもいいのですが、あまり食べている姿を見たことがありません。もったいない。

 

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タケウチトゲアワフキ

シナノキに並んでついている姿は不思議に見えます。

とげを持っているためツノゼミと間違えてしまいます。

栃木県ではレッドデータブックに記載されているようです。

 

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ウツギ

漢字では「空木」と書くように、茎が中空になっています。

学校のあちらこちらで咲いているのですが、その花に注目している生徒はほとんどいないようです。

2017年5月24日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (107)

2017年5月24日

今年度最初の定期考査も終了し、生徒たちは次の行事である体育大会に向けて活発に活動を始めています。

それに負けずに生き物たちも、強い日差しを浴びながら、生き生きと活動をしています。

これから一年の中で生き物たちは、一番活動的になる季節となります。

 

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コメツブツメクサ

まるで芝生が黄色い花を咲かせたように、中庭の芝生は黄色く染まっています。

この花を注目してみる人もあまりいませんが、じっくりと観察すると、シロツメクサのような花で親しみもわいてきます。

 

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コバンソウ

小判のような実がなり、太陽に照らされるとその名のように金色に輝いて見えます。

たくさんあるとお金持ちになった気分にさせてくれます。

 

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スズメノエンドウ

カラスノエンドウよりも小さな花をつけるため、実もかわいらしいものばかりです。

雑草として迷惑がられるのは不思議なくらいです。

 

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アメリカフウロ

ファームの周りでは、毎年たくさんこの花が咲きます。

昭和初期に外国から入ってきたといわれていますが、荒れた草むらにはよく見られるようになりました。

 

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コウゾリナ

今の時期から夏にかけてよく咲いているのが観察されます。

黄色い花はいろいろな種類がありますが、見分け方は葉を見ればわかります。

花だけ見るとみんなタンポポに見えてしまいますが。

2017年5月18日 (木)

緑がいっぱい(共立二中高の自然がいっぱい2 (106) )

2017年5月18日

今の時期、教室からながめることができる風景は緑一色です。

緑という自然の色は心を和ませてくれる色です。

今回の「自然がいっぱい」は、「緑がいっぱい」と題して、各教室から見られる風景を紹介したいと思います。

 

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中学1年生の教室から

この教室からは秋の紅葉もきれいなのですが、今はツツジの花とクス、カツラ、イロハカエデ、エゴなどの木がたくさん見られます。

 

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中学3年生の教室から

中庭に向けて教室から左側を見た時の景色です。

手前にはトチノ木やケヤキがあり、奥には八王子の山々が見えます。

写真にはありませんが、教室から右側を見ると、コナラやクヌギの雑木林も見えます。

 

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理科演習室から

手前にはコナラなどの雑木林が見え、中央道のずっと奥には奥多摩の山々が見えます。

空気の澄んだ日には、山の稜線がくっきりと見え、雨の日は地面近くまで降りてきた層雲から山の頂上が顔を出した風景も見られます。

2017年5月12日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (105)

2017年5月12日

穏やかな季節となり、学校内は緑一色に染まっています。

教室からの景色も色鮮やかで、心が癒されます。

このような中で生活していれば、きっと生徒たちも穏やかに育ってくれると思っています。

 

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ササバギンラン

雑木林の中では昨年紹介したキンランとこのササバギンランが花盛りです。

2種類とも今や貴重な花になってしまいました。

ずっとこの共立で花を咲かせて欲しいと思います。

 

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ジュウニヒトエ

花がいくつも重なり合う様子を、平安時代の女性が着た十二単に例えた花です。

最近では紫色の花を咲かせるセイヨウジュウニヒトエも学校内では見られるようになりました。

 

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ミズキ

秋になると黄葉した落ち葉で地面を彩るこの木ですが、今の季節は白い花がたくさん咲いて、遠くからでもきれいに見えます。

花の後にできる実は、鳥たちにとっては大好物となるようです。

 

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ジシバリ

地面をしばるように咲く花という意味の名前を持っています。

学校ではオオジシバリも咲き出しているため、あちらこちらで地面を黄色に染めています。

2017年5月 6日 (土)

野鳥の撮影

ブログ担当者の自宅から近い場所でカワセミが見られるという情報を得たので、早朝に出かけてきましたchick

7時前というのに10数名の方々が待機。さらに、野鳥撮影専門の大きなレンズが横一列で並んでましたcamera

私は一眼レフカメラの入門機+ズームレンズという装備でしたので、ベテランの皆様から外れた場所で静かに待つこと30分・・・。

ラッキーなことに私がいる側に現れ、誰よりも先にカワセミの姿を見ることができましたgood

 

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上の写真は、初めて撮影したカワセミです。

その後も10数分おきに姿を見せてくれました。

 

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新しい発見があった野鳥撮影でした。

こうやって趣味の世界にはまっていくのですねcoldsweats01

2017年4月26日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (104)

2017年4月26日

春は花の種類が多く、学校内の花が日に日に種類が増していきます。

1年のうちで一番賑やかなこの季節は、紹介する生き物たちも盛りだくさん。今月3回目の紹介です。

 

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ホウチャクソウ

雑木林の中でひっそりと咲いている目立たない植物です。

よく見ないと花が咲いていることがわからないこともあります。

 

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ヒメコウゾ

和紙の原料として用いられていたクワによく似た植物です。

赤い実がついているときは目につきますが、今の時期は不思議な形の花を咲かせています。

 

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チゴユリ

雑木林の地面いっぱいに、小さなかわいらしい花が咲き誇っています。

場所によっては踏まないでは歩けないほどになります。

 

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キュウリグサ

この植物を手でもんで、においをかぐとキュウリの香りがします。

花はとても小さいですが、よく見ると愛らしい花を咲かせています。

 

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ハルジオン

生徒はビンボウグサと呼びますが、ちゃんとした名前があります。

6月になるとよく似たヒメジョオンも咲きますが、ハルジオンは花が咲く前のつぼみのときにお辞儀をしている礼儀正しい花です。

2017年4月22日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (103)

2017年4月22

やや遅い春が来たかと思えば、一瞬にして夏のような暑さになりました。

生き物たちもこの季節の変化に驚いているのではないでしょうか。

例年では3月下旬から5月上旬に咲く花が、1ケ月もしない間に一気に咲いたように感じられます。

学校内は生徒だけでなく、元気でにぎやかな生物たちの姿もたくさん見られます。

 

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新緑の雑木林

雑木林の中で、上を見上げると薄い緑色の新緑が見られ、林床では青々としたアオキなどの低木が見られます。

この時期は、気持ちよく森林の学習ができるよい機会です。

 

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ムラサキケマン

ウスバシロチョウの食草としても知られている花ですが、近年かなり減少してきています。

それに伴って、ウスバシロチョウモあまり見なくなってきました。

 

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シュンラン

園芸店でも売っているランの一つですが、学校内では雑木林の中に自生しています。

薄緑色の花が咲いていても、目立たないので見落としてしまいそうになる花です。

 

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オニタビラコ

葉が地面に平らに張り付くように伸びていくことから、田平子の名前があるようです。

どこでも咲く花の一つですので、雑草として駆除されることが多いです。

 

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ウラシマソウ

浦島太郎がカメを助けたときに持っていた釣り竿のように、花穂から糸のようなものが垂れ下がります。

面白い姿をした植物ですよね。

2017年4月17日 (月)

春の散歩

春の散歩

新学期が始まりました。

春のこの時期は、どの学年も理科の授業で散歩に出かけて自然観察を行います。

サクラには何種類もあることや春の七草などの食べられる植物、

どこにでもある雑草にも名前があることや毒草に至るまで、

担当の先生からいろいろな話を聞くことができます。

 

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生徒たちは自然に触れると、笑顔になっていきます。

 

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雑木林を歩くと、新緑も肌で感じることができます。

 

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この学校が建っている場所は「月夜峰」といって、

戦国時代には重要な場所だった話など、歴史の勉強もします。