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2013年11月 5日 (火)

目的は飴なのか?

何でだか分からないけれど、今年はハロウィン、賑やかであった。
メディアでもいろいろ取り上げられているけれど、街中もコスチューム族がわさわさと増殖しているみたいだし。
で、学校はどうかというと、教員も生徒も全員がゾンビメイクで授業を進行したのであった、というのはもちろん大嘘ですが。

生徒たちは、皆いろいろな飴を持ってきて友だちと交換するというのがハロウィンの定番のようである。
バレンタインならチョコレートを交換し、ハロウィンでは飴を交換する……って、完全にお菓子メーカーの策略にはまっとるな。
まぁ生徒もなにか理由をつけていろいろやりたがっているだろうし、楽しんだもの勝ちなんだろうからいいんですけどね。

ところで図書館では先日から「あめちゃん あげるよ キャンペーン」を開催中。
カウンター前に「あめちゃん箱」を出して、本を借りたら1個プレゼント!
それなりに皆喜んで持っていっているので大量の飴も順調に消費するだろうと予想。
しかし想定外だったのは、ハロウィンにおける彼女たちの行動であった。

「せんせー、ハロウィンだから飴あげるねー」
「おー、ありがとー」
飴ちゃんあげるよキャンペーン中なのに、逆に生徒から飴もらっててどうすんねん、と思ったりもしたけどありがたくいただいておこう。
と思って手をだそうとしたら、何とその生徒、袋からごそっと飴を何個もすくい取って、そのままカウンターの「あめちゃん箱」へ!

なんじゃい、司書教諭にくれるんじゃなくて、あめちゃん箱行きかいー!
大量の飴を消費しようと思ってはじめたキャンペーンなのに、むしろ飴が増えてるじゃん!
生徒とすればキャンペーン用に寄付してあげるという意識なわけで、まぁありがとうございますなわけだけど。
で、そういう生徒が一人ではないという事態……。
なんかおかしくないかい?

とは言うものの、さすがにそんな状況はハロウィンの時だけで、その後は順調に飴も減っているようだけど。
ただ、それでも未だに自分で持ってきた飴を「寄付」してくれる生徒がけっこういて、箱の中の飴の種類がさらに増えているんですけど。
なんか、あめちゃん箱がカオスのような状態になってきたわ。
あまりいろいろな種類の飴があるので、本を借りて飴を選ぼうとする生徒が、カウンターの前で延延とおしゃべりしながら選択作業を続けるという迷惑な事態になっているぞ。
全く女子校生というのは厄介な生き物である。
まぁしばらくの間だろうから我慢するけどね。
できるだけお静かにどうぞ……。

おっと、大事なことを言うのを忘れておった。
ただいま、読書週間中!
あめちゃんもいいけど、ちゃんと読書しましょー!!

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