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2011年10月13日 (木)

渡辺司さんを偲んで

先日行われた高校修学旅行に関連して、ぜひ記憶に残しておきたい事があります。

本校では修学旅行で長崎を訪れた際、長らく渡辺司さんの一人芝居「命ありて」を観賞させていただいてきました。
渡辺司さんは、自らの被爆体験を講話ではなく体全体で表現する一人芝居によって伝えていく、異色の語り部として知られています。
今年もまた長崎でお会いできるのを楽しみにしていたのですが、8月31日にすい臓癌によりお亡くなりになりました。
本校にも早々に闘病生活されているという知らせが入ったため、生徒たちが渡辺さんへのメッセージを記した折り紙で作った千羽鶴を贈り病気の治癒を祈っていたのですが、残念な結果となってしまいました。

今回は渡辺さんの芝居を一緒に支えてきたメンバーの方に、DVD上映会を開催していただきました。
最後の公演となった8月5日の渡辺さんの鬼気迫る演技を観賞し、また生徒たちの贈った千羽鶴のメッセージを見て、渡辺さんがどうにか舞台に立とうと必死に病気と闘っていた様子を渡辺さんの奥様からうかがい、客席の生徒たちも感動し涙していました。

当日は朝日新聞やNHKなど、マスコミも多数取材に訪れ、生徒たちもインタビューを受けていました。
渡辺さんの舞台を目の当たりにはできませんでしたが、たいへん得るものの多い上映会だったと思います。
学校としても、今後もこのような機会を続けて設けていきたいと考えています。
渡辺司さん、本当にありがとうございました。

20111013
(※西日本新聞より)