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2013年6月10日 (月)

3年生引退。お疲れ様。

 6月9日(日)共立女子第二ソフトボール場でインターハイ予選都大会が予定通り開催されました。本校は第三試合で第一試合に吉祥女子を4対6で破って勝ち上がってきた跡見学園と戦いました。1回2回と両チーム無得点で迎えた3回裏、跡見の攻撃で2アウト1塁、右バッターにスライダーが甘く入ってしまいました。ライトに大きなフライ。ライトが下がりきれずに抜けていき一気に一塁ランナーがホームインしてしまいました。次の回に痛いミスが出てしまいました。先頭のショートゴロを弾いてノーアウト1塁。盗塁を仕掛けてきましたが、本校キャッチャーの送球は完璧にストライク、タイミングもアウトをベースカバーに入ったセカンドが落球。ノーアウト2塁。その後1アウト2・3塁となり、次のバッターを前進守備のショートゴロに打ち取ります。3塁ランナーが飛び出ているにもかかわらず、ショートはファーストへ送球。ホームインを許してしまいます。ファーストからの返球がランナーに当たって転がっている間にセカンドランナーまでホームインを許して3点差になってしまいました。打たれた失点は何とかなりますが、あげてしまった失点は後から厳しいことになることは、このチームは痛いほど経験してきましたが、まさにその展開になってしましました。5回の攻撃で1点を返して1対3。2点差で迎えた最終回7回表の攻撃は、1アウトから出塁。続くバッターが右中間を抜いて、1アウト2・3塁。3番が故意四球で1アウト満塁。4番がショート強襲でレフトへ転がっている間に三塁ランナーがホームインで2対3、セカンドランナーもホームへ突っ込みましたが、どちらとも取れるタイミングでしたが、審判のコールはタッチアウト。同点になり損ねました。その後は2アウトセカンドから5番がセンターフライでゲームセット。1点届かずに負けてしまいました。やはり、ミスの失点が最後まで響きました。

 大変残念な結果でしたが、最後まで諦めることなく攻撃を続けた選手は立派でした。後一歩でしたし反撃が少し遅かったですね。

考えてみれば、このチームは1年前新チームからなかなか勝てませんでした。試合をやってもやても勝てませんでした。このチームは1年間勝てないのかと思えるほど弱かったのです。それが、春はベスト8にも入るほどに力をつけてきました。3年生の4人も真面目にソフトボールに取り組み、ピッチャー以外は素人ながら立派な選手へと成長してくれました。ピッチャーも高校からピッチングを始めてここまでの投手になることは努力の賜物です。私が作ってきた投手の中でも体力は抜群でした。スライダー、チェンジアップもすばらしかったですね。現に跡見の左バッターはチェンジアップにきりきり舞いしてましたね。キャプテンで4番でエースと1年間重荷をしょわせてきましたが、よく耐えてがんばってくれました。

 4人の3年生諸君は本当によくがんばりました。本当にお疲れ様でした。このソフトボールで鍛えた体力と根性を次のステップへ生かして、今度は自分の為にがんばってください。そして、その姿を後輩たちに見せてください。それが先輩としての残りの仕事です。がんばれ3年生!!

 1・2年生は、先輩の悔しい最後を見ました。この悔しさを感じたはずです。この悔しさも自分たちが晴らすつもりで、ここから新チームでがんばってください。10名しかいません。けが人は許されません。チームにとっての責任をしっかりと感じてソフトボール部員としてのプライドを高く持って取り組んでいってください。期待しています。

 応援していただいた方々、1年間ありがとうございました。そして3年生の保護者のみなさま、活動へのご理解ご協力、本当にありがとうございました。