2016年5月 5日 (木)

もう5月であった。

4月を迎えた時、今年度こそしっかりブログを更新しよう、と誓ったものであった。
が、ふと気付くともう5月になっているではないか!
不思議だ、もしかしたら何かの間違いではないのか?(←そんなことはない)

最近はプレッシャーをかける生徒たちに弁解するのも面倒になってきたので、忙しいから今話せないと追っ払うわけだが、その向こう側で「信じられませんよねー2月29日以降一回も更新してないんですよーさぼってますよねー」とか聞こえよがしにしゃべくって更にプレッシャーをかけてくる。
さすが本校の生徒である。(涙)

ということで、一念発起、久々に投稿。
ちなみに言っておくが、熊本地震以降活動を自粛してきた「くまモン」が、子どもの日に合わせて本日活動を再開したことに刺激を受けて再び書き始めた、というわけではないから。
ほ、ほんとうだぞ。

とは言うものの、くまモン活動再開は嬉しいのだ。(ご当地キャラ好きです)
もちろん地震のことはもういいから、などということではない。
そうではなくて、なんでも自粛というのもいかがなものかと思っているわけであり。
むしろもっと早く出てきてほしかったわ。
子どもたちがニコニコ笑いながらくまモンと触れ合っているのをニュースで見ると泣けてくる。
もともとご当地キャラは地域振興のために次々と作られてきたわけだけど、しっかり根付いているとこういう時には本当に力になるなぁ。

だいたいご当地キャラって地域の特色が生かされている場合が多いので、けっこう社会科の勉強の入り口になるんじゃないかと思うんですよ。
ふなっしーが出てくるまでは、千葉が日本一の梨の生産地とか知らなかったのでは。
ふっかちゃんを見るまでは、深谷市の名産がネギだとは知らなかったのでは。
みきゃんちゃんを知るまでは、愛媛県がミカンの産地だとは知らなかったのでは。(※審議)
ま、まぁ、いろいろあるけどね。

ということで、以前は図書館でも「ご当地キャラ大図鑑」といった雑誌(MOOK)を配架したりしていたんだけど、最近この手の本がなかなか発行されないのは淋しいっす。
ちなみにゆるキャラ、くまモン関係の本では、
『キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで』(NHK出版新書)
『くまモンの秘密~地方公務員集団が起こしたサプライズ』(幻冬舎新書)
などが図書館にあるので、生徒諸君には読んでみてほしい。
あと、くまモン生みの親である小山薫堂さんの著書はいっぱい蔵書あるから調べてみてくだされ。

そういえば皆さんもしかしたらご存じかもしれないけど、司書教諭は犬を飼ってましてねぇ。
コーギーのくららちゃんって言うんですけどねぇー。(←親ばか)
たしかコーギーのご当地キャラがいたなぁと思ってちょっと調べてみたら、いましたいました、静岡県の焼津に。
コギらったくんというようだが……。
うーん、ちょっと見たところなかなか情けないお顔をしているような……。
だいたいなんで焼津でコーギーなんだろう、と素朴な疑問があるわけで。
で、ちょっと調べてみたら公式ブログに書いてありました。

「港町焼津でなぜコーギーなのか?
その理由は謎のベールに包まれている・・・」

え?
謎なんかい!
こんなん、そんなこと言ったら何でもありじゃん!(笑)
いかん、これでは先ほどの地域密着で社会の勉強に…なんたらかんたらの司書教諭の熱弁の意味がなくなるではないか!
ということで、コギらったくんは見なかったことにしてください(笑)。

いや、ウソです。
コーギーキャラというだけで、個人的には応援することにします。
よろしければみなさんもどうぞ!

よし、今日から、今年度は更新がんばろう!

 

(最後の一文、既読スルー願います)

2016年2月29日 (月)

おそまつさまでした。

まずい、2月が終わろうとしている……。
せめて月イチでは更新しますよね?、という生徒の怒りに対して、それくらいなら全然大丈夫だよぉ~(へらへら)などと適当にごまかしていたが、まずい、一度も更新していないまま2月が………。
ということで、急きょキーボードに向かう司書教諭である。

そういえば前回のブログで『天空の城ラピュタ』の話をしたところ、生徒からは「先生アニオタだったんですね!」などと言われ、たいへん心外であった。
別にアニメオタクでなくとも、『ラピュタ』を見れば、そして例の場面になれば、おそらく誰でも、少なく見積もっても国民の半分くらいは「バルス!」と叫ぶものであろう。(←それはない)
いやまぁ、それはともかく、いわゆる宮崎アニメってほとんどの人に好んで見られているでしょ。
それくらいでアニオタ呼ばわりされてしまっては、本物のアニオタに怒られてしまうわ。

とは言ったものの、まぁカミングアウトしてしまうと、もしかしたら自分ってアニオタの“はしり”だったかもしれんなぁ、と思ったりすることもある。
現在巷では「おそ松さん」がちょっとしたブームになっておる。
で、この「おそ松さん」の特集を組んだあのアニオタさんたちの愛読書たる「アニメージュ」が何と36年ぶりに重版されたという話を小耳にはさんだ。
で、この雑誌ですけど、司書教諭、なんと中高生の頃、創刊号から数年間ずっと買い続けておりました(笑)。
ということで36年前に重版となった号も覚えております。
ファーストガンダムのマチルダさんが表紙のヤツ(笑)。

いやでもね、当時はインターネットもないし、他に情報源もなかったのでそんなにのめり込むようなオタクにはなりようがなかったわけで。
ヤマトとかガンダムとか、アニメ文化の歴史を変えたような作品が出てきた時代だったから、かなり興味を持って接していたのは間違いないけど。

今の時代に中高生やっているアニメ好きさんたちは、羨ましいようにも思えるけど、情報が多すぎてたいへんだなぁとも感じる。
深入りしちゃうと、どんなに時間があっても足らないだろうなぁ。
勉強しなくなっちゃうよなぁ(汗)。
基本的に、何にせよ、のめり込むほど好きなものがあるというのは素晴らしいことだと思うのだけど、ちゃんと自分で時間のコントロールができなきゃアウトですね。
「酒は飲んでも酒に飲まれるな」という名言があるのを知っとるか?
バランス、大事です。

さて出版している徳間書店だけど、「宇宙戦艦ヤマト」が流行った時にこの作品だけを特集した「ロマンアルバム」というアニメMOOKを出版し、これが大好評だったので「アニメージュ」の創刊に踏み切ったという歴史があります。
で、この後気を良くした徳間書店は様々なアニメの「ロマンアルバム」を出版するわけだけど、アニオタもどきの司書教諭は、なけなしの小遣いをはたいてこのシリーズも買い続けるのであります。
そして後に、大学生となり地方から上京し一人暮らしをはじめた司書教諭が金に困った際、中野ブロードウェイの「まんだらけ」に行ってこの「ロマンアルバム」十数冊を買ってもらったところ、びっくりするほどの高額で売れ、おかげで飢えをしのげたという感動的な歴史があるのです(泣)。
言ってみれば命の恩人(本)かと……。

それにしても「おそ松さん」、あまりにもぶっ飛んでいて驚きましたわ。
かなり実験的なこともしているみたいだけど(よい子は見ない方がいいです)、何というか、こういう“センス”って、すごいなぁと感心しておる。
あ、でもアニオタじゃありませんから。
誤解なきように!

ps.
今気づいたけど、「酒は飲んでも酒に飲まれるな」とは書いたけど、当然生徒諸君は酒は飲んじゃ駄目だから。
「司書教諭が酒は飲んでもいいみたいなこと書いていた」とか言われると困るので一応断っておく!(←ほんとにやりそうだから怖い)

2016年1月17日 (日)

新年早々すみません。

このまま静かに消えていってもいいんじゃない、と思いつつ延々と更新をさぼ、いや延ばしてきたわけだけど、年賀状では卒業生にどうしたんだとクレームをつけられ、広告業者の方にも全然更新してませんねと突っ込まれ、3学期が始まったら2学期末以上に厳しい叱責を生徒たちからも受けるという何とも厳しい状況に。
で、挙句の果てに元旦にFacebookにアップした年賀カードのミスを指摘され、「ちゃんと謝った方がいいんじゃな~い(にやり)」というナイフのように冷やかな言葉もかわいい生徒からプレゼントされた。
というわけで、お詫びせねばなりません、ごめんなさい。

Saru3

「先生、あの怪獣見たいな猿、上半身は手前の渡り廊下にしがみついているのに、下半身は中庭の向こうの桜の木より後ろに立っているじゃないですか、何ですか、この猿は上半身と下半身分かれてるんですか(へらへらへら)」
間違いを見つけて教師をいじりまくる性格の良い生徒に恵まれております。
まぁ確かによく見ると怪獣猿の足は図書館前の桜の向こう側にいっちゃってるな。
いやいや実はこの猿身長が80mくらいあって渡り廊下に手をかけてはいるが身体は曲げているので下半身はずっと奥の方へ伸びているんだ、と言い訳を試みようと思ったけどみっともないのでやめておいた(まぁそうでなくともみっともないのだけれど)。
足を描くのが面倒くさくなって適当になったことは否めないもので。
たいへん失礼しました!。
(っていうか、そんなところまで皆さんいちいちチェックしないとは思うんですけど……)

こんなことして遊んでないで、ただ年始のご挨拶を載せるだけでいいとは思うのだけれど、毎年やっているものだから、やらなきゃいけないような強迫観念に囚われているわけであり。
今年は生徒たちと対比できるような構成にするとか工夫したのだけれど、肝心なところでミスってしまうという、相変わらずの司書教諭クオリティ。
やはりこういうところで遊んではいかんのだ!

などと言ってはみたものの、実は一昨日もテレビで『天空の城ラピュタ』を久しぶりに見たものだから、これはやはり例の「バルス」をSNSで叫ばなくてはいけないなどと思いこみ、始業式で校長が壇上で話しているという先日アップしたばかりの写真を開き、フキダシをつけて「バルス」と叫んでいるコラージュを作ろうとしたのだけれど、さすがにこれをアップしたらクレームつきそうだな、というかその前に校長に怒られるな、と気づいて残念ながらお蔵入りしたわけである。
よくそこで止めた、司書教諭、と褒めてほしいところだ。
だいたい「バルス」って滅びの呪文なわけだし、始業式にそれはまずいです。
(すいません、何のことか分からない方はスルーしてください)

またくだらない話ばかりになってしまい申し訳ございませんが、更新しないとそれなりにいろいろ面倒だったりするので、今年はがんばって更新しようと思います!

 

 
まぁ誰も信じてくれないだろうけどw……。

2015年11月 3日 (火)

し、衝撃の事実が……

「先生また一か月以上過ぎちゃいましたよ。」
「そ、そうなんですかぁ……(知ってるけど)」

そういえば前回、次はぜひ書評を、などと言っていたのであった。
とはいうものの最近あまり本を読めていないんですよねぇ。
そりゃ犬と遊んでばっかりいるからでしょ、と言われるかもしれないけれど(その通りなんだけど)、仕方ないじゃないか、くららちゃんがどんな時でも耳もとで「おとうさんあそぼーよあそぼーよ」ってささやいてくるんだからー(妄想)。
まぁそれでもちょこちょことは読んでますけどね、お仕事ですから(キリッ)

『君の膵臓をたべたい』という本がちょっと前から話題になっておる。
学校でも予約が入るくらい人気があるし、よかったよかったとはしゃぐ生徒もいる。
何しろタイトルがちょいと衝撃的だしキャッチーなんで、それだけでも話題にはなるわなぁーと思うわけだけど、たしかに中高生にもおもしろく読めるんじゃないかな。
「死」に向かう女の子と不器用な男の子のお話で、まぁありがちなテーマなんだけど、会話のやり取りなどおもしろく、ライトノベル好きの人にもよろしいかも。
これがデビュー作ということで、最初の方はけっこう力んでる感じだけど、だんだん慣れてきたのかストーリーが進むにしたがってスムースな筆運びになっております。

で、この小説を読んでいて個人的に驚愕した場面があったわけですよ。
病気の女の子に向かって男の子が物知り顔で言ったセリフ、こんな感じ。

「もしかしてミッフィーちゃんのバッテンが口だと思ってる人? あれは真ん中で上と下に分かれるんだよ、上が鼻で下が口なんだ」
「嘘ぉ!」

うそぉぉぉー!

登場人物より大きな声で叫んじゃいましたよ。
え、皆さん知ってました?
これって常識?
私、けっこう衝撃なんですけど。
ミッフィーちゃんはウチに絵本も何冊もあって、子どもにも読み聞かせしたりして、おもしろいお口だねぇなんて言ってたりもしたもんだ。
これはまいった。

ちなみに数あるキャラクターの中でも、ディック・ブルーナのキャラクターは一番好きなんですよね。
ミッフィーちゃんもいいけど、特に好きなのがブラック・ベア。
息子の部屋にも小さい時からずっと額付きのポスターが飾ってある(強制的)。
このブログを昔から読んでいる方ならご存知かもしれないけれど、当初はブラック・ベアを図書館のキャラクターにしたかったし、あちこちにグッズを置いたりしたかったんですけどね。
いや、単なる司書教諭の趣味っていうんじゃなくって、ブラック・ベアはいつでも本を持ち歩いているような読書大好きキャラなわけです。
でもって、あんまり夜遅くまで読書するから目が真っ赤。
ね、図書館キャラクターとしてうってつけでしょ?

けれどもミッフィーちゃんのようにメジャーじゃないんで、あまりグッズとかも種類が多くないし……。
著作権の問題からして、複製をペタペタするわけにもいかないだろうし……。
まぁでも、機会があったらブラック・ベアだらけにしたいと企み続けてはおりますです。

さて、気づいてみたらすっかり「書評」ではなくなってしまったようですが……。(知ってた)

ま、いっか。

2015年9月27日 (日)

お、お久しぶりです (みたび)

先生、もう二か月以上カエルがひっくり返ったままじゃないですか!

一瞬何のことかと思ったけれど、あぁそうでした、前回カエルをひっくり返しておいたのでした。
それすら忘れておった。
もちろん更新のプレッシャーはあちこちから常に受けてはいましたけどね。
まだ夏休みの頃は、長期休暇なんだから放っておいてもいいだろー、と余裕でいたのだけれど。
夏休み明けてからは、白亜祭前で忙しいんだよ、と言い訳しようと思っていたけれど。
さすがにもう言い訳がなくなってきてひたすら逃げる司書教諭。

で、またまたいつものように、夏休み前から借りている本をまだ返していない生徒を見つけ、君が返さないから更新しないんだぞ、とすべての生徒にせいにするという恥ずべき行為をまたまた行う司書教諭。

ところがまたまたいつものように、こういう脅しをかけるとしっかりすぐにちゃんと返しに来るものだから(いえそれは正しい行為なんですけどね)、ぐぬぬと呻くだけで何も言い返せず窮地に追い込まれる司書教諭。

結局逃げ切れないことを悟り、覚悟を決めてキーボードに向かい、毎度のことのように言い訳からブログを書き始める司書教諭。←イマココ

まぁね、でもね、先日やはり生徒に早く書けと突っつかれた時話したことなのだけど、今書いたら全部犬の話になっちゃいそうなんですよねぇ。
もうこの数か月、司書教諭の生活の中心は間違いなくウェルシュ・コーギーのくららちゃん!
親バカならぬ、犬バカと呼んでください、嬉しいから。
さすがに学校のブログで、飼っている犬のことばかり書いてたらマズイでしょ。

まぁそういう話をすると、「いえ、それでいいですよ、犬の話なら需要ありますから」
と生徒が言ってくれるのはありがたいけど、そういうわけにもいかんだろう、っていうか図書館の話は需要ないとでもいいたいのかと自虐的勘繰りをしたりして。
そういえばこの時何で犬の話でごまかそうとしたかというと、話をしていた生徒がやはり無類の犬好き、動物好きだと知っていたからで。
何でも家の3階(?)は動物の部屋みたいになっているとかいないとか。
しかもただの犬好きではございません、最初にいろいろと飼っている犬やら猫やらの話を聞いた時の衝撃がすごかった。

「犬猫はたくさんいるんですけど、この前可愛がっていた犬が死んじゃって」
「ほうほう、それはそれは……」
「その犬がよく部屋を歩いているんですけどね、」
「……ん?」
「けっこうのそのそとしていて邪魔だったりするんですよ」
「……ちょっと待て、それって死んじゃった犬のこと?」
「そうですよ、わたし見えるんですよ、部屋に入ってくるの」(平然)

(や、や、やめてぇぇぇぇぇl!!)
怖すぎます。
犬とはいえそういうの、弱いんですやめてくださいおねがいします、まぁ顔には出さないし言葉にもしないけど。

「けっこういっぱいいるんですよ、犬とか猫とかよく入ってきます」

(だからやめなさいと言うとるだろーぎゃ!!)(#言ってはいない)

というようなやり取りがあったわけで。
要するに動物心霊少女であった。
「ちなみに最近も死んじゃった犬、よく見るの?」と恐る恐る聞いてみる。
「あー、最近は見たことのない犬が入ってくるんですよぉ」
「…………。」
「ちょっとやばそうなので、盛り塩しておきました!」

……勘弁してください(震え)。
この通りです。

 

あら?
……結局犬の話ばかりになってしまったではありませんか。(#白々しい)
そういえば先日、生徒から「昔は先生、ちゃんと書評とか載せてましたよねぇー」とか嫌味を言われたのであった。
おー、そう言えばそんなことも確かにあったなぁ、かなり昔のような気がするけど。
よ、よし、今度は真面目な図書館のブログを書くぞー!
(#言うだけならタダ)

2015年7月13日 (月)

お、お久しぶりです (再び)

1

えー、再びお久しぶりでございます。
最初から何をふざけているんだ、さては奇を衒って読者の怒りの矛先をかわそうとか浅はかなことを考えいるんじゃないだろうな、と思われている皆さん……。

……そ、その通りです。
巷でちょっと流行っていた鳥獣戯画制作キットで遊びたかっただけとも言えますけど。
何かね、生徒の視線が最近怖いものでどうにかごまかしたいわけであり……。

あ、ちなみにこれはあくまでも生徒向けですので、一般の方はこれはスルーしていただき、どうぞご勘弁ください。

土曜日に「イザ!カエルキャラバン!」が催されまして、当然ひびコレ!やfacebookの担当者である自分は写真を撮りにいかなければならないわけで。
ということでパチパチやっていると、スタッフの生徒たちがやたらとちょっかいを出してくる。
「先生ブログ更新しないんですかー」ぐらいならかわいいもの。
「あ、一か月以上ブログを更新しない先生だ!」などとわざわざでかい声で指をさされたり。
「先生からブログを取ったら何が残るんですか!」などと真剣な顔で叫ばれたりする。

言っておくけどな、ブログ取ったって残るものはいっぱいあるんだぞ(たぶん)。
ブログはな、あくまでもサービス残業でやってるんだから(泣)。

さてここでまた極めて個人的な言い訳をつらつら述べさせていただきますけど、ここ一カ月ほどバタバタだったんです(定期)。
またですかー、などとうんざりした冷たい視線を感じずにはいられませんけど、本当なんです。
実はですねぇ、我が家になんと新しい家族が!!
と言っても早まってはいかん、家族というのは……わんちゃん!

このブログでも犬好きであることはあちこちで表明してきたわけだけど、実は今まで飼ったことがなく、幼児以来の念願叶ってようやく夢を実現できたんですーーー!
もう嬉しくって泣いちゃったよ、ほんとに。

え?
写真見たいって?
いやぁーしょうがないなぁー、そこまで言うならちょっとだけ見せましょうか。
あんまり見せると減りそうな気もするのでちょっとだけ。

 

 

 

はい!

Clara

ひぃぃ!
かわいすぎるぅ(泣)
ということで、コーギーのくららちゃんです!

ウチにやってきたのはつい一週間前なんですけど、そのずっと前からそわそわと準備に余念がなかったわけであり。
ね、そりゃもう、仕事なんてやってられませんよ!(冗談です、冗談ですから校長!)

あー。
ついつい個人的な話題に終始してしまって申し訳ございません。
今後は「図書委員の気持ち悪い言動」やら「司書教諭の裏推薦図書」(需要あるのか?)などにも触れないといけませんかね。

今日のところはくららちゃんに免じてお許しを。

2015年5月28日 (木)

お、お久しぶりです……。

えー、お久しぶりでございます。
司書教諭でございます。

ずっと更新をさぼ、いやしたいけどできなかったわけですが、べ、別にこのままとんずらしようとか、しらばっくれてそのうち閉じてしまおうとか、そんなこと考えていませんでしたからね、‥‥‥ちょっとしか。
毎度毎度忙しいんだと言い訳を口にしているので、聞き飽きたと白い目を向けられることは分かっておりますが、ほんとマジな話、特に新年度始まって3か月くらいは、余分な仕事は何もしたくなるくらいにいろいろなものに追われてぐったりしているのだ。

というような司書教諭の心からの叫び(=言い訳)を聞いて、いえ先生余分な仕事じゃなくてブログは先生のメインの仕事でしょう、などと言ってくるキミ、根本的に間違っているからな、言っとくけど。

ここしばらく、とにかくブログはどうしたと言われ続け、何度も言ってくる生徒の顔を見るとこそこそと逃げるというほとんどいじめられっ子状態になっていたわけであり。
昨日は図書館に来る図書委員には責められ、借りに来た生徒にも懇願され、挙句の果てには同僚の先生方からも「最後の更新4月12日だよな」などとチクリチクリ弄られ、さすがにこれはお手上げでござる。

そして、ブログブログと言い続けていた図書委員が実は3月に借りた本を延滞しているという事実をネタにして、キミが本を返したら書くことにしよう、などと更新しないことを生徒のせいにするという教師にあるまじき理由づけを行い逃げてきたわけだが、この本が昨日返却されるという最終局面を迎え、司書教諭とうとう進退ここに極まれり。

ちなみにその生徒、何でこの本だけずっと延滞していたんだ、と訊いたところ、いえ先生けっこうおもしろく読んでたんですけど最後の最後あとがきに入ったら全然面白くなくてなかなか読み終わらなかったんですよあとがきって読まなきゃだめなんですかね、などと訳の分からんことを言うので答えてあげました、「そんなこたぁ知らん!」
まぁマジレスすると、その本を読む目的によって違ってくるんだろうけど、たんに楽しむためなら読まずに終えてしまってもいいんじゃないんですか、ってとっくに貸出期限来てるんだからとりあえず早く返しなさいよ!

そういえばバタバタしているとどうなるか、という分かりやすい例を挙げておこう。
引き出しの中にあった使用済み封筒を捨てようと思って、中を確認もせず急いでビリッ、ビリッと破いたところ、なんか中に入っていたみたいでしかもなんか見たことがあるような模様があるんですけど。
はい、お分かりですね。
野口英世先生を見事に引き裂いてしまいました、ははははは。
せっかくなんで写真を載せておきましょう。
滅多にないことですし(たぶん)。

1

何かのお釣りをもらって封筒に入れてあったのを忘れておった。
まぁ銀行に持っていけば交換してもらえるみたいなんだけど、まぁそれも面倒だなぁ。

という話をすると、生徒が笑って言う。
先生、諭吉じゃなくてよかったねぇ!
いや、予想していた通りの反応なんだけど、そういう話じゃないんだけどね。
っていうか、天下の福沢先生をユキチとか名前呼び捨てかい!

まぁバタバタしてはいるけど、それなりに楽しく過ごしたいもんですね、とため息つきながら切に願う最近の司書教諭であった。

2015年4月12日 (日)

いやですからそういわれてもね

「先生、パンダのことですけど」
「どうした、パンダの写真集でもリクエストしたいんか?」
「違います、パンダがやってきたっていう4月1日のフェイスブックのことです」
「エイプリルフールだから問題ないでしょ」
「問題ないことないでしょ、信じちゃう人がいたらどうするんですか!?」
「い、いやだからちゃんと(言っておくけど今日は4月1日)って注意書きしてるでしょ」
「でもその意味が分からない人だっているんじゃないですか、本当に飼っていると思ってゾロゾロと見学に来たりしたらどうするんですか!」
「まぁ確かに学園の事務の人に電話かけたら『本当に飼うことになったんですか?』とかマジで訊かれてしまったが‥‥‥」
「ほらほーら、大変ですよー、責任問題ですよー、クレーム来ますよー(嬉)」
「よ、よしなさい! 実はけっこうドキドキしてるんだから(大汗)」
 

「とはいえ、そうは言いつつも先生のことだから、、ニヤニヤウキウキしながら面白がって投稿していた姿が目に浮かぶようです」
「な、何を言うんだねキミは。読者の皆さまに楽しんでいただこうという献身的な使命感から綿密な計画の下実施されたプロジェクト、たいへんな労力と緊張を強いる仕事だったのである」
「‥‥‥で、本当はどうなんですか?」
「いや、だから‥‥‥」
「エイプリルフールだし、まぁ何でも許されるだろうとか思って、てきとーにやってひょいっとアップしたんじゃないんですか?」
「にゃ、にゃにを言うんだねキミは。そりゃまーなんだ、技術的にはテキトーに見えるかもしれないが、エイプリルフールだからといってこんな写真を載せてしまっていいものか、悩みに悩んだ末の採用だったのである」
「まぁ確かにつまらないことでよく悩んでますよね」
「つまらないこととか言うな!」
 

「だいたいですね、今年の元旦には、エイプリルフールでも何でもないのにフェイスブックで中庭に羊を飼っている風の写真を掲載してるじゃないですか?」
「あ、覚えてた?」
「あ、覚えてた、じゃないですよ! あの時だって本当に羊を飼ってると信じた人がけっこう居たんですから。そのあと説明もしなかったし」
「いやだって、あれは年賀だし分かってもらえるでしょ。」
「問題はそこじゃないですよ」
「じゃあなんなん?」
「同じ手法を二度使うなんて、手を抜いてますよね(嘲笑)」
「‥‥‥‥‥」
 

「それとですね、何と言ってもうさぎが可愛そうじゃないですか!」
「は? 何でここで突然うさぎ?」
「生徒が手をのばしてパンダに餌を与えているような写真があったじゃないですか、あれって本当はうさぎにあげようとしているんですよね?」
「元の写真はね」
「自分の上に別の動物の写真を重ねられて存在を消されてしまううさぎの気持ちを考えたことがありますか、それって動物虐待じゃないですか!」
「いやいや、そうは言われましても‥‥‥」
「うさぎが可愛そうです、先生謝ってください!」
「え?誰に?」
「うさぎさんに‥‥」
「‥‥‥ごめんなさいうさぎさん」

 

生徒に大切にされるうさぎになりたい人生だった。

2015年3月16日 (月)

余計な仕事を増やさないでいただきたい

さて、学校はそろそろ今年度の終りも見えてきました。
行事が続き生徒たちもバタバタしているのですが、図書館にやってきて司書教諭にいろいろともの言いする生徒多数あり。
まぁ要するに「更新さぼってるんじゃないよ!」ってことですけどね。
(注:いえもちろんもっと丁寧な言い方なんですけど脳内の被害妄想フィルターを通すとこのように再生されるわけであり)

もうこの時期になると1年間を総括するような仕事が続くのでブログ書いている暇ないんだよー。
購入した図書に関する資料を作成したら何度やっても計算が合わないんでぐったりなんだよー。
(言い訳終了。)

というわけで更新が遅い理由は十分納得していただいたと思うので(すっとぼけ)、まぁお赦しください。
「いい加減にしてくださいよ!」なんて怖いことをわざわざ言いに来ないようにお願いします。

ところで前回は委員会のホワイトボードのメッセージを書き換える悪者について書かせていただいた。
まぁ何と言ってもまだ中高生、いたずらしたくて仕方ない女子たちの例示には枚挙にいとまがない。

先日、会議のため図書館からちょっと離れていて、戻ってみるとどうも雑誌書架の様子がおかしいことに気付いた。
雑誌の書架はすべて表紙が見えるようになっており、縦に4誌、横に16誌が並べられているのだけれど、何冊もの雑誌が開かれた状態で展示されているのである。
なんだこりゃ?

で、よく見てみると……、気づきましたよ。
すべて開かれたページにはジャニーズ系タレントの写真がどーんと……。
そういうことですか。
雑誌全部(?)からジャニーズさんたちを探してそのページを開いて目立たせておこうとするファン心理ですね。
しかもバックナンバーまで持ち出して、それも開いて展示してたりして。
あーこれは、コンビニの雑誌架で好きな女優やアイドルが雑誌の表紙に使われているとその雑誌を目立たせようと前に並べておく司書教諭と同じような精神構造ですね(←も、もちろん冗談ですよ笑汗)。

まぁ図書館には芸能人オンリーの雑誌は置いてないけれど、情報誌や映画、本、ファッションなど様々な雑誌にジャニーズさんは出てくるからなぁ。
まぁ仕方ないか…………

って許されるわけないわ!
余計な仕事を増やすな!!

あ、でも言っておきますけど、ジャニーズさんご本人がいけないわけではございませんので、ご、誤解の無いようくれぐれもよろしくお願いします!
い、いえ、ジャニヲタの皆さんからの非難を恐れているってわけじゃないんですけどね(汗)。

2015年2月26日 (木)

書かない脅し(ではない)

玄関ホールには各委員会の連絡用白板があって、委員会の招集や各種の連絡が記入される。
金曜日は委員会の日なので、実施する場合は何時にどこに集合、内容はこんなこと、などと書かれるわけだけど、図書委員会は全体の集まりはあまり開かれない。
この前も「なし」と記したが、すでに〆切を過ぎているのにPOPカード(お勧め本を紹介するカード)を提出していない委員がいたので、その生徒たち向けに連絡を記す。

「POPカード未提出者は至急提出のこと。提出しない場合は……」

さて、そこまで書いてどうしようか考えた。
書き始めたはいいけど、出さない者に対する罰則など考えておらんかったわ。
テスト直前に居残りで2枚書いてもらうなんてどうだ?
あるいは図書委員全員の前で一芸を披露とかどうだ?
などとくだらないことを考えているうちに決断がつかなくなり、面倒なのでそのままにしてしまった。  

すると次の日、まだ提出していなかった中学生の委員が、バタバタと走ってカードを持ってきた。

「お、なんだやっと描いたか!」
「どうも遅れてすいませーーーん」     
「確かにだいぶ遅れたけどな、それでもよく出す気になったな」
「いやだって、怖いじゃないですかー、何されるか分からないし……」

え?
何されるか分からないし、などと言われるほど極悪非道な振る舞いはしていないはずだが。
というか、むしろ紳士的な人間のつもりだが(あくまで「つもり」ですが)。

「だって『提出しない場合は……』って書いてあったじゃないですか、怖いじゃないですかぁ」

あ、そういうこと。
面倒だから最後まで書かずに済ませたのだが、読んだ方は勝手に妄想ふくらませて怖くなったというパターンですね。
まぁたしかに脅す時によくつかう言い回しですけどね(本当はただ考えてなかっただけだけど)。
それにしっかり応えてあわてて持ってきた中学生、かわいいもんです。
言っておきますが、脅しじゃないですからね。(たぶん)

ところがその後その白板を見に行ったところ、その文に誰かが勝手に手を加えておった。
「提出しない場合は、清掃!」と書き加えられていた。
何だよ「清掃」って!

と不思議に思ったけどあーあのことかもしれない。
学期末の大掃除の時、図書委員は図書館の清掃に来てもらうわけだけど(学年指定)、ハンディモップで本のほこりをとるだけのまったりとした掃除が楽ちんだということで、委員は教室などの清掃よりむしろ図書館の清掃に来たがる。
要するにカードを描くのが面倒なので、ゆるい清掃をして済ませようと思っているわけだ、そうに違いない!
許せん!

ということで「清掃」はすぐに消して、その替わりに「提出しない場合は、すごいことに……」と書き加えておいた。
妄想するがいい!
すごいことが待っているぞ!

……あ?、これは脅しかしらん?

そう言えば以前、委員会の有無を書くところに「なし」ということで梨の絵を描いておいたら、誰かが勝手にバナナの絵に描き換えるという事案があった!
あの行為も許されざるもの。
描き換えた者は…………(脅しではない)

 

ちなみに、そんなことより梨の絵を描いておくということ自体どうなんだ、という根本的な問題に気がつきました。
うーん……、ユーモアとしてお許しください(レベルはとことん低いけど)。