« 白亜祭有志団体募集中 | メイン | バラが満開に! »

2013年5月24日 (金)

天文教室特別講座を実施

中学の定期考査が終了した23日、今年4月までハワイのすばる天文台に勤務されていた児玉忠恭先生をお招きし、中学3年生を対象とした天文教室の特別講座が行われました。
講座のテーマは「星はすばる、銀河はすばる」。
すばる望遠鏡がとらえた宝石箱のような銀河団のスライドをもとに、銀河の誕生や生い立ち、そしてこれからを「人生」ならぬ「銀生」となぞらえて楽しくわかりやすく話していただきました。

現在、私たちがいるこの銀河系は彩り豊かな星が多い若い銀河であること、宇宙のあちらこちらで銀河が集まり、衝突し、新しい銀河が誕生していることなど、予定されていた時間ではとても収まりきらない内容のお話を聞くことができました。
テーマの「銀河はすばる」の意味が「銀河は集まる」という意味であることがわかりました。

中3は現在、理科の第2分野で「地球と宇宙」の単元を履修中です。
「人類は宇宙のどこまでいけるか」、「天文学者になるためには」、「ロシアの隕石は」、「宇宙人の存在は」など質問も多数出て、関心の大きさがうかがえました。
7月にはプラネタリウム見学を控えていますが、その前に企画した今回の講座で宇宙への興味がさらに深まったことと思います。

20130523a

20130523b  

(大講義室)