« 2024年12月 | メイン | 2025年2月 »
3月3日はひな祭り。
ひな祭りには桜餅です。
野外研究部ではこの時期になると中庭のオオシマザクラの葉を使った桜餅をつくっています。
オオシマザクラの葉は4月に塩漬けしたものです。
小麦粉、白玉粉、食紅を混ぜます。
それを薄くのばしてフライパンで焼きます。
焼けたら、あんこを巻いてサクラの葉をつけます。
出来上がりです。
とても簡単につくれます。
サクラの葉の塩味とあんこの甘味がうまくマッチしてとてもおいしくできました。
多くの先生方も参加してくれました。
お茶の水女子大学の支援により、ウニの受精と発生の実験を行いました。
といっても、高校の授業で使った残りの卵と精子をもらっただけですが。
いままで春合宿で行っていたのですが、ここ数年は温暖化の影響なのか、海へ行ってもウニが少なく実験ができないでいました。
久しぶりの実験にみんな興味津々と顕微鏡を使って観察していました。
1月といっても暖かな日差しで気持ちの良い日、冬の散歩をしました。
のんびりとした雰囲気の中、冬でもいろいろな自然に接することができました。
前庭ではウメの花が咲いているはずなのですが今年はまだ咲いていません。
ウメの葉がが咲くための条件などの話を聞きました。
モグラが掘った後がたくさんあったこと、シジュウカラが会話していること、カラスノエンドウが食べごろだということ、サザンカとツバキの花のちがい、コブシのつぼみが膨らんできていることなどなどたくさんの自然を体験することができました。
中庭には小さなバラ園があります。
5月の末から6月にかけて、毎年きれいな花を咲かせています。
そのためには、今の時期の手入れが欠かせません。
穴を掘って牛ふんと油粕を埋めていきます。
この時期にあげる肥料は春になると抜群に効いてきます。
剪定作業も欠かせません。
春にどの芽が伸びてくるかを考えて枝を切っていきました。
きっと春には花がきれいに咲いてくれると思います。