尾瀬片品村に合宿に行ってきました
7月27日から31日までの4泊5日で尾瀬合宿を行いました。
3日目に雨が降り、楽しみにしていた川遊びはできませんでしたが、その日以外に行った至仏山や尾瀬ヶ原は天候もまずまずで、充実した時間を過ごすことができました。
1日目は宿周辺の散策です。
今年は川沿いの植物観察を行いました。
エノコログサにもいくつかの種類があることや、特定外来生物に指定されたものなど、多くの知識を身につけました。
2日目は鳩待峠から至仏山に登りました。
はじめは樹林帯を歩きました。
歩いていくうちに樹木の様子が変わっていくこともわかりました。
途中でワタスゲの群落に出会いました。
また、希少種のオゼソウも見られました。
岩がごつごつしたところを登り、ちょっとスリルがありました。
4日目は鳩待峠から尾瀬ヶ原に入りました。
山の鼻までの道にミズバショウの大きな葉っぱがたくさんありました。
コバイケイソウも生えていました。
尾瀬ヶ原ではトキソウ、ヒメシャクナゲ、ナガバノモウセンゴケ、キンコウカ、コバギボウシなどたくさんの植物に出会いました。
尾瀬ヶ原のところどころに池塘(ちとう)と呼ばれる池があります。
この池の中にはヒツジグサと呼ばれる植物が生えています。
不思議なことに午前中は葉だけしか見られないのに、午後になると白いたくさんの花が咲きだします。
夜はバーベキューの夕食と花火でした。
5日目は日光白根山のふもとの丸沼高原の散策です。
コマクサなどの高山植物が植えられていました。
針葉樹林帯では静けさと針葉樹独特の香りの中を歩きました。
樹木はフィトンチッドと呼ばれる物質を出していて、殺菌効果や安らぎを与えてくれることも学びました。