« 現チーム最後の練習試合 | メイン | 私学選手権の対戦相手決定 »

2012年6月13日 (水)

3年生引退

6月10日(日)インターハイ予選東京都大会が始まりました。会場は共立女子第二のソフトボール場です。

一回戦は、第二試合に山脇学園戦です。都大会で楽に勝てる試合はありませんが、始まってみるとこちらの想像よりもギクシャクした展開になってしまいました。初回の攻撃からノーアウト1・3塁と攻めるもけん制でアウトになったり、ノーアウト1塁から送りバントを相手がセカンドへフィルダースチョイスもランナーがオーバンランでタッチアウトと攻めても攻めても得点出来ない状況が続きました。そうこうしている内に先制点を許して追いかける立場になり2アウトから3番の逆転のセンターオーバーがやっと出て逃げ切りです。胃に穴が開きそうな試合でした。走塁の強化を図ってきていただけにミスの多さが気になった試合でしたね。

第四試合でベスト16を賭けての杉並学院戦です。全ては1回の表の守りでした。ランナーを一人出して2アウト1塁からレフトオーバーを打たれて1塁ランナーがホームイン。ここまでは仕方がないのですが、間に合わないホームに投げて打者走者を3塁に行かせてしまい、その直後にワイルドピッチで2失点目です。この2点が重かった。裏に1点を返しましたが、その後5回までお互いに得点が出来ずに迎えた6回、追加点を取られてしまい2点差。きつくなりましたが、その裏に追いつきました。こうなれば追いついた強みと後攻の強みで勝利を確信しましたが、7回の表の守りで大きなミスが出ました。ランナー1塁からバントで1塁ランナーは二塁を回って三塁へ向かってきました。2アウトです。タイミング的には間に合いません。あっと思った瞬間、ファーストが三塁へ送球。ボールが右へ少し逸れるも三塁手はスルー。ファールゾーンへボールが抜けている間にランナーホームインで再び勝ち越しを許してしましました。1年間かけて間に合わない所への送球は絶対に駄目だと、三塁への暴投は即失点だから十分に注意すること、それたら顔に当ててでも止めろと話しをしてきましたが、最後の最後の一番大事なところで出てしまいました。7回裏も2アウト1・2塁と攻めましたが、あと1本が出ませんでした。思えばこの日一日は、あと一本が出ない日でした。大砲を3枚そろえても本番では簡単には打てません。チャンスでフライの山では良い結果は出ませんね。

終わってみれば4対3で負けましたが、初回が全てでした。試合の入りが全てだといい続けた一年だっただけに悔しい試合でした。これで三年生は引退です。この悔しさを次のステップへ活かして、次こそは悔しい思いをしないようにがんばってほしいと思います。5人の三年生諸君はお疲れ様でした。試合をやってもやっても勝てなかったがんばれベアーズが立派なチームに成長しました。

お前らは、よくやったよ!!

さあ、また一から創り直しです。また一年がんばるぞーーーーー!!!!!