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2014年1月28日 (火)

ウニの発生実験&ポケット飼育

今年も「ウニの発生実験」と「ウニの幼生のポケット飼育」が始まりました。
この実験は高1APクラスを対象に「生物基礎」の授業で実施されており、今年で5年目を迎えています。
「生命の形づくりの不思議」を体感してもらうことを目的としています。
千葉県館山市にあるお茶の水女子大学湾岸生物教育センターの支援を得て行われる高大連携型のプログラムであり、APクラスの「深化・発展」を目的とした授業のひとつとして実施しています。

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事前に「ウニの発生」について授業で学び、実験初日は「人工受精」の実験から。
瞬く間に受精膜ができる様子に、生徒は顕微鏡に釘付けです。
受精卵はビーカー内でそのまま発生を続けさせ、生徒は休み時間や放課後に自由に検鏡できるようにしています。

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(左は受精卵の4細胞期、右はプルテウス幼生)

2日目以降はウニの幼生の観察、そしてある程度育った所で、生徒一人一人が小さな容器で飼育する「ポケット飼育」を行います。
高尾で生まれたウニを館山の海に戻すのがゴールラインです。