金星の太陽面通過を観察‥‥?
今日は、「金星の太陽面通過」が起こるということで、学校でも観察の準備を整えていました。
太陽の手前を小さな黒い点のような金星がゆっくりと横切る、たいへん珍しい現象です。
ところが朝から雨、そして日中も時折雨を降らしながら厚い雲が空を覆いつくすような天候で、ほとんど観察は望み薄という感じでした。
せっかく中庭に出した望遠鏡も活躍できずに終るのかと思われました。
しかし!
ちょうどお昼休みの頃、理科の教員のねばりが天に届いたのか(?)、空にちょっと晴れ間が見え、雲もかなり薄くなってきました。
観測用の眼鏡を使ってみると、どうにかこうにか確認できる程度ですが、黒い点(=金星)らしきものを発見。
それよりはっきりと映し出されたのは、望遠鏡に取り付けられた太陽の黒点観察板の太陽。
しっかり金星が確認できました!
4時間目を終えた生徒たちもバタバタと中庭に出てきました。
専用グラスをかけると、光が弱いせいかなかなかはっきり見ることができませんでしたが、黒点観察板の金星だけでも「見たぞー」と納得できてよかったです!
(中庭)