2017年5月24日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (107)

2017年5月24日

今年度最初の定期考査も終了し、生徒たちは次の行事である体育大会に向けて活発に活動を始めています。

それに負けずに生き物たちも、強い日差しを浴びながら、生き生きと活動をしています。

これから一年の中で生き物たちは、一番活動的になる季節となります。

 

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コメツブツメクサ

まるで芝生が黄色い花を咲かせたように、中庭の芝生は黄色く染まっています。

この花を注目してみる人もあまりいませんが、じっくりと観察すると、シロツメクサのような花で親しみもわいてきます。

 

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コバンソウ

小判のような実がなり、太陽に照らされるとその名のように金色に輝いて見えます。

たくさんあるとお金持ちになった気分にさせてくれます。

 

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スズメノエンドウ

カラスノエンドウよりも小さな花をつけるため、実もかわいらしいものばかりです。

雑草として迷惑がられるのは不思議なくらいです。

 

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アメリカフウロ

ファームの周りでは、毎年たくさんこの花が咲きます。

昭和初期に外国から入ってきたといわれていますが、荒れた草むらにはよく見られるようになりました。

 

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コウゾリナ

今の時期から夏にかけてよく咲いているのが観察されます。

黄色い花はいろいろな種類がありますが、見分け方は葉を見ればわかります。

花だけ見るとみんなタンポポに見えてしまいますが。

2017年5月18日 (木)

緑がいっぱい(共立二中高の自然がいっぱい2 (106) )

2017年5月18日

今の時期、教室からながめることができる風景は緑一色です。

緑という自然の色は心を和ませてくれる色です。

今回の「自然がいっぱい」は、「緑がいっぱい」と題して、各教室から見られる風景を紹介したいと思います。

 

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中学1年生の教室から

この教室からは秋の紅葉もきれいなのですが、今はツツジの花とクス、カツラ、イロハカエデ、エゴなどの木がたくさん見られます。

 

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中学3年生の教室から

中庭に向けて教室から左側を見た時の景色です。

手前にはトチノ木やケヤキがあり、奥には八王子の山々が見えます。

写真にはありませんが、教室から右側を見ると、コナラやクヌギの雑木林も見えます。

 

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理科演習室から

手前にはコナラなどの雑木林が見え、中央道のずっと奥には奥多摩の山々が見えます。

空気の澄んだ日には、山の稜線がくっきりと見え、雨の日は地面近くまで降りてきた層雲から山の頂上が顔を出した風景も見られます。

2017年5月12日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (105)

2017年5月12日

穏やかな季節となり、学校内は緑一色に染まっています。

教室からの景色も色鮮やかで、心が癒されます。

このような中で生活していれば、きっと生徒たちも穏やかに育ってくれると思っています。

 

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ササバギンラン

雑木林の中では昨年紹介したキンランとこのササバギンランが花盛りです。

2種類とも今や貴重な花になってしまいました。

ずっとこの共立で花を咲かせて欲しいと思います。

 

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ジュウニヒトエ

花がいくつも重なり合う様子を、平安時代の女性が着た十二単に例えた花です。

最近では紫色の花を咲かせるセイヨウジュウニヒトエも学校内では見られるようになりました。

 

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ミズキ

秋になると黄葉した落ち葉で地面を彩るこの木ですが、今の季節は白い花がたくさん咲いて、遠くからでもきれいに見えます。

花の後にできる実は、鳥たちにとっては大好物となるようです。

 

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ジシバリ

地面をしばるように咲く花という意味の名前を持っています。

学校ではオオジシバリも咲き出しているため、あちらこちらで地面を黄色に染めています。

2017年5月 6日 (土)

野鳥の撮影

ブログ担当者の自宅から近い場所でカワセミが見られるという情報を得たので、早朝に出かけてきましたchick

7時前というのに10数名の方々が待機。さらに、野鳥撮影専門の大きなレンズが横一列で並んでましたcamera

私は一眼レフカメラの入門機+ズームレンズという装備でしたので、ベテランの皆様から外れた場所で静かに待つこと30分・・・。

ラッキーなことに私がいる側に現れ、誰よりも先にカワセミの姿を見ることができましたgood

 

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上の写真は、初めて撮影したカワセミです。

その後も10数分おきに姿を見せてくれました。

 

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新しい発見があった野鳥撮影でした。

こうやって趣味の世界にはまっていくのですねcoldsweats01

2017年4月26日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (104)

2017年4月26日

春は花の種類が多く、学校内の花が日に日に種類が増していきます。

1年のうちで一番賑やかなこの季節は、紹介する生き物たちも盛りだくさん。今月3回目の紹介です。

 

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ホウチャクソウ

雑木林の中でひっそりと咲いている目立たない植物です。

よく見ないと花が咲いていることがわからないこともあります。

 

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ヒメコウゾ

和紙の原料として用いられていたクワによく似た植物です。

赤い実がついているときは目につきますが、今の時期は不思議な形の花を咲かせています。

 

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チゴユリ

雑木林の地面いっぱいに、小さなかわいらしい花が咲き誇っています。

場所によっては踏まないでは歩けないほどになります。

 

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キュウリグサ

この植物を手でもんで、においをかぐとキュウリの香りがします。

花はとても小さいですが、よく見ると愛らしい花を咲かせています。

 

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ハルジオン

生徒はビンボウグサと呼びますが、ちゃんとした名前があります。

6月になるとよく似たヒメジョオンも咲きますが、ハルジオンは花が咲く前のつぼみのときにお辞儀をしている礼儀正しい花です。

2017年4月22日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (103)

2017年4月22

やや遅い春が来たかと思えば、一瞬にして夏のような暑さになりました。

生き物たちもこの季節の変化に驚いているのではないでしょうか。

例年では3月下旬から5月上旬に咲く花が、1ケ月もしない間に一気に咲いたように感じられます。

学校内は生徒だけでなく、元気でにぎやかな生物たちの姿もたくさん見られます。

 

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新緑の雑木林

雑木林の中で、上を見上げると薄い緑色の新緑が見られ、林床では青々としたアオキなどの低木が見られます。

この時期は、気持ちよく森林の学習ができるよい機会です。

 

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ムラサキケマン

ウスバシロチョウの食草としても知られている花ですが、近年かなり減少してきています。

それに伴って、ウスバシロチョウモあまり見なくなってきました。

 

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シュンラン

園芸店でも売っているランの一つですが、学校内では雑木林の中に自生しています。

薄緑色の花が咲いていても、目立たないので見落としてしまいそうになる花です。

 

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オニタビラコ

葉が地面に平らに張り付くように伸びていくことから、田平子の名前があるようです。

どこでも咲く花の一つですので、雑草として駆除されることが多いです。

 

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ウラシマソウ

浦島太郎がカメを助けたときに持っていた釣り竿のように、花穂から糸のようなものが垂れ下がります。

面白い姿をした植物ですよね。

2017年4月17日 (月)

春の散歩

春の散歩

新学期が始まりました。

春のこの時期は、どの学年も理科の授業で散歩に出かけて自然観察を行います。

サクラには何種類もあることや春の七草などの食べられる植物、

どこにでもある雑草にも名前があることや毒草に至るまで、

担当の先生からいろいろな話を聞くことができます。

 

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生徒たちは自然に触れると、笑顔になっていきます。

 

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雑木林を歩くと、新緑も肌で感じることができます。

 

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この学校が建っている場所は「月夜峰」といって、

戦国時代には重要な場所だった話など、歴史の勉強もします。

2017年4月14日 (金)

共立二中高の自然がいっぱい2 (102)

2017年4月14日

今年の春はやや遅めなのか、校内のサクラの花はやっと見ごろを迎えました。

いつもならばもうすでに出ているはずのタラの芽も、今年はもう少しのようです。

しかし、春は確実に進んでいます。

この学校はいるだけで春を肌で感じることができるので、これからは楽しみがいっぱいです。

今回紹介する植物は、春のほんの一部となりますが、写真を見て春を感じていただければと思います。

 

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ユキヤナギ

中庭では、オオシマザクラ、菜の花、チューリップと一緒に咲き誇っています。

 

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ナズナ

一般的にはぺんぺん草と呼ばれますが、これも春の七草のひとつです。

花の下にあるハート形の実が、三味線のばちに似ているので、三味線の音から「ぺんぺん草」と言われるようになったとも言われます。

 

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イチリンソウ

いつもは雑木林の中で、踏まないで歩くのが難しいくらい咲くのですが、今年はやや少なめなようです。

やはり今年の春はいつもとは違うようですね。

 

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スギナとツクシ

もう終わっていてもよいのですが、ツクシが生えていました。

ツクシは、スギナがなかまを増やすために「胞子」と呼ばれるものを放出するためのからだの一部です。

 

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クサボケ

ボケの花のようですが、ボケのように大きくなりません。

日本固有の植物です。

 

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ムラサキハナナ

ハナダイコン、ショカツサイ、オオアラセイトウなど多くの名前を持っています。

教科書や資料集など、いろいろな名前で紹介されています。

 

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オランダミミナグサ

ハコベに似ていますが、明治時代に外国から入ってきた植物です。

今やどこでも見られるほど分布を広げています。

 

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カエデの花と若葉

カエデは秋の紅葉シーズンに注目されますが、この時期には花を咲かせています。

また、カエルの手のような形の葉も、出てくるときは閉じて出てくることがわかります。

 

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ハナニラ

明治時代に観賞用の花として輸入されたものが、今や春の花のひとつになってしまいました。

星形をした花は、白や水色など変化があります。

2017年3月25日 (土)

共立二中高の自然がいっぱい2 (101)

2017年3月25日

春休みに入り、ますます春めいてきました。

学校内を散歩していると、とても良い気分になります。

きっと4月に入ると、どの学年の理科の授業でも外回りが多くなるのではないでしょうか。

 

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アセビ

漢字では「馬酔木」と書くように、この木には毒があり、馬が食べると酔っ払ったようになるとか。

学校内のあちらこちらできれいな花を咲かせています。

 

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ウメの実のあかちゃん

梅の花が終わった後の花を見てみると、めしべの下の部分(子房といいます)が膨らみかけているのが観察されます。

この場所が6月まで膨らみ続けて実になります。

中学1年生の授業でも使える生きた教材です。

 

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カントウタンポポとシロバナタンポポ

学校内には3種類のタンポポが見られます。

その中の2種類が同じところに咲いていました。

右がカントウタンポポ、左がシロバナタンポポです。

このほかにセイヨウタンポポもたくさん見られます。

 

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カワウ

池にはコイやウグイ、金魚など多くの魚がすんでいて繁殖していますが、そのような魚をこの方々が見逃すわけがありません。

カワウのほかにアオサギなども来ていました。

 

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キヅタ

校内では、どこにでもあるキヅタですが、実がなっているものがありました。

キヅタは葉っぱの形の変化が激しく、なれないと同じ種類とは思えないものがたくさん見られます。

 

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カラスノエンドウ

どこにでも生える雑草のひとつですが、これからが花盛りです。

この植物は、天ぷらにして食べると意外と美味しいです。

 

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スズメノヤリ

植物の名前では「すずめ」とは、「小さい」という意味で使います。

大名行列の先頭にある毛槍を小さくしたもののようだという意味でしょうか。

 

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フデリンドウ

これから4月にかけて、雑木林の下で群落となって咲き出します。

足元をよく見て歩かないと踏んでしまいそうになります。

 

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オオイヌノフグリの群落

春一番に咲くこの花も、群落になるときれいですね。

日の当たる午前中ほどきれいに咲いています。

2017年3月 9日 (木)

共立二中高の自然がいっぱい2 (100)

2017年3月9日

2012年2月より学校内の自然を紹介してきた「自然がいっぱい2」も今回で100回目を迎えました。

2007年から2年間続けた「自然がいっぱい1」を合わせると、230種を超える生き物や、いろいろな自然を季節の変化とともに紹介してきました。

その中でもやはり春の植物は華やかで種類も豊富です。

今回は春の初めにはどこにでもある植物を紹介します。

 

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タネツケバナ

まだ水が張られていないこの時期の田んぼに、白いじゅうたんを敷き詰めたように咲く花です。

でも、その花がひとつ咲いていても誰も注目してくれません。

昔の人は、この花が咲くと田植えの準備を始めたそうです。

 

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ノビル

土の中の球根を採って味噌をつけて食べると、とても美味しいのですが、最近この植物を採って食べる人も少なくなったようです。

学校内ではいたるところに生えています。

 

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ホトケノザ

この花の蜜を吸って遊んだ人も多いのではないでしょうか。

一度経験した甘い味は忘れられないものとなります。

葉を上から見ると仏様が座る丸い座布団のように見えることからこのように呼ばれるようになったようです。

 

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スギ

花粉症の人にとっては見たくもないものかもしれませんが、枝の先に雄花が咲き、その基部には昨年の雌花からできた実がついています。

この実はクリスマスリースなどの飾りにも使えます。

 

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ウシハコベ

ハコベよりも大型で茎も茶色くなっています。

ハコベは春の七草ですが、小鳥のえさとしても活躍しています。

 

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ヒメオドリコソウ

この草がたくさん群生していると、お祭などでたくさんの人が踊っている姿のように見えます。

そのように見方をかえて観察してみると楽しく感じられます。

 

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フキの花

あまりにもきれいに花が咲いていたので、「フキノトウ」と書かずに「花」ということばを使いました。

この花が咲いた後、地下にある茎から丸い葉が出てきます。

梅雨になったら、カエルがこの葉で傘をさすのでしょうか。