たくさんの祈りが届きますように(東日本大震災から4年)
東日本大震災から今日でちょうど4年になります。
本校では生徒会を中心に様々な活動を通じて被災地との関わりを築いてきました。
今日も生徒会からの発案で、朝会時に校内放送で全校にメッセージを伝え、全員で黙とうをささげました。
少々長文になりますが、生徒会のメッセージをここに掲載させていただきます。
たくさんの祈りが届きますように、切に願ってやみません。
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本日は、朝の貴重な時間を生徒会に頂きました。
この時間を使って 東日本大震災に被災し亡くなられた方のご冥福と被災地の復興を願って黙祷を行いたいと思います。
4年前、2011年3月11日14時46分18秒 東北地方太平洋沖の地震と津波によりおよそ1万8000人の方がお亡くなりになりました。そのうち、いまだにご遺体も見つからない方は2500人をこえます。また、震災後 震災による関連死は、3000人をこえました。そして、いまだに震災に伴う避難者・転居者は22万人をこえます。
それでは、黙祷をおこないます。
黙祷始め。
黙祷を終わります。
本校でも震災の日、交通機関が不通となり、まだ帰宅していなかった生徒が200名以上、校舎で一夜を明かすこととなりました。その年、予餞会は中止。卒業式は高校3年生のみで行われ、先輩方は後輩に見送られることなく卒業されていきました。そして、春休みは計画停電にともない生徒活動は中止となりました。東日本大震災は、私たちの身近なところにも影響を与えました。
先日のニュースで、多くの被災者の方が、今一番不安に思われていることは「震災の風化」、 忘れられてしまうことだということを知りました。今の私たちには、復興のためにお金をだしたり、現地に行ってボランティア活動に参加したりということはなかなかできることではありません。しかし、東日本大震災を忘れず、今の自分たちに何ができるか考え、できることを行動に移していくことはできます。
生徒会の「緑のバトン運動」・「福島ひまわり里親プロジェクト」への参加は、「忘れない」ための活動です。先日、2013年に購入した苗木、本年度育てたひまわりの種を被災地に送ることができました。ご協力、ありがとうございました。
最後になりますが、「緑のバトン運動」の苗木の購入の財源となっているベルマークの回収で、中学1年3組が1605枚 3256.1点も集めてくれました。この場をおかりして感謝を込めてみなさんに報告します。来年度も継続していく活動です、ご協力お願いします。また、何か新しくできることを見つけた人は、提案をして下さい。よろしくお願いします。
以上です。
ありがとうございました。