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2015年11月 3日 (火)

し、衝撃の事実が……

「先生また一か月以上過ぎちゃいましたよ。」
「そ、そうなんですかぁ……(知ってるけど)」

そういえば前回、次はぜひ書評を、などと言っていたのであった。
とはいうものの最近あまり本を読めていないんですよねぇ。
そりゃ犬と遊んでばっかりいるからでしょ、と言われるかもしれないけれど(その通りなんだけど)、仕方ないじゃないか、くららちゃんがどんな時でも耳もとで「おとうさんあそぼーよあそぼーよ」ってささやいてくるんだからー(妄想)。
まぁそれでもちょこちょことは読んでますけどね、お仕事ですから(キリッ)

『君の膵臓をたべたい』という本がちょっと前から話題になっておる。
学校でも予約が入るくらい人気があるし、よかったよかったとはしゃぐ生徒もいる。
何しろタイトルがちょいと衝撃的だしキャッチーなんで、それだけでも話題にはなるわなぁーと思うわけだけど、たしかに中高生にもおもしろく読めるんじゃないかな。
「死」に向かう女の子と不器用な男の子のお話で、まぁありがちなテーマなんだけど、会話のやり取りなどおもしろく、ライトノベル好きの人にもよろしいかも。
これがデビュー作ということで、最初の方はけっこう力んでる感じだけど、だんだん慣れてきたのかストーリーが進むにしたがってスムースな筆運びになっております。

で、この小説を読んでいて個人的に驚愕した場面があったわけですよ。
病気の女の子に向かって男の子が物知り顔で言ったセリフ、こんな感じ。

「もしかしてミッフィーちゃんのバッテンが口だと思ってる人? あれは真ん中で上と下に分かれるんだよ、上が鼻で下が口なんだ」
「嘘ぉ!」

うそぉぉぉー!

登場人物より大きな声で叫んじゃいましたよ。
え、皆さん知ってました?
これって常識?
私、けっこう衝撃なんですけど。
ミッフィーちゃんはウチに絵本も何冊もあって、子どもにも読み聞かせしたりして、おもしろいお口だねぇなんて言ってたりもしたもんだ。
これはまいった。

ちなみに数あるキャラクターの中でも、ディック・ブルーナのキャラクターは一番好きなんですよね。
ミッフィーちゃんもいいけど、特に好きなのがブラック・ベア。
息子の部屋にも小さい時からずっと額付きのポスターが飾ってある(強制的)。
このブログを昔から読んでいる方ならご存知かもしれないけれど、当初はブラック・ベアを図書館のキャラクターにしたかったし、あちこちにグッズを置いたりしたかったんですけどね。
いや、単なる司書教諭の趣味っていうんじゃなくって、ブラック・ベアはいつでも本を持ち歩いているような読書大好きキャラなわけです。
でもって、あんまり夜遅くまで読書するから目が真っ赤。
ね、図書館キャラクターとしてうってつけでしょ?

けれどもミッフィーちゃんのようにメジャーじゃないんで、あまりグッズとかも種類が多くないし……。
著作権の問題からして、複製をペタペタするわけにもいかないだろうし……。
まぁでも、機会があったらブラック・ベアだらけにしたいと企み続けてはおりますです。

さて、気づいてみたらすっかり「書評」ではなくなってしまったようですが……。(知ってた)

ま、いっか。