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2010年9月 4日 (土)

直木賞作家、実は卒業生!

夏休み直前の7月15日、第143回の直木賞が決定。
以前ここでも取り上げた「天地明察」などの候補作品が6作挙がっていたのだけれど、見事受賞したのは中島京子さんの「小さいおうち」でした。
これはまぁ、ご存じの方も多いと思うのだけれど。
で、実はこの中島京子さん、我が共立女子第二高等学校の卒業生なんです
すごいぞ、中島さん!
やったぞ、中島さん!
ひゃぁ~、中島さん!

ちょっと公表に慎重になっていたのだけれど、教頭から「まぁいいのでは」ということでOKも出ましたので、大々的に……というわけではないけれど、とりあえずここにお伝えします。
公式HPにもトップページに載せたいですねぇ。
中島京子さん、おめでとうございます!(ちょっと遅くなっちゃいましたけど……)

20100904

ちなみに中島さんは本校の10回生でした。
文芸部にも所属していたそうです。
文芸部にその頃の機関誌が残っていたら、すごく価値のあるものになったでしょうけどね。
まぁ、たぶんもうないだろうなぁ。
私はまだその頃は勤務していなかったのだけれど、教頭に聞くと「覚えてるよー」と言っておりました。
もうだいぶ昔なんだけど、さすが教頭!
いやぁ、すごいな教頭は!
よ! にっぽんいち!……。

いかん、あんまりふざけると叱られるので止めておこう。
教頭もそうだけれど、学校に勤務する者としては本当~に嬉しいですね。
誇りに思います。
もちろん、在校生の皆さんもそうだと思うけれど。

というわけで、受賞作「小さいおうち」をぜひ一度読んで欲しいですね。
内容的には、昭和初期から戦時中、戦後の激動の時代を背景に、ある一家の忘れがたい秘めた恋の物語を、主人公である女中の目を通して描かれるもの。
在校生の皆さんにも読みやすいと思うので、ぜひご一読を。

中島さんはこれまでにもたくさん作品を出していて、図書室にもかなりたくさんあるので、それらの作品も併せて読んでみておくれ。
そして先輩に続け!という生徒諸君が現れることを期待する司書教諭であった。